このレビューはネタバレを含みます
前半はある家族の物語、中盤でミステリーの香りがして後半は…?といった仕掛けのある映画。
前半の井浦新さんが最高の男です。セリフの一つ一つが穏やかなのに強く、前半の時点でかなり泣きました。養子に関する見>>続きを読む
馬鹿みたいに泣きました。人間の作る約束や嘘といったフィクションの脆さ悲しさを見せつけられた後にあの終盤。映像が美しく壮大な分、人物の心情が切り取られて浮き出るように思います。
複雑なCG技術を使わなくても時間を操作できる発想の豊かさに衝撃を受けました。映画ってすげー!となったきっかけです。ノーランがよく描く「愛は時空を超える」はこの作品にも適応されるんですよね。
どうしてこんなものを見せられなければならないのか?と不愉快を畳み掛けてくる作品です。家族が最悪という人怖い系でありながらしっかりお化け屋敷的にも怖いです。音や構図の恐ろしさに釘付けになりました。
犯罪実録が基ですが、事件の悲惨さというよりはひたすら監督の主張を見せつけられる気持ちよさがメインかなと感じました。執拗に同じ構造を描いてくれるため、終盤はその主張はもう分かったから!と笑えてきます。こ>>続きを読む
邦題は"さるかに合戦"でも良かったのでは?スカッとする反撃が観られます。後半ではコミカルな殺害シーンが多くてテンションが上がったままエンディングに突入する、大変爽快で元気が出る一本です。