パク・チャヌクの監督としての幅の広さ、ソ・ガンホの演技の安定感が光っていた。南北関係を描いた古典的名作と言ってよいだろう。
このレビューはネタバレを含みます
見応えがあった。
イ・ジョンジェの色気が半端ではなかった。途中まで意志薄弱な感じだったが、マフィアとして生きることを決めた後の演じ分けはさすがだった。
いつものように一流の俳優が揃っており、娯楽としては面白い。
後味の悪さが残らないのも監督の腕。
20年経ても全く色褪せない。
中華圏を代表する超豪華キャストが集結した不朽の名作。李克勤が歌う主題歌も三部作の〆に相応しい。
一本通して見ることができて本当によかったと思う。
描かれたのは、一人の京劇団員に仮託した激動の中国近現代史と言ってもいいと思う。
日本軍、国民党軍、人民解放軍が三者三様に京劇の文化を踏みにじる様が印>>続きを読む
ストーリー自体には粗さが否めないものの、面白かったと思う。
イ・ジョンジェの監督デビュー作ということだが、剥き出しの暴力性が描写されている点にちょっと古さを感じてしまった。今の韓国映画はもっと先に行>>続きを読む