mmさんの映画レビュー・感想・評価

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

公衆トイレに入ろうと思ったことがないからこんなに突飛なデザインのお手洗いがたくさんあるのね、となった。
えーーーその作業着でお家の中入っちゃうんだと衛生的に心配になった。

木漏れ日ににこにこしちゃう
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ペパーミント・キャンディー 4Kレストア(1999年製作の映画)

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前時代の最悪が全て詰まりすぎて目も当てられなかったけど、その渦に巻き込まれてしまった本当は警察なんてなる器じゃない主人公が不憫でならなかった。しかし人間こうも堕落していくんだ…という不思議な気持ちに。>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結果論的に言うとフィクションのように美しいヒーロー物語だけど、結局は新聞って事実を大衆に伝えることしかできないんだと思う。その事実を知ってどう思うかは各人によるし、政府という強権者に会社ごと潰されるか>>続きを読む

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

書き残し忘れてたから記録用

監督、プロデューサーが登壇
母に誘われて興味ないながらもついていった
内容も監督の出自もよくわからないまま鑑賞。アナーキストという言葉を初めて知った。済州島での出来事も初
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バーニング 劇場版 4K(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジョンスの自意識の無さというか、感情の起伏のなさと終始情けない表情が印象的だった。
ベンとジョンスをヘミの隣に登場させる以上、双方は対極な立場として扱われているはずなのだが、ジョンスの自意識が無さすぎ
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

3.9

小学生だった時の記憶が年々古くなっていているので、考えが凝り固まっていなくて柔軟で正直、素直な子供って素晴らしいなと思った。子供が苦手なので、どんな大人よりも子供の命が尊ばれる一般倫理観って…という醜>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あんなに狂気に満ちた少年とは思えない彼が、最後には逃げ出すしラモンの家に行くし母親に電話するという子どもらしさからなる凡ミスによって捕まる姿が印象的だった。
迷いなく撃つ見境のなさと逃亡中の電車の中で
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モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

お決まりの流れがてんこ盛りの少女漫画原作の実写映画ではあったのだが、それは少女漫画原作というジャンルだからである。その枠を越えない程度にこの映画は他とは違う出来であったと感じた。

第一にキャスティン
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

しっちゃかめっちゃかな展開だったけど、こんな長い話が一日の出来事という設定が夜は短し歩けよ乙女みたいで、異様に壮大な話に見えるのがおもしろい。ギャッツビーの母親が娼婦だったと打ち明ける場面がよかった。>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

現在と過去が交差する描写が織り成す、19世紀後半の在り方が非常に叙情的な作品だった。
ジョーは姉妹の憧れの的であったのに生き甲斐である執筆が金を得るためのものになった後、終盤では自らの信念を曲げようと
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

絶望と希望と絶望で大学入学前に見ておいてよかった、最低で許されないけど生きているだけでよしとしてくれる先輩のような友人が私にもできないだろうか、

ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(2021年製作の映画)

3.3

全てが一夜の出来事である設定が素晴らしかった。たった数時間の中で無数の感情が渦巻き、ある問題は解決されある問題はどうしようもないまま置き去りにされる。夜が明けた後にひとつの恋が実ったのは微かな希望だっ>>続きを読む

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

・秋好の現在の所在を明かすのが早すぎた。
・河原の存在意義が不安定になっている。ぬるっと出てきてぬるっとモアイに入ってぬるっと楓達と仲良くなってて不自然。いわゆるモアイ信者の象徴としてもっと丁寧に描い
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