アカデミー賞を総ナメにした映画。CGのナチュラルさとかは流石ハリウッドって感じですが、文化の違いなのか、モンスターに共感があまり出来ず評価しづらいのが正直なところ。結局あいつは何者だったんでしょうね。
新しい時代の仁義なき戦いのようなとにかく熱量のある映画でした。個々の役者の演技力も力強く、映像の強さに磨きをかけていると思いました。
方言だったからなのか、聞き取りづらいところがあったのが残念です。
ストーリーの面白さよりもウェスアンダーソンの世界観を堪能する映画。犬の毛が絶妙に動いたりして、監督の細かいこだわりを感じた作品です。