せたさんの映画レビュー・感想・評価

せた

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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.6

旅にいきたくなる

5つの街の風景見てるだけでも非日常感ビンビン。24h営業のドーナツ屋さん。早朝から準備する食堂のおばちゃん。店の名前なんてないと笑い飛ばすおばちゃん。

ああ、いきたいなあ

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

家族を優先して生きるか、自分を優先するか。
アーニーを大切にしながらも、どこへでも行けるさ二人なら。
「アーニーはどこだー?」

ただならぬ関係だった奥様の「誰でも男は選べたのよ」「あなたならこの街
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.7

偏見で交友関係を狭めちゃいけない、狭めなければ生きがいがみつかるかもよ。

大切な人が暴力の前に屈したとき、どうすればその人を守れるか。冷静になってきっちり作戦立てよう。自分はどんなアクション取れるの
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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.5

日常のイライラとその向き合いかたと鳩

個展で兄がチーズいっぱい食べるの、かなりイライラするだろうなあ

鳩さん飛べるようになって良かったね、ナイス介抱でした

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.4

出発進行、後部良し、信号よし
異常なし

高倉健さん渋すぎ〜

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.1

心にくる、良い。皆かっこよい

統合失調症と付き合いながら名を残した夫
挫けそうになりながらそんな夫を支えた妻

『この病気は何が現実か分からない、例えばこう悟ったら?自分に大切な人や場所あるいは思い
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.9

好き
気まずさと思いやり。基本曇天。

前妻との会話で謝罪と愛してると言われて「今ので救われた」
養子の手配などをしたことに対し甥から逃げるの?と聞かれて「(この街に住むことを)乗り越えられない、辛す
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

シンプルに良い、さすが名作

自分が命を捨てようとした時に現れた天使によって自分がいなかった場合の世の中を見せられ、自分が歩んできた人生の素晴らしさを実感するというもの。
自分がいなかったら町名自体も
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.5

踏んだり蹴ったりなんだけど、カッコいいよ

映画館で映画見ずに女性の顔をガン見し続けるの良い

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.4

殺し屋さんたちのことCREWって呼んでるの好き

帰ったらケーキたべよ〜

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

色んな人がいるというのが分かる、と同時に否が応にも自省もしてしまう映画。

・偏見で判断してしまう人としない人
・流される人と流されない人
・真剣に向き合う人と向き合わない人
・相対する意見に対して耳
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DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

3.5

「あそこにいなきゃ分からないものがある。」

加害者と加害者遺族のDISTANCEを、浅野忠信演じる元教団の方の会話と回顧録から浮き彫りにしていくお話。それぞれ違った種類の距離がある。

ストーリ
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.4

「全てなくなる、無のみ、空のみ、無ならどうする?微笑むのさ」
突然倒れて死への恐怖が芽生えたラッキーの答え。全て受け入れるという覚悟、懐を持つことなんだろうな。

この答えにたどり着くまでの2つのエピ
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Calling(2012年製作の映画)

3.2

心神喪失?した妻と献身的に支える夫
そんな二人の関係を、ほぼ会話無しの映像のみで伝えた映画

妻は抜け殻のように虚無になり、それだけでなく飲み物を故意にこぼしたりかけたりする。それを表情変えることなく
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

ビフォアサンライズを見てハマったので、即鑑賞。映画を見る際は気になった言い回しはメモしながら見たりしてるけど、今作もメモの回数が多くなった。

前作同様会話ベース。しかし二人の年齢、経験、そして二人の
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.3

最初の飲み会の不快たるや、序盤から暴力性をビンビン感じた。
終始ちりばめられた多種多様な暴力、暴力から子どもを救うためのホリガイの決意。頑張れホリガイ

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.2

今まで出会った恋愛映画の中で一番好きかも

95%二人の会話に終始するが、二人から出てくる言葉は含蓄かつウィットに富んでいて面白く、一切飽きがこない。男女の会話ではなく普通の友人の会話だとしても面白い
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醜聞(スキャンダル)(1950年製作の映画)

3.5

スキャンダルに巻き込まれた人、弁護する人とその家族のお話

「あの人は悪いのではなく、弱いのだ」
真理ですね、肝に銘じます。
それにしても自分の裁判で醜態を晒し続けた弁護士に対して「お星様が生まれた
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スモーク(1995年製作の映画)

3.5

写真をずっと取り続けてファイリングする習慣、それのきっかけ。
その他諸々オムニバス的なお話。

きっかけとなるクリスマスのお話を最後映像化したのオシャレで好き

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.3

響いたり共感することは特にないけど、なんか引き込まれた。主人公と幸子が関係を持つきっかけのシーン、なんかエモだった。適当な感じで始まるあの感じ、なんか好き。あとオール明けの朝、あの気だるい雰囲気がしっ>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.1

かなり好きな世界観の映画。

些細な日常での幸せ発見スキルが高い主人公、バスの中で乗客の会話に楽しみを見出し、少女に話し掛けその子の詩に出会い感動を貰う。そんな彼はルーティーンマン。対して奥さん?は真
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.8

エグ味のある青春を圧倒的な映像美と印象的な音楽によって中和させた映画。仲良かった部分を丁寧に描いてる分、ずしんと来るね。

突然仲良かった友人からいじめの標的になる子。家庭環境の変化がトリガーとなり病
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セッションズ(2012年製作の映画)

3.3

別の切り口で知っていた身体障害がある方の性事情を扱った映画。愛を伝えていったことで愛されることもできたというお話。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.4

開始10秒でテンション上がる音楽と映像

「豊かな人生なんて興味ない、ヘロインがある」
「健全な選択としてヘロインを始めた」
「世の中は変化してるのに音楽も一緒、老けちゃうわよ」

荒廃してる状態から
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結婚のすべて(1958年製作の映画)

3.6

単純に面白かった
妹のしゃきしゃき感、心地よい

結婚という"社会的結合"がどのようなきっかけで、どうやって保たれているのか。
セリフがオシャでしたね

姉「あなたって方は一度だって胸の呼び鈴を鳴らし
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

中途半端な多様性への迎合に対する皮肉。タイトルもだいぶ皮肉
"黒人を受け入れてますよ"感を出すことで、何か色々上手くいくんだよね。っていう世間へのアンチテーゼ。「白人が求めているのは真実ではなく免罪符
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青空娘(1957年製作の映画)

3.5

青空さん、こんにちは!
常に前向き、ひたむきな主人公が苦難にも負けず頑張って、本人もハッピー、周囲のみんなもハッピーという清々しい映画でした

女中先輩といいキャバレーママといい、明るいキャラのおばさ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.5

この映画を鑑賞したことで、時計じかけのオレンジのイメージに染まってたあの歌を取り戻せた。これが一番

「夜霧?僕には太陽が降り注いでるよ」からの晴れやかな気持ちでの、あの歌。良かったね~

キャシー綺
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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

3.8

ラジオから流れる音楽に衝撃を受けた少年がメンバーを集めてバンドをし、終身バンドリーダーになったお話。青春すぎてデンデケデケデケ。

「部室の鍵は下級生に譲り渡している、従って僕には入れない、従って僕に
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酔いどれ天使(1948年製作の映画)

3.5

三船敏郎が圧倒的に美しい、セクシー
戦後間もない街の雰囲気が味わえたのも良い

口悪くても酒好きですぐキレてもの投げる、だけど患者さんのこととても考えてる医者。自分の身体を労らず酒に飲まれるヤクザ。二
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.8

最初から最後まで漂う閉塞感というかそんな感じの空気、好き。
ストーリー自体はそんなに面白みはないけどなんか好き。

キャッチャーコピー?の「ロードの無いロード・ムービー。愛の無いラブ・ストーリー。犯罪
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.0

とっても良い、エモい。朝井リョウっぽい。

甲乙つけがたいけど、みんなが楽しそうにしてる空間が苦手な女の子と図書室の先生の物語が一番好きかな。多分だけど多いよね、こういう人。自分もそういう時期あった。
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