ももかさんの映画レビュー・感想・評価

ももか

ももか

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

くるみちゃん可哀想
香ちゃんも原作なら分散して起こる不幸がまとめて降り掛かってて可哀想

ゲキ×シネ「天號星」(2024年製作の映画)

4.5

劇団☆新感線は、入れ替わりと記憶喪失ネタ率が高い気がするのですが、今回は入れ替わりでした。
早乙女兄弟に殺陣をさせたら面白いに決まってるし、この人にこれをやって欲しい!!を実現させてくれるところが大好
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.6

私の生まれた年に公開された作品ですが、将来に対する閉塞感や絶望感はいつの時代も変わらないのだなぁと思いました。
技術は進歩し、将来は確実に便利になるのに、それでも過去を美しいものと捉えてしまうのが不思
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

面白かった!
もふもふ動物たちが暮らす、建前上どんな夢も叶うズートピアは、欺瞞と偏見と不正に満ちた世界。それでも健気に頑張るジュディと、夢やぶれて拗ねて生きているニックのコンビが可愛い!

人々が自由
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.5

映画も舞台版もそんなにハマらないけど、テンションの高い作品なので楽しく観れました。
舞台版の方が、サティーンやジドラーの背景が細かくなっているので、個人的には好みです。
この映画が好きな方は、今夏に舞
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.5

超絶面白いけど、めっちゃ押井守だし、インセプションでした。
現実と想像(夢)をテーマにした作品は、たくさんあると思いますが、『うる星やつら』をモチーフにやるにはダークすぎて、賛否両論も頷けます。
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.4

個人的ハイライトシーンはのび太とドラえもんがお風呂に入っているシーンです。ドラえもんがシャンプーハットをして頭を洗っていたのですが、ドラえもんって髪生えてるの?ロボットなのに水平気なの?と気になりまく>>続きを読む

カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

人を傷つけるのが人なら、救うのも人だというお話です。綺麗事に思えるかもしれないけど、純粋なものを抽出して表現出来るミュージカルだからこその納得があると思います。

王様と私(1999年製作の映画)

3.8

立場の違いや偏見を乗り越えて、人と人が手を取り合う姿に純粋に感動しました。アンナ先生の聡明さに救われます。
『Shall We dance?』をはじめ、名曲ぞろいの素晴らしい作品です。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

2人はどこに行きたかったんだろうとか、結局なにがしたかったんだろうと思いましたが、別に何も無くて、退屈だったというだけなんだろうと思いました。

私なら間違えてもこんなことしないと観てて思いましたが、
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ロウワー・イーストサイドで同じ不運に見舞われて出会った彼らは、友情を育んだ。しかし、目指す先が違かったから、彼らの人生はぶつかり合いすれ違った。昔、友情が、恋があった。そこからはもう遠ざかってしまった>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

最高!
この映画観たら、死ぬまで一生X JAPANの『紅』聞くだけで泣ける体になれる😂

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のウォンカが幸せそうなのって、読み書きもできなければ、無知ゆえに資本家に嫌がらせされていることも認識できてないからって思うと、その後のハッピー展開がかえってしんどく思えました。
でも音楽はとっても
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.7

家族をテーマにした作品は、その時代の社会やジェンダー観を反映するので、家族のあり方が複雑になる時代にここまでヒットする作品が出てきたことに嬉しく思います!
かりそめの親であるロイドとヨルの手によって
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RRR(2022年製作の映画)

3.5

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します🙇‍♀️

面白いには面白いんですけど、それでいいのか?とは思います。
でも、宝塚が舞台化したくなるのはよく分かったので、観劇は楽しみです
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

人は時に驚くくらい無力で、人生にはままならないこともあるけれど、そんな時にこういう物語が励みになるのだと思います。少しでも希望はあると信じられたら、きっと生きていけると思うから。

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

5.0

胎教からバーンスタインの音楽を聴かされてきた私にとって、好き嫌い以前に心から惹かれてしまい、一映画としての批評はできません。

何故彼の音楽に惹かれるのか、自分では全く分からないけれど、私の音楽への初
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ゲキ×シネ「神州無頼街」(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

卒論で忙しすぎて、映画が全然みれないのが悲しいのですが、これは授業の課題で観ました。

劇団☆新感線はやっぱりショーアップされたステージの面白さ、有名俳優がバカスカ出てくる豪華さ、歌やセリフをモニター
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.3

若さと戦争を前に、抗いきれない運命を受け入れて大人になる苦さと切なさがよかったです。

ストレートプレイでやると重くなりすぎてしまう題材を、鮮やかなミュージカルにすることで魅せていて、私はとても好きで
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タカラヅカ・レビュー・シネマ 星組公演「1789 バスティーユの恋人たち」リミテッド上映(2023年製作の映画)

4.5

フランス革命を題材にした作品となると身構えてしまうかもしれないが、重税に苦しむ第三身分の反乱と既得権益を守ろうとする貴族の対立の物語として描かれる本作は、今の私たちの物語としても見れると思う。決して、>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

4.5

安易な笑いを畳み掛けた後に、でもそれってほんとに笑えることなの?という一瞬のしらけがあって、クドカンの笑っていいことと笑っちゃいけないことのバランスが時代や核心を突いていて面白かったし、ゾッとした。>>続きを読む

次元大介(2023年製作の映画)

3.6

キャラクターの心情やガンファイトは面白かったけど、タクシーでは禁煙なのに昭和の街並みだったりと、時代背景があやふやで、現実の日本に次元大介という人物を召喚する難しさを感じた。
このストーリーだと、次元
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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.2

「とかく浮世は儘ならぬ 日傘差す人作る人」

恋の鞘当てや骨董狂に振り回されるたわいも無い物語と悠長なキャラクター、ほのぼのとした音楽でとっても楽しい名作オペレッタ。
花組公演の予習として観ましたが
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.8

エンドロールで原作『シティーハンター』のタイトル紹介がORIGINAL COMICではなくて、ORIGINAL MANGAとされていた所に、日本のマンガは海外でMANGAとして区別されて受容されている>>続きを読む

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

4.0

冴羽獠はただの呑気なスケべじゃなくて、ほかの女の子にちょっかい出したり、香には酷いことを言う事で、自分から香を突き放そうとする思慮深いスケベであり、獠なりの不器用な愛情表現なので(素直に鼻の下を伸ばし>>続きを読む

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.0

あまりハマらなかったです。
登場人物のキャラ立ちが弱いことと、作画枚数に対して絵の演技力が見合っていないのではないかと思いました。その結果、声優がキャラクターを引っ張っていっているように感じました。最
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.1

今敏監督がまだ生きて映画を作ってたら、アニメにおける絵の演技力の意味がもっと違ってただろうなと思いました
絵の演技力がめっちゃ高い

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.5

一映画作品としては微妙だけど、シティーハンターの新作アニメ映画としては大満足!

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.7

クレヨンしんちゃんというより大根仁映画です。
大根仁のいつもの非リアに対して、拗ねてないで頑張ってみろよというメッセージの映画だと思います。ただ、拗ねるに至る過程を肯定しているし、そこでしんちゃんとい
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ゲキ×シネ「薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還」(2023年製作の映画)

4.5

観劇経験がない人でも映画館でなら楽に観られると思うし、演劇好きにはたまらないネタが散りばめられていて(特に2幕の頭)、演劇は人を選ぶ作品が多いけれど、誰にでも心から勧められる稀有な作品です
とりあえず
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SAND LAND(2023年製作の映画)

4.0

鳥山明の絵が動いている楽しさも、キャラ立ちの面白さも、ストーリーの重みも相まって、娯楽映画として完成されていると思った
完全に滅菌されて、観ていて負荷のかからないアニメ映画も多いけれど、悪魔の視点やポ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.6

移民などの社会問題のメタファーとして、エレメントというファンタジーを用いることで、リアリティを担保していてよかった
社会問題をテーマに据えた映画としては、潔癖すぎるし都合の良い結末にも思えたけど、みん
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ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

4.2

「スーダラ節」などの聞き馴染みのある音楽やコメディー演出が面白いのはもちろん、無責任男からみた世の中がいかにトンチキかが見えてくるのが皮肉で面白い。女性が強くて見てて気持ちがいい

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.1

主人公2人の出自が大きなテーマになっていて、だらしない大人の負の遺産として傷を負いそうになるけど、実は戦争の混乱の中、2人の親とその仲間によって、愛されて生かされたことが分かって、これで2人は安心して>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.9

本編とは関係ないけど、人が(特に男性)一生人を殺さずに生きれる地域と時代はとても限られていて、否応なく戦争に巻き込まれてしまうことは、悲しいことだと思いました。

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