みーる@にゃんぽこりんさんの映画レビュー・感想・評価

みーる@にゃんぽこりん

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ミスト(2007年製作の映画)

4.4

ラストの強烈な後味の悪さに毎度毎度全身の力が抜ける…(。ω°)ぎゃー
突然現実離れした異常な状況に陥り、恐怖心に支配された人間がいかに脆いことか。未知の存在への恐怖から、理性を失った人間自身に対する恐
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ロリータ(1962年製作の映画)

3.9

ロリータのあどけなさ、かと思えば妖艶で大人びた表情が魅力的。少女というには少し大人びすぎているけど、逆に思春期の揺れ動く不安定さが伝わるなあなんて。もっと幼い女の子が演じてたら、まともに見ていられなさ>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.6

禁断症状のシーンが夢に出てきそうな不安感。音楽も良くて、リアルを知らないけどトランス感がとてもリアル。
ストーリーにメリハリがあって終わり方も清々しくすっきり。人間関係が揺らぐのは非常に不安なものだけ
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.9

もうどうなってもいいから早く決着ついてくれ!と思わず懇願する程ハラハラした。それもこれもジャックニコルソンの狂気溢れる演技のせい。そしてなぜか浴室シーンの間の持たせ方が邦画ホラーを彷彿させてぞわぞわ。>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

皮肉混じりな台詞や時折コミカルな演出、和やかで穏やかな空気感。かと思いきやどかーんばきゅーんと急展開が来たり、来るぞ来るぞと思うと来なかったり、良い意味で安心して見てられない映画でした。

危険な遊び(1993年製作の映画)

4.5

昔テレビでチラッと見て、ラストシーンが強烈に焼き付いていた。ホームアローンのイメージが強いマコーレーカルキンだけど、この不気味さはなかなか味があるなあ。どうしてあんな考えを持つようになったかは色々な解>>続きを読む

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

4.6

小さな舞台の中での緊迫感がとても丁度良い。スケールが広がり過ぎず、見ている側もストーリーを追うごとに建物の構造を理解してゆけるので、リアルな感覚で映画に入り込める。