shikibuさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.8

エレベーターに落ちる火の刹那さ。何もエロいシーンないのに何かエロい。

仁義の墓場(1975年製作の映画)

3.8

風船のカットが印象的
映画史に残る飛び降りシーン

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.7

(2023.12.03再見)
初見の時はあまり印象に残らなかったけど、改めて見ると面白かった。
脚本家の苦しみ、というよくあるテーマだけど、糊が溶け出して剥がれる壁紙、殺人鬼から渡される小包、燃え盛る
>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.7

洋画ホラーの中でかなり好きな部類。びっくり演出に固執せず、じわじわとくる演出や、見せない演出が憎い。洗濯物や、時計など小道具の使い方も秀逸。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.9

なんか色々すごかったんだが、結構忘れてしまった とりあえずシャーリズセロンとトムハーディと白塗り男の鎖やら銃やらホースやらを駆使した戦闘シーンが地味にツボ あと車の下にバイク突っ込んでくる描写もすごか>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.0

テンポのいいカッティングはセリフの小気味良さに合わせって心地よい時もあるけど、ちょっとテンポが早すぎるような 男と目を合わせてはいけない寺のシーンは面白かった 大泉洋と満島ひかりが薬仕掛け越しに視線を>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

興奮した これは映画館で味わってよかった JKシモンズも怖かったが、パッとしなくて何考えてるのか分からない主人公も怖い 息詰まるような接写 演奏に合わせて映画自体もセッションしていた 血で汚れていく様>>続きを読む

やさしい女(1969年製作の映画)

3.9

オープニングの鮮やかさ。一見回想談にみせかけて過去と現在を交錯させるカット割りのうまさ、車、銃といった小道具のうまさ、そして何と言ってもドミニクサンダの美しさ。絶品。

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

3.8

役者はろうあ者のみで、全編手話という映画。かといって、サイレントというわけではなくコミュニケーションをとろうともがく手、息遣い、環境音が響く。映画から何かを探ろうと前のめりになった観客を殴るかのような>>続きを読む

ぼくたちは上手にゆっくりできない。(2015年製作の映画)

2.5

舞城>>>桜井亜美>>>乙一の順で好き
「Good Night Caffeine」
少女があらわれるショットとか、白い服を着た女性がこちらに来るショットなど、おお!と思ったけど、なんか編集のリズムとか
>>続きを読む

苦役列車(2012年製作の映画)

3.9

序盤の弁当食うところで口に飯入れたまんま話す森山未來がいい 鼻水は垂らすし、まくし立てる時に唾は垂らすわ、生き様がにじみ出てた 山下監督特有のオフビート感がありながら、ある種のエネルギーも感じる稀有な>>続きを読む

雁の寺(1962年製作の映画)

4.5

大傑作。主人公が何を考えてるのか、分からない。ゆえに画面にくぎつけになってしまう。意表をつくカッティング、「また見られてしまった」とぼやく若尾文子の色気。

うつせみ(2004年製作の映画)

3.6

前半失速気味だけども、後半の面白さが尋常じゃない。今までみたキムギドク作品のなかでも一番好き。見ること見られることへの飽くなき探究心。絶品。何も語らず淡々とすすみながらも、サスペンスがある。ラストカッ>>続きを読む