もっこさんの映画レビュー・感想・評価

もっこ

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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

食を通じて弱者が団結し 自らの生きる環境を掴みにいく話

私はこういう物語が本当に好きです
この世にも善意はあるのだと 社会は変えられるのだなと思えて元気が出る

そしてこちらばかりが元気をもらって
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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終章がとっても気に入りました

心の赴くままに 行き当たりばったりを生きていく主人公に惚れ惚れする
それは、自分の行動の責任をちゃんと自分で負っているからだと思う
主人公のような才能は無いし 彼女ほど
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

物語のラストシーンは容易に予想できるものであったけれど、その死は あれほどの悲劇の中に幸福感を伴っていたように思えたのが不思議で かつ大変勝手ながら救われた。

時代の移り変わりによって 芸に求められ
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ジュリアン(2017年製作の映画)

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日本で非合意強制型の共同親権が実現されるということで絶望しつつこれを観た

観ている間何度も思い出したくないことを思い出した
本当に嫌 絶望する他ない

Summer of 85(2020年製作の映画)

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「この出会い方、ランティモス作品なら気味悪いホラーになるだろうな」とか思いながら観てて集中できませんでしたね

小説の文体を意識した語りとして主人公のナレーションを入れたんでしょうけど、その説明的な演
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LOVE【3D】(2015年製作の映画)

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子供と元カレの名前が出た時思わず笑ってしまった

ギャスパーノエ好きだけど、この映画は嫌いだな
この状況の男性側の苦しみとか知ったこっちゃねえよ
母親になった女性の描き方の薄っぺらさが気になってしょう
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これに救われた人が沢山いるだろうなと思うし、私もいずれ救われる日が来るんだろうなと思う

"親の手を離して楽になりたいと思う気持ちは悪いことじゃない"って子供に教えてくれる映画だと私は受け取った

フローラとマックス(2023年製作の映画)

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やはり好きだなあジョンカーニー

この希望と安心感は、ジョンカーニーが直向きに音楽のちからを信じ続けているからこそ表れるのだろうと思う

いつも、私も救われたような気持ちになるよ

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

近いうちにもう一度観返す
とても良かった

女性2人の連帯を描く作品は数多くあるが、それらと比べてもこの作品の終わり方はかなり気に入った。
小説に希望を持たせている部分が特に良い。

序盤に男性との三
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コロンバス(2017年製作の映画)

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癒された

"親に愛されなかった子供"に共感してしまう
「不平等だ」に頷く
その心情が、大切な人が自分の人生を歩めるように背中を押すというプラスの影響を与えていたのは 私にとっての救いだった

マイPSパートナー(2012年製作の映画)

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ピョン・ソンヒョン監督の次回作がロマコメらしいと聞いて、過去作ロマコメを視聴。

これまじで不汗党と同じ監督なの?
この後めっちゃ勉強したんだろうなあ…と思った

そして以前から女性の描き方下手だなと
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私の少女(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後の決断に救われた

あのまま少女が恐ろしい存在であるかのように描かれていたら耐えられなかった
少女をそうさせているのは"社会"であるから

子役へのケアに最大限注意を払った撮影だったことを願います

怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この映画、公開をとても楽しみにしていたんですが 是枝監督の「LGBTQに特化した作品ではなく、少年の内的葛藤の話と捉えた。誰の心の中にでも芽生えるのではないか」というクィアを透明化する発言を受けて 公>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

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「か、鍵閉めた〜!」と思わずテンションが上がってしまった

こういう その後の展開を視聴者に委ねてくれるラスト、好きなんだよな

我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こ、これを良い話みたいな感じに…して良いんでしょうか…?
「有益な嘘だった」…?そんなこと言って大丈夫ですか…?

その女性が時計渡されて泣く意味もわからん
全然わからん

最近 私刑を描いた作品を複
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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うっ…刺さる…

弱者の中にも、人から守られることで自分を保っている弱者と 人を守ることで自分を保っている弱者がいるのだ
そしてその非対称の関係は決して"連帯"にはならない

「私もあんたの1番になり
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ロブスター(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後こっっわ……

森パートが始まってから「極端すぎるだろ」と思ってたんだけど、よく考えるとそれは私の人生のフェーズがまだそこに到達していないからだな
今の私は「パートナーをつくれ」という圧力をビシバ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この題材でこの終わり方をして「スカッとした!」とは私は言えない
残された者が傷を抱えて苦しんで犠牲を払ってやっと加害者の罪が可視化されるという非対称に胸糞悪くなるべきじゃないか

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

内容はまあ、おじさんたちの理想なんだろうなという感じ
でもあそこで1人で生きる決断をしただけマシだ
その後まちこに介護をさせる展開だったら観るのやめたかも

料理がとにかく美味しそうだった
特に筍
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わたしたち(2016年製作の映画)

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最初に思いつく悪口が「なんか臭くない?」なの、パラサイトを思い出した

ドッヂボールって、スクールカーストの可視化/強化の役割してるよなと再確認

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

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人情に訴えかけるのが上手いのか観やすかった
でも、実話を基にしている冤罪事件をこんな風に「感動映画」みたいな作りにして良いんですか…?
こういうのってめちゃくちゃ胸糞悪くなって然るべきだと思ってるんだ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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想像より何倍もヘビーだった…
ポスターの雰囲気とはちょっと違うぞこれは…

誰も向き合っていない、ケアや医療に繋げようとする人間がいないのがしんどすぎる
「お母さんばっかりずるい」という言葉は実はその
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

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お父さんのビデオ良すぎたな〜

恋する惑星よりこちらの方が後なんですね?へえ〜
独特の世界観作るのが本当にうまい

バレリーナ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

世界観がめっちゃ好み〜
でもアメリカンダイナーをモチーフとして使うのはチープな気がします そのまんますぎる

殺す直前が長くてくどくて台詞も安いなと思っちゃったんですけど、これ何でかというと そもそも
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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ふわふわな布たちのあたたかさを感じた
手で触れる質感が人を救うことってある
洗って濡れた時の「重っ!」という台詞も良かった

悪意に対してちゃんと傷ついたり 真剣に怒ったりすることをめんどくさがる風潮
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カラーパープル(2023年製作の映画)

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人権の教科書としてめちゃくちゃ観やすかった
最近観た「哀れなるものたち」の感想で"白人女性が性の解放について模索している時、黒人女性は奴隷だったことを忘れてはいけない"みたいな文章を見かけたんですが、
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ハント(2022年製作の映画)

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これが監督デビュー作か…イジョンジェすげえ…
でもぶっちゃけ、カメオ出演が豪華すぎて中盤くらいまでストーリーに集中できませんでした!笑
もう一回観よう

そばかす(2022年製作の映画)

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これが良い作品だなと思ったからこそ 主人公のセクシャリティについて公式が明言していないのはやはり気になります。

セクシャルマイノリティに名前がついているのは、"カテゴライズされる"ためではなくて社会
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ランユー 4Kリマスター版(2001年製作の映画)

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場面切り替わる度に「ついていけねえ…(ついていけてねえ…)」ってなりました
もうちょっとこう…視聴者が2人に感情移入する時間をください…置いていかないで…

U-NEXTの紹介文の話なんですけど、同性
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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家父長制、ここに極まれり…

これをもっとブラッシュアップ&大衆向けにしたのが「哀れなるものたち」って感じ

それにしてもほんっと胸糞が悪い

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