前評判に対して期待が高すぎたかもしれない。可もなく不可もなく。エンドロールが良かった。
家族や命が大事、という戦争もののありきたりなストーリーに収束し、可もなく不可もなくという感じ。最後のシーンは印象的だった。
ファンタジーかと思いきや寧ろ現実を突きつけられる手法が面白い。
映像の演出も不思議な感じも作風にマッチしていた。
映画単体ではそこまで面白くないわけではないが、原作にしかない色々な説明、伏線が端折られていることを知り、要所要所を詰め込んだだけのように見えてしまう。
色々都合が良すぎる感じもあるが、終始明るく爽快である。
なんか上手いこといきました感と、やっぱり家族は大事みたいなオチのつけ方でストーリーとしては平凡と感じた。
このレビューはネタバレを含みます
世にも奇妙な物語、にありそうな話。
水槽での溺死に関しては、意思の存在などのテーマも感じさせ興味深いが、仕掛けはファンタジーでした、なのが至極残念。
ファンタジーだがどうしても都合の良さを感じてしまい、設定を活かしきれていない印象だった。
統合失調症の恐怖を感じた。
ゲーム理論の内容を期待していたが、数学的な要素は低く、設定がややもったいない。
人が狂うまでのめり込む系。単純にドラマもうまく音楽も素晴らしい。
最後の10分の言葉を使わずに全てを回収する非常に秀逸な演出。