東京国際映画祭でチケットが当たったので観てきた。
塚本監督節炸裂。
絶望感とあきらめと生への執着がないまぜになった戦後の空気を体現する役者さん達がすごい。
映画前半の、薄暗い地獄の様相の中で生活する疑>>続きを読む
急遽遺体安置所担当に指名された役所の職員が、
ずらっと並ぶ遺体を前に呆然として何もできないところから始まる。
徐々に自分と折り合いをつけて出来ることを始めるところはぐっときた。
それでも遺体に縋りつく>>続きを読む
本作は池袋のロサでロングランしてたのは眺めてたけど、
阪元裕吾監督の作品は「ハングマンズ・ノット」がしんどかったので敬遠してた。
ただやたら評判が良かったので最近加入したU-NEXTで試しに観てみてぶ>>続きを読む
新文芸座でソナチネとの二本立てで鑑賞。
昔観た時は整合性度外視の超キャラ重視映画だと思ってた。ヤクザから強盗するのにプランが緩すぎん?とか、なぜ逃げ場所そこなん?とか、それいる?とか思ってた。
ただ面>>続きを読む
ジャケがずっと気になっててやっと鑑賞。
オムニバス形式なので気軽に鑑賞できるし、音楽も映像も良く、キャラも立っててストーリーも独特。最後まで一気見してしまった。ただ多分オチは無いので、オチを考えながら>>続きを読む
カリスマ性の残り香を感じるが、実態は精神が崩壊した抜け殻のような感じ。
晩年のヒトラー像はこんな感じだったのかもと説得力があった。
阿部サダヲの目が怖い。
拷問シーンはエグめ。
人の心を完璧にコントロールする殺人鬼の話だけど、
すごすぎてちょっと笑った。
主人公が、体が弱くて車椅子でっていう制約だらけなことが緊張感を増している。主人公が死ぬ思いで状況を打破しようとして、母親の狡猾さの前で防がれる度に、観ているこちらの心も折れそうになる。でも主人公の心は>>続きを読む
親の食堂を継いでしぶしぶ働く主人公の腕が認められて、超厳しくて有名なシェフの元で特別な存在になろうとのし上がる。
料理を食べるシーンで、食欲に抗えない感じの本能的な食べ方が、最初は不快だがだんだん楽し>>続きを読む
地雷を踏んで何も出来なくなって生きているより、勇気を出して一歩踏み出すことが大事ってことかな。
地雷が起動しない確率は7%らしいので、普通に考えたら一歩踏み出せば93%の確立でほぼ死んじゃうけど。
ベ>>続きを読む
1も2も観たけど3が一番面白かった。
そして泣けた。
マーベルはそれ程観ないけど、このシリーズは別腹。
本作を観た後で、状況を理解する為にアベンジャーズのインフィニティウォー観て、エンドゲーム観たら6>>続きを読む
主人公が悪いヤツではないが己に負け続ける男で、私と根本は一緒で一瞬でシンクロした。元プロ野球選手のフィジカルを生かして競輪選手になろうとする。己に負け続ける男が競輪学校に入るのが面白い。
最終的に更正>>続きを読む
前情報ほぼ無しで鑑賞。思ってたのとちょっと違ったけどすごかった。
同じ時間軸をお母さん、先生、息子の3人の視点で繰り返す。
お母さん視点と先生視点で先生の態度が驚くほど違う(お母さん視点では、先生は常>>続きを読む
原発問題からの旦那の失踪という非日常を、宗教の力も借りて無理矢理日常に変えたところに旦那がガンを抱えて帰ってきてまたひっくり返る話かな。
ところどころよく分からないところもあったが面白く観れた。
映画>>続きを読む
ジェニファーロペスかわいい。
特筆すべきは精神世界の映像化。
事件解決の為に殺人犯の精神世界に入り込んでいく話だが、正直話はどうでもよい。かなり昔の映画なのに精神世界の斬新さは今観ても全く色褪せない。>>続きを読む
ペギーが可愛い。
あとバジルの仕事に対する姿勢が気持ちよい。
プライドを持って仕事をこなし、自分の判断に絶対の自信を持つが、柔軟性も失わない。
情熱があるからこそ人から尊敬もされる。
そんなレイフファ>>続きを読む
個人的にジョーダンピールデビュー戦。
色使いがオシャレで明るいのに不穏な空気が漂うのが良い。
巨大な恒星であればあるほど、エネルギーが枯渇すると自重でつぶれて崩壊する。恒星は最後に光輝き惑星もろともドカンと最後を迎えることが出来るが、巨匠となった人間の最後は肥大したエゴに押しつぶされ、周囲にジ>>続きを読む
超有能で傲慢な第一人者が没落していく話。
上映前の予告編で何かの映画で猿之助のドアップが連発してて、Tar観終わった後であぁ猿之助もTarだったのだなと思った。