冒頭の乾杯シーンで、劇場のお客さんも乾杯していた。ご機嫌な映画体験。映画ではジョン・シナのチャームを楽しむ。魅力的な叔父さんとして。
監督の半自伝にも関わらず良かったね感が薄いため、ノスタルジアが希薄。苦味が強いとても好みの作品。子供からしても世界はままならない。ホプキンスの(字幕に表示されない)呟きに惹かれる。
オープニングでやられた。昨今で最もタイトル文字が小さいのでは?構図も凄いが、どういうカメラの動きなんだと唖然と。ケイト・ブランシェットの所作の優雅さと美しさ。不意のLil' Darlin。
とうとう終わり。意外なほどあっさり。フェイズ4以降のMCU映画では一番楽しかった。
特典映像のようなドキュメンタリー。ゴダールは相変わらず煙に巻きまくっている。邦題が凄い。原題は「TWO AMERICAN AUDIENCES」。中国女は再見したくなったが。
ゴダール作品、というよりゴダール出演のドキュメンタリー。演出をするゴダール。ウォール街を闊歩するゴダール。猫と戯れるゴダール。ブラックパンサー党と英語で対話しているゴダール。1968年のゴダールの知名>>続きを読む
映画館で久しぶりにフランス映画を見た感慨。登場人物達が大変ながら自由に生きている。良い味わい。良い部屋。それにしても想像よりも高い所から落ちていて吃驚。
以前親しんでいた世界が映画になっている…。ノスタルジアを刺激。ゲーム画面を微妙に踏襲する構図。92分の作品。満席の映画館で楽しんだ。
目黒シネマにてthe sign podcast上映会で鑑賞。シーン毎に沢山の人達が動き回っている様子をスクリーンで見れる喜び。お金があった日本映画。プレ高倉健も好ましいが、鶴田浩二の所作を堪能。最後の>>続きを読む
調理場という戦場。様々な種類のトラブルがあったが、支配人と厨房スタッフとの認識のズレ。あれ、絶対まずいと思ってました。95分でワンカットなのに(?)主演以外の登場人物も印象に残る。衛生管理管の振る舞い>>続きを読む
シネコンでウォン・カーウァイ。相変わらずオープニングタイトルが格好いい。どういうセンスで実現するのか。兎も角、好きな部分(美術、衣装、役者、撮影)と苦手な部分(コマ落とし)が混在。
嫌な兆候は早いタイミングで訪れるが、軽さも発生して面白い。SNSの音が鳴り続ける演出というか、語り方のせいなのか、自分には「新しい映画」という印象。朝焼けが綺麗。
前作の結末、映画の予告(ドライブインシアターの)から自分が想像していた内容とは大分異なる毛色の作品。恐竜の描写は楽しかったが、登場人物が多すぎる。イナゴには失笑。間抜けな展開。
Netflix映画を初めて映画館で見た。人的リソースが注ぎ込まれる中盤アクションの凄まじさに笑ってしまう。無茶苦茶か。ライアン・ゴズリングの無表情とアナ・デ・アルマスの動きをひたすら楽しむ。ミニシアタ>>続きを読む
馴染みの無い役者が演じる登場人物達(一部除く)を徐々に理解・把握出来る楽しみ。これが演出の力なのかしら。
音楽は終盤までほぼ流れていなかった記憶。冒頭の長回しから堰を切ったような屈辱の…など印象的なシ>>続きを読む
演出には大いに心が動かされたが、いかんせん題材が合わなかった。反社描写のバリエーション。拉致シーンにおける車内の攻守逆転はちょっと笑ってしまった。
兎も角、真木蔵人が怖すぎる。予告でも使われていたあの>>続きを読む
メンバーの表情がカサヴェテスのフェイシズ並みに変わっていく緊張感。世の中には凄いプロジェクトがあったものだと呆れてしまう。劇中、素晴らしいシーンは数多あるのだけど、ルーフトップ・コンサートにおける字幕>>続きを読む
ノルウェー映画界が凄いのが、監督のヨアキム・トリアーが凄いのか。兎も角、驚いた。想像していたよりも変わった映画。章立ての構成も嫌味なく。大胆と実感(あるある?)のバランス。
劇中の登場人物自体。特に主演のふたり。総じて褒められたものじゃないけど嫌いになれない。むしろ好きに。ノーモーションで破壊行為をするブラッドリー・クーパーも。
移動、反復、フレアの美しさ。 ブルー・サン>>続きを読む
冒頭のエルヴィスが音楽に触れるシーケンスに高揚。ブルースとゴスペル。バズ・ラーマンの演出も相まってえらいことに。総じて劇中のライブシーンが魅力的。キッチュなイメージだったけど、かっこいい。
はじめからラブコメと思って鑑賞したので終始楽しく鑑賞。ブラッド・ピットには笑う。主演2人のやり取りにもマジックが。とは言え、最も感情が揺さぶられた場面は全く関係無いシーンだった。天使の発見とその返し。
山本耕史と斎藤工が非常に魅力的。「団地」「美しい星」「散歩する侵略者」に続く宇宙人描写。画面の粗さからIMAXで観なくても良かったかもしれないが。
トイ・ストーリー過去作の記憶が薄れている状況で鑑賞(吹き替え版)。とまれ、ソックスが好き過ぎる。声を演じた、かまいたち山内の低温の魅力も相まって。いずれDisny+で配信するにしろ、映像と音の魅力によ>>続きを読む
クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソン、それにナタリー・ポートマンを見ているだけで楽しい。が、何か盛り上がりに欠ける印象。それでいいのかなと思う展開。劇中の音楽もメアリー・J. ブライジぐらしかピン>>続きを読む
またしても遊園地を印象的な場所として扱ったロードムービー。自身の手で相手の目を隠す描写の美しさと優しい会話。
途中から旅に加わる男の子がいい。国に関係無く子供を演出できる監督の作家性を再確認。おとりの>>続きを読む
伊藤沙莉と安斉かれんのやり取りで、自分とは趣味が合わない作品だと早々に。池松と伊藤の生々しいやり取りは見入ったけど。それは兎も角、屋敷。なんなんだ。滅茶苦茶良かった。あの場面だけ何度も見たい。
開始早々、タイトルが画面いっぱいに映し出される。そこでもう痺れてしまう。内容もノワールに振って、雰囲気は自分好み。高揚させるシーンも所々あるが(カーチェイス!)それにしても自分には長過ぎた。
面白かった。予告で受けたスポ根の印象と大分異なる。ウィル・スミスが体現する山師の魅力と危うさは、ある種の狂人にも見える。コンプトンの描写はやるせない気持ちに。
色んな人が言及しているあのシーンで自分もえらく感動して泣く。リメイク元のエール!と比較すると、こちらの方が洗練されている(誰の視点なのか明確)。
永瀬、柄本、池田は終始魅力的。ファイトクラブな場面から興味が薄れる。自分は主要なターゲットでは無いのだろうが、楽しく見たつもりだが。
ウェス・アンダーソンによる「ニューヨーカー誌の世界」。画面の情報量が凄すぎて痺れた。パンフが売り切れていて悲しい。
デリカシーのなさ過ぎる人達が終始登場。空っぽな地獄。話と演出と撮影が好きになれない。中盤の田中と藤井のラフなやり取りは好ましかったが、直後に台詞で全部説明。FODのドラマ。原作の漫画の方がもっと繊細な>>続きを読む
黒沢清の新作を見る前に鑑賞。主人公の夫の語り口と所作を見ている内に混乱を極める(その到達点がホテルでの主人公とのやり取り)。周囲の人々の言動に主人公が振り回される内容と捉えていたが、夫の造形が奇っ怪で>>続きを読む
素晴らしいタイトル。冒頭に流れるマイケル・ナイマンの音楽が横移動も相まって印象的。主人公2人のやり取りをもっと見ていたい。重いテーマを魅力的なキャラクターと街の魅力で軽やかに描いていて、新しいと感じて>>続きを読む
極彩色のミュージカル。ポップで目まぐるしくドラッギー。話は現代的。それは兎も角、劇場の設備で音楽を聴くのは楽しい。ただ、スタッフロールに流れるミュージシャンたちの名前を見て後悔。字幕版は少なくともキャ>>続きを読む