ヤフー映画難民さんの映画レビュー・感想・評価

ヤフー映画難民

ヤフー映画難民

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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.6

この密度で本編81分は素晴らしすぎる。

現実と妄想が混ざり合うような作品作らせたらピカイチ。

実写のようなカット割や演出の仕方が冴えまくっている。
1作目にして、このジャンルの教科書のような出来。
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

見たことのない設定で、どういうルールの世界観で、ここからどう脱出するのか?はとても興味深く観れた。

格差社会的なメッセージはすごく伝わってくるし、考えさせられる部分が多くて、この辺りはとても良かった
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ザ・ブリザード(2016年製作の映画)

2.8

映像自体は悪くない。
けど、淡々としてて盛り上がらない。

実話だからか、出来事をそのまま並べて観せているだけに感じる。

ずっと同じ場所だし、画面暗いし、なんか感情移入しにくいので飽きてくる。

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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

作品のノリやテイストはすごい好き。

冒頭のカーアクションと音楽でかなり期待したが、そのあとは割と普通の映画になっているような気がした。

ストーリーははっきり言って普通。
音楽に頼り過ぎてる気がする
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.5

三部作の中で一番動きが少なくて、正直不満。
特に前半は喋ってばっかで退屈。

やはり瞬間的殺戮・エグい殺し方がもっともっと観たかった。

これはもうしょうがないのかもしれないが、北野武の演技に初期の頃
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

主演をのんにしたことに関しては、冒頭で「どっちでもいい」と出たり、「意外と違和感なかった」とかの感想を見るが、さかなクン役を男性にしていればそのような意識すらしないで済んだはずなので、ここは否定的。>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

ピクサーらしい子供にも安心して見せられるようなクオリティーはさすが。

ただ個人的には、最初から『良い話』感を出し過ぎているような気がして、いまいちノれなかった。

教科書のようなメッセージ性はあるも
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.5

俳優の演技と、コメディー寄りで軽快な作風のおかげでサクッと楽しめる作品。

ただしその作風のせいか、ドキドキハラハラみたいな緊張感は感じられず、ずっと茶番が続いてるようにも感じられて、この部分であまり
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.6

施設内でサメに追われる、というのがメインのパニック映画で、他のサメ映画と印象が結構違う。

閉ざされた空間なので、逃げ場が少ないのが怖くて面白くもあり、逆に他のサメ映画と比べてスケールが小さいようにも
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.4

リアルではあるけれど、リアルすぎて地味に感じた。

内面的な部分での変化はちゃんとあり、それは良いのだが、ストーリーや画にあまり起伏がなく退屈で、展開はまぁテンプレ通り。
メッセージもありきたり。
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街の灯(1931年製作の映画)

4.9

笑って泣けるの最高峰。

ドリフのような笑えるシーンも計算しつくされているのが伝わってくる完成度。
昇降機やボクシングのシーンはもはや芸術。

これでもか!という小ネタの数に感心する。

どうでもいい
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リクルート(2003年製作の映画)

3.5

どこまでを信じればいいのか?の部分については普通に面白かった。
どんでん返し系が好きな人なら楽しめると思う。

ただそれは途中までで、最後のオチとかはそこまで驚きはしなかった。
悪いわけでもないけど。
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愛がこわれるとき(1990年製作の映画)

2.9

緊張感が必要なストーリーなはずが、そこまでそれが感じられなかった。
あるにはあるが、ずっと焦らされている感じ。
中盤がダルい。
終盤の盛り上がりも期待以下。

全体的に演出が古臭く、テンポが遅くて退屈
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.5

この作品の持つ雰囲気は唯一無二。

ずーっとシュールギャグやってるような作風なのに人間ドラマとしてきちんと成立しているのは、高良健吾の演技が良すぎるから。

「横道世之介という人間がそこにいる」としか
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.6

雰囲気は好きなのだが、全体的に洗練されてないように感じた。

死神の設定は都合が良く、リアルに感じなかった。
寿命の話自体は医者でもできる。
死神=入れ替わっている状態でもあるが、あまり効果的に思えな
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

4.0

陰影のコントラスト強めで、画面全体にエメラルドグリーンを乗せたような色合いがとてもカッコいい。

あらすじを読むと何となく想像できそうなストーリーではあるが、その合間に次々とやってくるピンチの質が良い
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.4

一回観ただけでもずっと記憶に残るようなシーンが多く、この辺りはさすがと言わざるを得ない。

ストーリーは分かりやすいし、テンポも良い。
CGの使ったシーンは今観ても面白い。

細かい伏線の回収の仕方が
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スペル(2009年製作の映画)

3.4

あらすじを読んで、なんとなくM・ナイト・シャマラン作品っぽいかなと予想しながら視聴。

呪い系のホラーみたいな感じ。
ホラーとしての演出はまあまあ怖くて高評価。
ババア怖い。

オチとか呪いの仕組みみ
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.2

これ、本当にワイルドスピードシリーズ?
もはや別作品。
アクション自体は派手だし、悪くないけど。

自分がワイルドスピードに求めている内容とは違いすぎて、その辺りがどうしても評価できず。

そこを理解
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.8

三角関係のラブロマンス。
ストーリーは王道で斬新さはない。
男と女の年齢差はまあまあ気になるが、そういう時代のようだ。

セリフやファッションがオシャレ。
パリの料理学校でのシーンは、ちょっとコントっ
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

障害者ギャグと言っていいのか分からないけど、セリフがいちいち面白すぎる。
めっちゃ笑った。
この企画にGOサイン出した人、偉すぎる。
普通はひよりそう。

やっぱりキャラクターが良いと強いなぁと思う。
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アマデウス(1984年製作の映画)

4.5

サリエリの回想という構成が上手く機能していて、最後まで飽きずに観れた。

天才に嫉妬し、苦しんでいく展開がリアルで自然に感情移入できる。
しかもモーツァルトのこのキャラクター。
真面目にやってきた人な
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.7

安定して面白い。
でも、一番好きなのは11かな。

11に比べると動きが少なく、手堅くやってる感じ。

ラストは良かった。

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.3

実話のためか、映画としては地味な印象を受けた。
ストーリー展開が少ない。
特に前半。
実話にこんなこと言っても仕方ない気もするが。

冒頭で仕事内容を子供に喋らせるのは上手いと思った。
説明的になりす
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.1

リアリティー・緊張感がすごくて、夢中で観てしまった。
この映像クオリティーはすごい。

ただ、ドキュメンタリーっぽく撮ってるためかストーリーらしいストーリーがなく、ただ起こってることを観せられてる感じ
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.3

めちゃいい映画。

バレる・バレないの話って、やっぱ分かりやすいし面白い設定なんだなと再確認。

主人公にぶつけるハードルの質と量がちょうどよく、最後まで良い感じにドキドキハラハラできる。
もちろん、
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.6

映像がカッコよくなってて、2人の掛け合いも良かった。

全体のテンポとノリがちょうどよく、エンタメ映画として楽しく観れた。

第三の男(1949年製作の映画)

4.3

愛を取るか、正義を取るか。
ミステリーやサスペンスのイメージがある作品だが、『カサブランカ』と同じ構造を持つ。

冒頭10分でこの映画がどういう話を展開する作品なのかが分かるテンポ感は、今でも通用する
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.5

タイトルの雰囲気から似たような作品をいくつか思い出すが、作風自体はまさにそんな感じ。

それに加えて、この作品は割とSF要素が強い。

なのでその辺りが、「イメージと違って付いていけない」と思うのか、
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.6

わちゃわちゃしていて、ずっと楽しい。
アドベンチャー感の強い『スタンド・バイ・ミー』みたいな感じ。

アトラクションっぽさもあるので、シリアスな緊張感はないが、テンポが良く、文句言いながらも前に進んで
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哀愁(1940年製作の映画)

4.5

戦争が生んだ悲哀・哀愁。

前半は王道ロマンス展開だけど、二人とも純粋で良い人なので応援したくなる。

そして後半、戦争でロイが死んだと思い込むヒロイン・マイラ。
しかも仕事もなくなり、この先どう稼い
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

音楽含めて作品の雰囲気に中毒性がある。

ストーリーはあんまりないような。

ほとんどの説明をナレーションでするというのは、映画なのだから映像で説明して欲しいという本音はありつつも、これがカッコいいん
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.6

1〜2作目から一気に映像がスタイリッシュになった気がする。
全体的にパワーアップしてると思う。

が、ストーリーはやっぱ1作目が一番好き。
今回は展開は多いけど、似たような感じであんまり夢中にはなれず
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.3

冒頭の崖シーンまでだと続編も面白そうだなって思うが、そうでもなかった。

1作目の方が面白い。

ストーリーはありきたりな感じ。
観てて、なんかダレる。

最後の方のアクションシーンは悪くないが、アク
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.1

激動の時代に翻弄されるストーリーはなかなか惹きつけられる。
ロマンスが入ってると観やすい。

時代を考えると美術や映像もかなりよく出来ている。

とはいえ、やっぱ4時間は長いというのが本音。
ラストは
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恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.4

女性監督らしい恋愛映画。

この年齢での恋愛だからこその面白さや笑えるシーンはあるけど、やっぱ全体的に地味な気がする。