ヤフー映画難民さんの映画レビュー・感想・評価

ヤフー映画難民

ヤフー映画難民

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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.9

オリジナルの方は未見。

最初から最後まで一定以上の面白さを保っていて、テンポや作風も見やすく、想像以上に面白かった。

冒頭25分を観れば、「あとはスカッと復讐してくれー!」という気分になり、それに
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.5

こういう作品はどうしても服装がコスプレっぽく見えてしまうのだが、美術や小物も含めて全部がキラキラしていて、そういう世界観ができあかっていたので、全然気にならなかった。
自分の中ではかなりすごいこと。
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.1

銀行強盗を繰り返すような人たちなのに、普通の人間らしい悩みも持っていて、そこに共感してしまった。

そのシリアス部分と全体的な陽気な作風が良いバランスだった。

気になったのは、少しずつ仲間が増えてい
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バットマン(1989年製作の映画)

3.4

『バットマン』はノーラン版しか観たことなかったので、ノーラン版がどの辺りまでがリメイクで、どこからがオリジナル要素だったのか分かったのは良かった。

ノーラン版がデジタルなら、こっちはアナログな印象。
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

野球に例えるなら、変化球使わずに永遠ストレートだけを投げ続けるみたいな映画。
しかも、その度合いが1作目よりも増している。

セリフがマジで必要最低限で、あとはアクション。
この徹底ぶりは普通に凄い。
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.6

メインキャラクターの核心部分に迫っているし、ラストはエモいと思った。
ガチファンがどう思うのかは知らないけど。

ストーリー自体はコナンを隅々まで知ってる人ほど楽しめる作りになっている。
逆に自分のよ
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.1

この奇想天外な設定でちゃんとまとめあげているのが凄い。

前半は色んな部分が変でクセになる面白さ。
マルコヴィッチ自身が自分の中に入った時の映像は最高。

ラストに向かっていくと、どんどんアイデンティ
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.4

良い映画は映画を観ていることを忘れるくらい夢中になるが、こればずっと「今、劇を観てる」という意識が消えなかった。

原因は時代が違いすぎて衣装に馴染みがなく、コスプレしてるようにしか見えないから。
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.5

ずっとキレてる映画。
まあ、伝えたいことは分からなくはない。

映画として振り切った感はあるのでそこは評価。
ストーリーは深くはない。
ラストは結構好き。

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.8

思ったよりシリアスではなく、ユーモアを感じる作風。

何回か出てくるモノクロに黄色だけを足したような画面がめちゃくちゃカッコいい。
この色合いで全編観たかったくらい。

ストーリーは二人の生き様・ロマ
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イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

3.4

キャメロン・ディアスが演じる人物が好き勝手し過ぎてて、あんまり応援できる感じではなかった。
おじいさんとの交流はすごく良かったが。

最終的にはいい感じになって終わるので余韻は良いけど、観る前の「こん
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.1

映画としての完成度はかなり高いし、観てる最中はめちゃくちゃ面白いが、後味が悪過ぎる。

どうすればいいんだ、この気持ち・・・。

メトロポリス(2001年製作の映画)

3.5

アニメーションとしてはかなりのレベル。
特に爆発エフェクト系の作画は見ているだけで幸せ。

3Dが多く使われているが浮いて見える。
ただし、当時としてはかなり頑張っている方だと思う。

サイバーパンク
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.8

残酷過ぎて、観ていてしんどい映画。

負の連鎖の中、状況を考えると最後にやってしまったことも十分理解できてしまう。

辛すぎい!!

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.1

『AI相手に恋愛するストーリー』ではなく、『それを通して主人公が愛とは何かを知るストーリー』。

生きていく中で少しずつ変わっていく相手をいつまでも自分(理想)の世界に閉じ込めておきたい主人公が、AI
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ロボッツ(2005年製作の映画)

3.0

映像では結構わちゃわちゃしているのになんか地味だし、なんかノレない。

メインストーリーがこぢんまりとしていて、キャラクター達は必死になっているんだけど、感情移入できずにずっと冷静に観てしまっている自
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ロック・スター(2001年製作の映画)

3.7

あるロックバンドのファンだった主人公が、突如脱退したボーカルの代わりにそのバンドに加入することになり、夢だったロックスターになるが………というストーリー。

この設定を読んだ時はすごく面白そうでワクワ
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.5

「さすがにそれは…」と思ってしまう設定や展開が「コナンだから」で済まされるのかは知らないが、ある一定以上の面白さは保っていると思う。

前髪下ろした園子が可愛すぎて、全部持っていかれる。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

決して怒らせてはいけない男を一番怒らせてはいけないタイミングで怒らせてしまった、という映画。

冒頭の淡々とした雰囲気が、これから起こる復讐を感じさせてすごく良い。

ストーリーは超シンプルだけど、そ
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天地明察(2012年製作の映画)

3.3

題材が地味なので、ストーリーが地味になるのは仕方ない気がする。
その中ではそれなりに頑張ってると思う。
原作未読だが、小説の方が楽しめるだろう雰囲気はかなり感じた。

暦をどう作っていくのかという知的
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ウォール街(1987年製作の映画)

3.6

株の世界で、気の迷いでいきなり悪いことをするのではなく、少しずつ染まっていくのが丁寧・リアルに描かれていて説得力がある。

マイケル・ダグラスの佇まいというか、「この人に認められたい」と思ってしまう雰
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.9

自分の中では1作目がオリジナリティ溢れる設定と緻密なストーリー展開で完璧すぎたため、それと比べるとこの2作目はかなり落ちてしまう。

1作目の冒頭10分はおもちゃに感情移入させるというとんでもなく難し
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.3

辞書作りのイメージと同じく、すごく静かな映画だけど、この雰囲気がなんとも心地良い。

大きな展開はないのに、なぜか見入ってしまう魅力をずっと感じながら観てた。

俳優も全員良い雰囲気。
オダギリジョー
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.7

エンタメとしての安定した面白さを感じる。

アクション映画は好みではないけど、それでも普通に観れる。
派手だし、映像もキレイだった。

ところで、タイトルで何作目か分からないのは何なんだ?
『ワイルド
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.4

軽いノリのコメディー部分とシリアス部分のバランスが好みに合わず。

このタイプのノリの海外コメディーは、面白そうな雰囲気は伝わってくるのだが、どうしても笑いどころがピンと来ない。

80年代っぽい映像
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.9

創作物においてキャラクターを作ろうとする時に「このキャラクターをこういう状況においたらどんなリアクションを取るか?」というのでどんなキャラクターなのかを示すというのが基本的な考え方で、この映画の「コメ>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

どういうストーリーで、どう面白いのか具体的に言うのが非常に難しいが、個性がそのまま一本の映画になったような、他の映画では摂取できない成分が確実にある唯一無二の作風。

正直一回観ただけでは人間関係や時
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生きる(1952年製作の映画)

4.1

普遍的なテーマをストレートに扱っていて、いつまでも見続けられる名作だというのは納得できる。

ただ、現代の感覚からするとテンポが遅く、後半の主人公についてみんなで語るシーンはなかなか話が前に進まず、ま
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サンダーボルト(1974年製作の映画)

3.4

全体的にゆるい感じ。
精密でないというか、どの方向にも振り切れてないような雰囲気。

ただ、ラストは結構好き。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.9

邦画としてもミステリーとしても一定以上の面白さを感じた。

ストーリーは東野圭吾なので安心して観れる。
冒頭から興味を惹きつつ、最後にガツンと真相を突きつけてくるのが堪らない。

全体で言うと、パレー
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.4

冒険科学アドベンチャーみたいな雰囲気。
なんとなくBTTFっぽく感じた。

ゴーストというかモンスターみたいなのが出てくる。

こういうコメディー寄りのノリで何かと戦う作品は感情移入できなくてどうにも
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

怪しそうな人がいっぱいで犯人探しにすごくハラハラしたが、同時に周りの理不尽な対応にイライラもした。
エヴァQのシンジ君っぽい。

メールでのやり取りは今っぽいが、これを画面でずっと読まされるのはちょっ
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.9

オリジナルより武器が派手なので、その分戦闘シーンも派手で、そこはかなり見応えがある。

午後ローが原因か分からないけど、仲間集めがかなりあっさり。
各キャラクターの掘り下げもオリジナルと比べるとどうし
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.7

この設定だけでも素晴らしいのに、トゥルーマンの人間ドラマもしっかり描かれていて、しかも無駄がなくコンパクト。
ちょうどいいところでスパッと終わっているところに美学を感じる。
欲張ってないのが良い。
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.7

観た後の、もう何も言えない感じ。

サクセスストーリーと思わせてからのこれなので衝撃がヤバい。

重く辛い内容だけど、ラストカットの余韻が本当に好きで、なぜか救われた気持ちになる。

名作を観た時にし
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サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

3.8

三谷幸喜『ザ・マジックアワー』の元ネタのような作品。

この映画がこのタイプの元祖なのかは知らないが、このアイディア自体は秀逸。
これを提示しただけでもかなりの功績だと思う。

海外のバカっぽいノリの
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