映画パパさんの映画レビュー・感想・評価

映画パパ

映画パパ

映画(54)
ドラマ(0)
アニメ(0)

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

ヴィンセント・ギャロの音楽性、演出
などのセンスが光る本作ですね。
特に、作品の映像でのざらつき具合が特徴的でした。

純粋なまでに不器用で、ナイーブでダメ男感が丸出しなのに、とても愛おしい
感覚を覚
>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.3

圧倒的な映像美と、ミュージカルの融合は観ていて心地よかったです。

今作は、子供向けに発信されているようで、大人にも向けたメッセージ性が感じられた作品だと感じましたね。

印象的だったのが、前作にはな
>>続きを読む

エレファント(2003年製作の映画)

3.6

コロンバン高校銃乱射事件がモチーフとなっている作品!

なんとも、不気味で無機質で、飄々としており、ピアノソナタ第14番 (ベートーヴェン)が流れるのには、ゾッとさせられましたね!

いくつもの、報道
>>続きを読む

リトルマン・テイト(1991年製作の映画)

4.0

ジョディの初監督作品にして、心暖まるヒューマンストーリーです。

モチーフになっているのが天才児(ギフテッド)が、天才的な頭脳を持つ反面
周囲と馴染めない孤独を背負う事に。

誰もが唯一の人間で、誰一
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.5

アントワーン・フークアとデンゼル・ワシントンの最強タッグ!

昼間は、ホームセンターの従業員
夜は世の中の不正を暴く元CIAという
役どころが、何故かしっくりとくる。

ノワールな世界観に、テンポの良
>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

フィンチャー作品流石の一言!
どんでん返しの展開と、随所に散りばめられた、伏線の数々!

何より、ロザムンド・パイクの妖艶かつ
狂気に満ちた怪演が光っていた印象!

夫婦とは、演じる物なのか?という印
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

もう、冒頭のワンカットシーンからの
怒涛の展開と、夢を追いかける男女の
恋愛観に、ミュージカルを取り入れる
と言った、まさにラ・ラ・ランド!

ファションと、音楽、映像にダンスのシンクロ感が絶妙にマッ
>>続きを読む

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.6

タイタニックで、大ブレイクした後に
約100本以上のオファーを蹴って、出演した作品!

とにかく、遊び心満載で冒険心が詰まった作品!異国の地で、奮闘し様々な人達との出会いを通じ、成長していくストーリー
>>続きを読む

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.8

若きディカプリオの熱演に注目!
その他、マークウォールバーグなど、豪華キャストに注目😊

少し、擦れているがバスケにだけは熱心に取り組み、詞を書くことで日々を充実させ、ごく普通に青春を過ごしているなか
>>続きを読む

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.7

とても、テンポがよく時間的にも観やすく感じた作品でした。

ストーリーにも、焦点を置く事により
物語性にも奥行きがあり、とても楽しめた作品でした。

この作品には、ホラーの要素に加えて
その背景に触れ
>>続きを読む

エブリデイ(2018年製作の映画)

4.0

全く斬新な設定と、ジャケットのインパクトの強さに退かれて観ました。

未来の分からない恋の連続。少し切ない戸惑いながらも、その状況を受け入れていく主人公の心情が、スクリーン越しに伝わってくるようで、観
>>続きを読む

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.6

当時の背景に、驚愕させられる反面と 
それを感じさせない、明るい仕上がりになっている作風に、少し戸惑いを感じながらも、魅力的な作品でした。

エマ・ストーンの演技には拍手をしたいですね。当時の情勢を踏
>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

ジブリ作品でも、人気の高い作品で、
いつ観ても、キキの無邪気さに癒されます。キキの好奇心旺盛ながらも、どこか
不安を持ち、それを打破しようと奮闘する物語性には、清々しい気持ちにさせられます。

新しい
>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.7

不朽の名作ですよね。何度観ても色鮮やかで、透明度が高く淡くほろ苦い青春がとっても、心地よく響いてくる作品。

一夏の経験で、得たものと失うもの...
全てが、彼らには宝物として一生残る大切な時間。
>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.0

主演二人のアンバランスな関係性に、興味を持っていかれる作品です。

功名に張り巡らした罠に、同じ共通点を見いだして、計画を遂行しているかのようで、成功かと思いきや...

ストーリー展開がアップテンポ
>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

圧倒的な世界観で魅せる映像美の、引力に引きずり込まれる作品ですよね。

子供には、勿論の事ながら大人にも優しくて、時折ハッと気づかされるシーンの連続で、瞬きしている暇がない作品です

千尋が、異空間で
>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.8

とっても、考えさせられる作品でした。
「僕たちは、世界一美しい魂をにぎりつぶそうとしていた」
この、キャッチフレーズだけで、涙腺崩壊だった。

ファンタジー性を取り入れる事で、より分かりやすく伝えたい
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

これ程までに、創造的で宇宙への憧れに想いを馳せる作品に、出逢えた事に感謝と感動しました。

クリストファー・ノーラン流石❕
絶句の一言でしたね。

宇宙への挑戦は勿論の事ながら、家族愛に溢れたストーリ
>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

4.3

俳優、香取慎吾の素晴らしさが輝きを放っていた印象的な作品でした。

ストーリー展開の面白さと、登場人物の背景も含め、淡々と流れる日常を描いている、ストーリーにより深くのめり込める作品でした。

どこか
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

設定の斬新さ、そして何よりもビートルズの存在感を改めて、実感さしてくれた映画でした。

Let It Beはじめ、名曲の数々。ビートルズを知らない世界で、初めて聴く曲に心震わされる人々。楽曲が流れてく
>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

4.1

心を鷲掴みされる作品。世界観が違い過ぎる二人の出逢い..この二人の恋愛が愛おしくも、歯がゆすぎる。

一番近い人程、遠く感じて、言わなくても伝わるものだと信じる気持ちに、自身でも、疑問や違和感を抱きな
>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.8

親子愛の素晴らしいカタチを見せて頂きました。感情の多感な時期の反抗期に対してのアイデアの、ユーモラスさや、センスと、何よりもクオリティーの高さが芸術性を感じさせられました。

母親は強くて、如何なる時
>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

記憶に、新しい有名な光景の裏側と、誰一人として、犠牲者を出さなかったという、素晴らしい結果とは裏腹な、苦悩や
苦しみ、自分への問いかけ、自問自答の連続。作品全体が、緊張感で溢れかえっていました。

>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

とっても暖かい作品でした。
涙なしには、観れないのかなぁ~。
動物がモチーフの作品には、弱いですね

この作品は、犬目線で全ての構成がされているのが、とっても新鮮な感覚なのでした。心で会話をしたり、魂
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

なんといっても、アンの魅力が満載ですよね~。バリバリのキャリアウーマンを見事なまでに、演じていますよよね。

そして、デニーロの円熟した演技には
目を見張る物を感じされます。アンとの絶妙な掛け合いには
>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.5

青春の多感な感情の、揺れ動きを独特のタッチで表現されており、中でも360℃の視点からの、演出は斬新。

waveのように、儚くも美しい映像と人間描写には、素晴らしい物を感じましたそれぞへの、感情に対し
>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.7

一言で、言い表す事の出来ないくらいのクラクラするくらいに、愛おしい作品。
人生に、行き詰まる事。人生において、幾度となく、誰にでも訪れる。岐路に
立たされた時に、この作品には、何らかのヒントを与えてく
>>続きを読む

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.7

素晴らしいの一言。それに尽きる作品ですね。サウンドトラックも心地よくて
ストーリー展開も良いです。

この作品には、多様な側面から観賞する事が出来る作品で、何度も見返しています。とにかく、二人の友情の
>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.4

細田作品の中でも、好きな作品の一つですね。親子愛がテーマとはなっていますが、今の現代社会とリンクするような感覚さえも、覚えましたね。

一人親世帯が、都会で暮らすことへの難しさや、コミュニティ不足への
>>続きを読む

火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.0

この作品には、様々な要素が詰まっており、一度や二度では解りかねない作品だと感じます。とにかく、悲しい現実には
胸が、張り裂けそうになります。当時の社会情勢に焦点を当てず、兄妹の日常を淡々と描く事で、い
>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

4.2

窪塚洋介って俳優の魅力が全開の映画ですね。その他、個性的な俳優方も良い演技をされていますよね。
しかし、彼の存在なくしては、この作品は成り立たないような、独創的な雰囲気のある役者だと思いました。

>>続きを読む

ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

3.8

ロマンスが、たっぷり詰まった映画ですよね。毎年、何千通と届く手紙に対して、返信手紙を丁寧に書くことには、
壮大なスケールと、多大なるロマンスと
ロミオ&ジュリエットの素晴らしいさを
改めて、痛感させて
>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

映像、音楽、ファッションのセンスといい、切れ味抜群の演技。ユアン・マクレガー筆頭に、各役者さんの個性爆発って感じで、ノリノリですね。

内容はとは、裏腹にこの世界観で描いてるので、とても伝わりやすいメ
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

とてつもなく切なく、愛しい作品。
主演のアラン・カミングの圧倒的な演技と、歌声の破壊力。

これだけで、もう十分過ぎる作品ながらも、しっかりと同性愛への偏見や差別を露呈させている演出。

そして、愛情
>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.5

まず、キャスト陣の豪華さに目を奪われる作品。それでいて、個々の魅力を壊さずに、思う存分に発揮しているのが、最大の魅力でしたね。

とりわけ、広瀬すずちゃんには度肝を抜かれました。まさに、体当たり演技で
>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

宮崎駿監督の集大成にして、最高傑作でした。宮崎監督のやりたい世界観が、全て詰まった作品だと思います。

全てのジブリ作品には、宮崎監督からの宿題みたいな、メッセージがあり、本作品では、その答えを出して
>>続きを読む

>|