しんばさんの映画レビュー・感想・評価

しんば

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

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前章を見て、先に原作を見てしまうかを迷って見ずに交渉に。
前章に比べて、グロテスクさが増した。
色々なモノが隠喩に見えてしまうし、最後はいわゆるハッピーエンドではないかもしれないが、少しでも何か変わる
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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語らせてくれる映画ではなかった。
ざらつきだけが残るのではなく、温もりも感じる。

成功したオタク(2021年製作の映画)

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誰かを好きになることは自分を好きになること。
それが身近な人であろうと、手に届かないようなスターであろうと。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

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終わりなき旅を聴きたくなる映画だった。
自分の18年前を思いながら、今の自分も肯定したくなった。
思い出は自分の中で持ち続けられる。

水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

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プールの水はないけれどずっと揺らいでいた。
いくつになっても、いくつからでも生きづらさはある。
ポカリスエット飲みたい。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

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ぶん殴り映画だった!
たまにはこういうのもいい。
頭空っぽにしてみて、観た後にも頭空っぽ!

ソウルメイト(2023年製作の映画)

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設定や展開は想定していたけれど、
なんだか悲しいだけじゃない温かみが残る映画だった。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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特別な関係だったが、特別なことは起こらない。
文化の違いを分かりあうことは出来るが、言語からくるわからなさは続くんだろうな。
ものすごく大人な映画だった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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核の使用に肯定も否定もしなかった。
オッペンハイマーの内省から伺い知ることはできるようでできない。
日本での公開は必然だと思う。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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想像していたものとは違っていた。
ある出来事をきっかけにググッと展開が変わる。
正義の意味が入り組んできて、何が正しいのか。
原作が描いていた時代から少し経っているが、今世界で起きたこと、起きているこ
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

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原作とは別の話だった。
海外の映像は美しかった。
藤井風で締まった。

14歳の栞(2021年製作の映画)

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映画館でしか、見れない映画。
中学生の自分が投影されながら、クラスのあの子もあんなこと考えてたのかなぁと思い出していた。
中学生の時の自分と何にも変わってない自分にも気づいてしまった。
自然と涙が溢れ
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関心領域(2023年製作の映画)

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アカデミーノミネート記念の前夜先行公開にて。

コンテキストがわからないと、淡々と話が進んでいく。
塀の内側と外側ではこんなにも生活が違うのか。
先月にアウシュビッツに行ったため、最後の差し込みシーン
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

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アフガニスタンでのアメリカとタリバンの戦争の物語。
大筋として美談ではあるものの、それだけではない後に残されたアフガニスタンの現状も最後に映し出す。
アーメッドがあそこまでジョンを助けた強い理由が気に
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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ただ暖かい映画だった。
ひとりも嫌な人が出てこなかった。
嫌な展開になりそうでも踏みとどまって、皆良い人。
とても暖かい気持ちになった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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少女が大人になることが、大人の体のフィルターを通して描かれている。
途中途中でのシニカルな部分はクスッと笑える。
描写はグロテスクな部分や性的な部分もあるが決して嫌らしくなかった。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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罪を犯した者の更生は社会の問題である。
孤立は罪を生む。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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こんなにも紅が縦軸で進んでいくとは思わなかった。
紅と心情がここまでリンクしていくとは。
中学生のいなたいやりとりがもっと欲しいくらいに好きだった。

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

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ずっとアドレナリンが出続けていた。
もちろん、北朝鮮の事情は少なからずの知識はあったはずだが、これまでの残酷さがこの世界にあるなんて。

外の世界と繋がることがこんなに幸せなこととなのかと思った。
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

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午前十時の映画祭にて。
静かな映画だった。
バベットがなぜパリを離れなくてはならないのか、歴史的背景をもっとしりたい。
地理的関係も影響してるのだろうな。

市子(2023年製作の映画)

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静かに淡々と、話が進んでいく。
何が良くて、何が悪いのかわからなくなる。
市子には幸せになってほしいと願うが、手放しにそれを肯定もできない。
蝉の声が命の音に聞こえる。

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

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埼玉で埼玉の映画を見る。
たまにはバカ映画を見るのも良き。
今回は関西編で、だいぶ大阪がヒール役に。
ある意味でハイコンテキスト映画の極みなのかもしれない。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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今年最後の映画はとんでもなかった。
かなり日本のハイコンテキストで話が進む中、役所広司の演技がすべてをカバーする。
人の一面しか描かれにくいものだが、ものすごく階層的に描かれていた。
思い入れのあるエ
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

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SPY×FAMILYの映画オリジナルストーリー。
後半のシーンはクロスができないから、もう少しハラハラ感が足りなく。
とはいえ、それぞれのキャラクターを知らない人も見るものだから一定は仕方ないか。
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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お化けも妖怪もあまり出てこないが、水木しげるが伝えたかったことがダイレクトに表現されている。
1番怖いのは人間。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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クラシックなゴジラだった。
戦争を軸にしていたのでストーリーは入りやすかった。
あのテーマソングは怖いのとワクワクするのが入り混じる不思議な音楽だ。

正欲(2023年製作の映画)

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原作を再構築した映画だった。
全員が生きづらい世の中が、生きやすくなることを願う。
誰もがマジョリティになるときと、マイノリティになるときがある。
マジョリティになっているとき、そのときは自覚的であり
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キリエのうた(2023年製作の映画)

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どう見るかによって感想が異なる映画だった。

震災のシーンは、実際どうだったかはわからないがあの緊張感のなさがリアルだったのかも知れない。

七尾旅人の歌がラストに来て良かった。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

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ずっとローだった。
事件は起きているが、日常を映している。

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

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ドラマと漫画とでは順番が逆だったが、広島編。
事件は事件として、途中途中にある今の世の中へのカウンターとなる整くんの言葉。
響いてほしい人には響くのかなと思いを馳せて。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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ネタバレしない前に急いで見にいった。
三連休中日のレイトショーで、満席でした。
すごく宮崎駿だった。
今までの宮崎駿成分が詰め込まれてた。

怪物(2023年製作の映画)

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大雨の中、公開日に見れてよかった。
台風が近づいているリアルな体験と映画がリンクする。

物事はその人の視点に立たないと何が正しいのか、いや、そもそも正しさなんて誰もわからない。

ラストのシーンです
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