mtmtさんの映画レビュー・感想・評価

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映像と音楽重視

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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.8

それぞれに癖のある家族が、幼い娘のミスコン出場のためボロいワーゲンのマイクロバスでカリフォルニアを目指す脱力系ロードムービー。道中のテンションも普通に脱力出来て良かったが、終盤のコンテストシーンは想像>>続きを読む

コンタクト(1997年製作の映画)

3.5

地球外知的生命との接触を描いた作品ではあるが、主題は科学と宗教の共存の可否という極めてアメリカ的なもの。本国での宗教由来な事故の後に日本が出てくるのは、当時彼らには無宗教の代名詞が日本だったからなのだ>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.7

50年代LA市警のコンフィデンシャル、即ち内幕を描いた作品。ケヴィン・スパイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアースが好演。しかしより魅力を感じたのはこの時代のハリウッドをLA含めた妖しさ、狂気を映すカ>>続きを読む

フィツカラルド(1982年製作の映画)

4.0

「アギーレ」と同じヘルツォーク監督、クラウス・キンスキーのコンビが再びアマゾン奥地で撮影した作品。同地にオペラハウスを建設する夢を持つ男が主人公。本当に凄いロケで、ジャケの様に実際に大きな蒸気船が山越>>続きを読む

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.0

ロンドンを舞台にロシアマフィアのボス親子と主人公でヴィゴ・モーテンセン演じる組織員を中心に話が展開。英語・ロシア語の混合使用はリアル。モーテンセンは剛柔に好演し、特にサウナでの格闘シーンは鳥肌モノ。総>>続きを読む

マーシャル・ロー(1998年製作の映画)

3.5

9.11の3年前にNYを舞台にした連続自爆テロを描いた作品。FBI、CIAそしてアメリカ軍の権謀術数が渦巻くストーリーは複雑だが、現実はそれ以上なのだろうなぁ。多民族社会の現実や不条理描写など総じて愉>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.7

日頃の荒んだ気持ちを癒すために鑑賞。舞台のサセックス100エーカーの森、予想通りに展開するストーリー、そしてキラキラ感皆無なキャラクター。うん癒してもらえた。やっぱりプーさん達は可愛い。自分が1番好き>>続きを読む

ミレニアム2 火と戯れる女(2009年製作の映画)

3.5

前作から1年後。今作では人身売買をミカエル率いるミレニアムが追うストーリー。しかし重要かつ興味深いのは、リスベットの出自を含めた過去がある程度明らかになる事。確かに火と戯れてましたし、関連して男性嫌悪>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.7

コーエン兄弟のドタバタコメディ。誘拐事件が柱だけど、ストーリーをどうこう言う映画ではないなと。結局この映画は全体に漂う脱力感、スピード感、作家性など彼らのセンスを味あわせてくれる作品だった。この時代を>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

3.8

ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品初鑑賞。一匹狼の殺し屋コステロをアラン・ドロンが演じている。必要最小限のセリフ、効果的な音響が殺し屋の孤独を効果的に表していた。そして冒頭に新渡戸稲造の「武士道」か>>続きを読む

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.8

黒澤明監督の「用心棒」を勝手にリメイクしたマカロニ・ウェスタン。しかしこれがセルジオ・レオーネ監督そして名優/名監督クリント・イーストウッドの出世作となるのだから面白い。ストーリー、キャラはまんま。ラ>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.7

20世紀初頭アメリカ西部。主人公の石油堀りをダニエル・デイ=ルイスが演じる。石油の出る出ないの話ではなく、エキセントリックな主人公を中心とした極めて人間臭いドラマ。P・T・アンダーソン監督は構図と音響>>続きを読む

虎の尾を踏む男達(1945年製作の映画)

3.5

終戦直後の1945年9月に黒澤明監督が「勧進帳」をベースに撮りあげた時代劇。歌舞伎では出てこない強力役をエノケンが演じ、それによって娯楽作品の要素が強くなった一作。黒澤時代劇の原点が観れて良かった。

ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.5

物語はそれほど好みのものではなかったが、1927年と1977年の話が交互に進行し最後に交わるというプロットは面白かった。また子役たちの演技はその心象をよく表せている好演。モノクロ描写での20年代NYの>>続きを読む

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.5

あまりにもデヴィッド・フィンチャー版、特にルーニー・マーラ演じるリスベットが好きすぎて、なかなか手が出せなかったオリジナルのスウェーデン本国版。でもやっぱり面白かった。ノオミ・ラパスのリスベットもカッ>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.0

油絵でのアニメーションという想像を絶する作業により製作された本作からは、原題”Loving Vincent”が強く感じられる。そしてその映像はフィンセント・ファン・ゴッホという人物を理解する上で大きな>>続きを読む

サニー/32(2018年製作の映画)

3.5

白石和彌監督に高橋泉。ピエール瀧とリリー・フランキー。「凶悪」と同じ組み合わせなのになぁ。どこに力点を置きたかったのか、何を訴えたかったのか今一つ良く分からなかった。ただし門脇麦だけは別格。空気が変わ>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

ストーリーの大筋は真新しいものではないが、探偵物ではない列車内クライムサスペンスは斬新なのでは?リーアム・ニーソンの無双はやっぱり心地いいね〜。無理め設定や強引な伏線も大目に見れちゃう。さらにラストは>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.7

なるほどスティーヴン・スピルバーグ監督が無理をしてでも撮りたくなる題材だなぁと。その政治性はさておき、屋内で進行する一見地味な話なのに終始ダレる事なく観客を惹きつける。これは流石と言わざるをえない。こ>>続きを読む

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

3.5

サシャ・バロン・コーエン脚本/主演。カザフスタンのテレビレポーターが、国の依頼でアメリカに文化学習しに行くという設定のモキュメンタリー映画。一線を超えちゃってるんじゃないかと心配になるシーンばかり。し>>続きを読む

アイム・ヒア(2010年製作の映画)

3.5

スパイク・ジョーンズ監督の短編映画。人間とロボットが共存する社会でのロボットどうしの恋愛を描く。普通この設定なら人間とロボットの恋愛だろ。その時点で発想に驚き。ストーリーは切なく愛おしいもの。とりわけ>>続きを読む

フローズン・リバー(2008年製作の映画)

3.8

アメリカーカナダ国境。生活の為に密入国幇助をする貧困白人と先住民、2人の女性の話。重いストーリーは演者の力が要求されるが、2人の女優は見事に答えている。久しぶりに演技である事を忘れてしまった。ビジュア>>続きを読む

愛のメモリー(1976年製作の映画)

3.5

まさかのオカルト?と心配させる様な無理目系のサスペンス。まぁ昔の映画にはありがちなやつ。しかしこれがプライアン・デ・パルマ作品だと最後までドキドキしながら観れてしまうから流石だ。最終盤は心からあの2人>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.7

もはや重低音が作品の特徴ともなっているドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。アメリカ/メキシコ国境での麻薬捜査を扱ったこの作品でも効果的に重低音が鳴り響いていた。甘っちょろい正義感が通用しない「狼の地」の描写は無>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.5

DCコミックスの映画化。WWⅢ後の全体主義イングランドというディストピア設定。歴史エピソードの引用。スピード感あるウォシャウスキー兄弟(当時)の脚本。そしてナタリー・ポートマンの美しい坊主頭。正直アメ>>続きを読む

バーバー(2001年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟のクライムサスペンス映画。ストーリーはフィルム・ノワール調。しかし主演ビリー・ボブ・ソーントンの虚無感漂う好演もあり、或いはハッピーエンドなのかもと思わせるラストは彼らならでは。劇中クラシ>>続きを読む

アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)

3.8

ヘルツォーク監督がエル・ドラドを求めた実際のペルー探検をモチーフにした作品。監督の盟友でありナスターシャの父でもある怪人クラウス・キンスキーが主人公アギーレを演じる。ロケのヤバさが滲み出る作品。内容も>>続きを読む

ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)

3.7

脇の出演者がやけに濃い作品。マイケル・ジャクソンのモノマネ芸人が主人公。マリリン・モンローをはじめ共同生活をする芸人達、スカイダイビングで奇跡を起こすシスター、疫病にかかり殺処分される羊。ハーモニー・>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

3.5

監督ジャン=リュック・ゴダール、主演アンナ・カリーナのラブコメミュージカル。正直ストーリーはあまり重要でないかな。しかし綺麗な主演女優、美しいパリの街、小気味よい台詞のやり取りとオシャレ感満載。フラン>>続きを読む

ホワイトハンター ブラックハート(1990年製作の映画)

3.5

映画監督ジョン・ヒューストンを「アフリカの女王」撮影時の牙象撃ちエピソードから描いた作品。慎重な役が多いクリント・イーストウッド監督としては異色とも言える破天荒な自由人の役。劇中映画作製モノはあまり好>>続きを読む

ヤン・シュワンクマイエル短篇集(1965年製作の映画)

4.2

プラハのアニメ作家ヤン・シュヴァンクマイエル監督の短編集。1965年から1992年に製作されたヒュー・コーンウェルのMVなど数十秒から20分弱の短編7本。加えて監督のインタビューを含むドキュメンタリー>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.5

佐藤泰志原作。彼の「函館三部作」は全部観ている。すごくハマるというわけではないんだけど独特な空気感が好き。やはり函館を舞台とした今作も同じような感想。バイト生活者男女3人の人間模様。分かりやすい彼らは>>続きを読む

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.5

実話を元にしたアラン・パーカー監督作品。題名は「脱獄」の隠語とのこと。舞台は1970年のイスタンブール。当時のアメリカートルコ関係も絡んだ内容。脱獄そのものはドラマチックなものではない。丁寧な作りの作>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

3.5

サイコな殺人伝道師をロバート・ミッチャムが演じるフィルムノワール。大恐慌時代、死刑囚が残した大金を狙う殺人鬼が未亡人と幼子を襲う。ミッチャムは怖いけど今みると記号的。ただこのキャラが以後の手本になって>>続きを読む

ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区(2012年製作の映画)

3.5

2012年にポルトガル誕生の街ギマランイスが、欧州文化首都というのに認定されたのを記念して作られたオムニバス映画。なにせ参加監督が豪華で、アキ・カウリスマキやビクトル・エリセの名前もある。4作目ド・オ>>続きを読む

トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.5

昔深夜にテレビで観たなぁ、という懐古心理で鑑賞。糸節村とかいう汚いおっさんしかいない村で、仲間由紀恵演じる手品師と阿部寛演じる大学教授が騒動を解決?する話。そうそうこういう濃いドラマだったわ。しょうも>>続きを読む

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