リッカロッカさんの映画レビュー・感想・評価

リッカロッカ

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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

4.0

誰が主演でもおかしくないくらいの豪華キャストだけど、全員悪いw
「金は返せば良いってもんじゃない」

忍成修吾が出てきたらタダでは終わらないと思ったが、予想外で辛すぎた。

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

『かもめ食堂』の監督さん。田舎のスローライフ的なのかと思ったら、少し違った。

前科ありで、いかの塩辛工場で働く山田。
炊きたてごはんと、いかの塩辛が見たこともないくらい美しく、旨そう。けど、毎日いか
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耳をすませば(2022年製作の映画)

2.5

『カントリーロード』じゃないのー?!

『翼をください』が悪いわけじゃないけど、リリィシュシュやエヴァのイメージがあるから、今さら感が。。

子役たちの演技がアニメっぽくて、なんだかかわいかった。

ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

これは好きなマツケン!

「島のかさぶたになる」若き警察官の神木くんがただただ辛い。

島の復興を牽引する青年。
順風満帆の生活が、一つの嘘からもろく崩れていく。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

人気劇団の舞台俳優。
若手の俳優さんたちが勢揃いで、自己紹介のシーンが一番ワクワクした。閉ざされた空間、天の声や間取りもキャストも、設定バッチリ。さぁミステリーがはじまるぞという期待値があがりすぎたか
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.5

大、雪祈、玉田、アツい!
演奏シーン、若いパワフルさを感じる演奏が素晴らしかった。映像も、挑戦的な意気込みを感じた!

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5

なんだか岡田将生が残念なイケメンに仕上がってると思ったら、クドカン脚本か!

パッと消える宇治の花火と、ずっとそこにある天の橋立の景色。台湾原作を、京都の端から端までを舞台に変換したのはおみごと!
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.5

第二章からすごい駆け足で大人になった。
何も知らずに吹替えでみたら、クリストファーロビンがめっちゃ堺雅人だった。でも、良い感じ。
子供の頃に読んだ『プー横丁にたった家』の世界が広がっていて、ピグレット
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

北イタリアの夏休み。
川辺で水浴び、アプリコットジュース。
ピアノの音も、乾いた爽やかな空気の音がする。
エリオの細い健康的な身体は、若さが眩しい。
オリバーとの恋が、実ってしまったがための苦悩があふ
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紙の月(2014年製作の映画)

3.0

ドラマ版の原田知世も美しかったが、映画版の宮沢りえやはり美しかった!
きちんとまとめられたショートカットがすごく初々しい。
最初の横領がバレたときには少し伸びた髪で、「どこもやってることだから」と言い
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

のんちゃん演じるさかなクン!
ほんとに男でも女でもどっちでもいいと思える魅力的なキャラクターだった。

子役たちも自然でかわいい。
そして、笑顔でタコを叩きつける三宅パパ!

ギョギョおじさん登場で、
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

更生したくても、帰る場所がない、仕事がない、お金がない、社会が認めない。
そうして、再犯を重ねる。
他人に対してすぐに攻撃的な行動をとってしまうのは、家庭環境か。

短気をこらえ、我慢を重ね、それでも
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白痴(1999年製作の映画)

3.0

戦時下の焼け野原、場末の長屋、伊沢だけがなんだか小綺麗な格好で浮いている。
テレビ局は、「携帯の電源をオフにして下さい」というアナウンスが流れたり、大きなスクリーンのあるカフェテリアがあったりして、あ
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.0

「円都」と「円盗」
この荒廃した世界はなんなんだろう。
何と何が戦っているのだろう。
20年ぶりに観たら、なんかいろいろ思い出した。

中国語と日本語と英語のごちゃまぜでしゃべって、あんなに可愛い感じ
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花とアリス(2004年製作の映画)

3.5

20年前に観た時は、杏ちゃんと蒼井優ちゃんしか目に入ってなかったけど、なかなかクセ強なキャスト。手塚、石ノ森とか漫画縛りもなんなんだ。結構コメディだったんだ。

花屋敷の前、桜道、通学路、二人がコロコ
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

4.0

インド映画、おもしろかった!
これはまさに、転生したらハエだった件。
「マッキー」って人の名前じゃなくて「ハエ」って意味なんだ。♪マッキー、マッキーの歌がいい!

ビンドゥがツンデレ過ぎるのと、復讐に
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

没落貴族で、宮廷に下働きで入ったアビゲイル。
いきなり馬車から突き落とされるわ、下女からのイジメにあうわ、はじめから陰湿なんだけど、それ以上にアビゲイルのメンタルが強いのでなんかみてられる。

変なダ
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.5

毎回想像を超えてくる松山ケンイチ!

渋谷系ギターポップが、全面カジヒデキさんだったのは驚き!よく引き受けたなぁw

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

2.5

歌舞伎町の小さなバーに集まる人たち。

北村有起哉さんと久保史緒里さんにもっと活躍してほしかった。
それぞれのエピソードに繋がりがあまりなく、映画というより、深夜ドラマっぽかった。

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.5

突然の氷河期。あまりのスケールのデカさ、スピード感に助かる気がしない!

避難場所に公共図書館が使われたのは良かったが、どんどん本が燃やされるのはなんとも。
「税制の棚から燃やそう」w
司書さんが守っ
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.0

ショーン・アーチャーとキャスター・トロイ
ニコラス・ケイジのほうが善人顔だろうと思ったけど、トロイの胸くそ悪さは圧巻。

幼い息子を亡くした家族の重圧からの、娘のやさぐれメイクはなかなかだった。入れ替
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モテキ(2011年製作の映画)

4.5

長澤まさみは超絶かわいいし、彼氏が金子ノブアキなんて絶望しかない。
ユキオとツイッターの相性が良すぎる!
サブカル詰め込んで、エンディングまで最高!

嘘八百(2017年製作の映画)

3.5

もさっとした格好の蔵の主人から、黒のニットに変わった佐々木蔵之介の詐欺師っぷりが格好良い!謎の職人軍団も笑えるし、家族も個性的すぎる。
中井貴一から漂う胡散臭さ、スマート詐欺なところもいいんだよな〜!
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渇水(2023年製作の映画)

4.0

姉妹が水のないプールで泳ぐシーンがとても印象的だった。
ザラついた質感の映像も良かった。

自然にある水と整備された水は違うので、「水はタダでよい」わけはない。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

実際、こんな小さな子たちが親なしで店に入ってきたら、店員は警戒するだろう。

駄菓子屋さんのご主人の一言、お店の閉店で、少年の倫理観がゆらいでいく。

小さな子たちのこの先が気になる。

グスコーブドリの伝記(2012年製作の映画)

3.0

淡々とした語り口と、突拍子もなさが宮沢賢治。深い悲しみが、少しわかりにくい。

緑豊かな自然風景、飛び立つ蚕、不思議な町並み、飛行船、とてもきれいな映像で、ファンタジーだった。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

伊坂幸太郎原作、ブラピ主演!
あれ?!なんだろう、このゾワゾワくるB級感!
舞台は日本なんだけど、相変わらず中国と韓国が混ざった「ハリウッドが描く日本」
電飾の色合いとか、めっちゃ中華風!

お菓子の
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

9歳の男の子ジェシーを預かることになった叔父のジョニー。

何度も繰り返される試し行動、容赦のない質問、拒絶。

お互い疲弊しそうになりながら、何度も何度も向きあっていく。
こどもとどう接するか、やり
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.5

面通しのために集められた5人の犯罪者。
犯罪者なんだけど、なんだかユーモラスな仲間たち。

「カイザー・ソゼ」とは誰なのか。実在するのか。

「コバヤシ」という日本名もでてきて、おっ!となる。

映像
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

大手出版社の経営テコ入れ、雑誌の存続をかけて二転三転!
大泉洋さんの飄々とした雰囲気が、役にぴったり!
気分爽快などんでん返しかといえばそうでもなく、どんな立場でもそこで働く人たちの気持ちを考えると、
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

まずルビーがとってもかわいい!
少し童顔のゆるふわロングでボーイッシュ。
手話も上手くて、真っ直ぐな歌声も魅力的。

聞こえない親をもつ聴者の子どもを「coda」と言うらしい。音楽用語かと思ったら、そ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.5

「視野見」!これは大発明!

松岡茉優さん演じるヨシカは、妄想力たくましい。他人への理想ばかり高く、他人のちょっとした言動であっという間に傷ついた風になったり、悪態ついたり、なかなかのグズグズっぷり。
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

のんちゃんがずっと可愛くて。
原作綿矢りささんの、アーバンなんだけど内向的なイメージが、のんちゃんのイメージにもぴったりだった。

職場では波風立てずにかわすスキルを身につけ、でも腹の中はぐちゃぐちゃ
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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

4.0

台湾のろう学校で実際にあった性暴力事件だというから驚く。
「遊びだ」という手話が怖い。
ベイベイが痛々しいほど細い。
笑うとみんな幼い顔で、不思議な魅力のある役者さんたちばかりだ。

親に知られたくな
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.5

赤ちゃんポストでは、「迎えに来る」という書き置きが子供の将来を狭めるのは本当なんだろうか。

犯罪者のはずの闇ブローカーが、まるで善人のような眼差しだ。洗濯物を積んだワゴンで和やかに赤ちゃんの里親探し
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.0

綾瀬はるかさん、アクションも素晴らしいし、やっぱり美しい!突然のタイタニックでもお美しかった。

この脚本家さん、大河ドラマでも感じるんだけど、コメディパートがなんかちょっと下品に感じるのはなんでだろ
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