yanyさんの映画レビュー・感想・評価

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インソムニア(2002年製作の映画)

3.0

ノーラン作品の中では個人的にはワースト。
映画的には、テンポ感は良いし、キャスティングも良い。
ただ、自分好みのノーラン特有の子供染みたロマンティシズムが薄い。

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.0

現代におけるアイデンティティロスト問題をいち早く捉えた作品。
実力があったとしても、キッカケ、本物っぽさ、肩書き、見た目、色々な要素込み込みでやっと評価される。
今時、SNSで何かしらキャッチーなキャ
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.0

サスペリアの大ファンである自分にとって、他作品があまりに全て外れなため、辛くなってしまった。
作品を読み解いた時の構造的な緻密さに関しては、僕自身あまり評価の対象に入らないし、この作品もダメだった。
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟の作品、未見の物が多かったけど、彼らのウィットに富んだセンスはかなり好みかもしれない。
この作品も、本当に登場人物、嘘もまともに付けないような愛らしい馬鹿ばっかりなんだけど、時々、真実めい
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

3.0

リンチ本人が何の映画かわかってないので、本当に流し見程度で見ると、彼の思考回路とかがわかって面白い作品。
ど真面目に3時間見ようとすると痛い目に作品です。

プレステージ(2006年製作の映画)

2.5

クリストファーノーランの映画にしては、扱っている題材もあってどことなくB級感のある作品。
伏線回収が好きな方は楽しめると思うが、ノーランの持ち味である少年的なロマンがこの作品にはない。
ただのパズルみ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

映画館で見てないので、なんとも評価しづらいが、焦り、緊張、壮絶さという観点から見ると、かなり物足りなかった。
ここのフィールドで活躍する、兵士たちの美しいヒーロー譚。
にしても、急に美しいナショナリズ
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フォロウィング(1998年製作の映画)

4.5

スタイリッシュさと人間味のバランスが処女作でこんなにも取れているなんて、すごいとしか言いようがない。

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.0

期待が高すぎたかも。

所々、2画面構成が活きてくる場面はあったが、やっぱりルクス・エテルナの時みたいにあの躍動感がプラスされてくるインパクトのある感じとは違った。
ギャスパー・ノエっていつも破壊的で
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テオレマ(1968年製作の映画)

4.0

存在するだけで、圧倒的な違和感と魅力を発する、テレンス・スタンプの演技には必見。
こんなよくわからない役柄を渡されて、完璧に演じ切れる俳優さんなんて現代にいるのだろうか。
本当に彼の魅力がすごい。
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或る終焉(2015年製作の映画)

3.5

ミシェル・フランコのファンになったかもしれない。
ニューオーダーに続く、2作目の鑑賞。
彼の作品は、普段意識してない、日常に潜む沈黙と危機感を可視化してくれる。

終焉を迎える人とその介護者、またその
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夜に生きる(2015年製作の映画)

1.5

久しぶりに途中で見るのをやめた。
全てが臭すぎる。。。ベンアフレックよ

ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

評価が真っ二つに割れているが、僕は映画としては評価できる気がした。
尺、伏線のタイミング、メタファー、視点のスイッチング、どれをとってもスムーズでバランスが取れていた。
論点は、これをなぜ映画にする必
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関心領域(2023年製作の映画)

3.0

久々に劇場で寝てしまった。
やってる事は面白いし、構図とかもかなり練られていて飽きないんだけど、所々あざといし、普通に家族の日常を切り取っだだけの話だから、メリハリがなく退屈。
一度は、体験としてはみ
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

4.0

こんな可愛い映画あったらいいな〜と思える映画が、ここにあった。
ノリが軽くてPVみたいに内容のない映画ではあるんだけど、どのシーン切り取っても絶えずエモい。
尺も短いし、USインディーズの中のかなりの
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

5.0

最も自分にとって大切な映画に出会えた。
何かにビビっているから、視野が狭くなり、感情がコントロールできなくなる。
すぐそこに豊かな世界は広がっているし、受け入れ先立ってあるんだ。
アイデンティーティー
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

5.0

ドランはやっぱり演出が上手い!!
ストーリーの内容はとてもシンプルだけど、家族関係をテーマにしているからこそ、感情の機微や複雑さを写し出す事が肝となっていて、俳優陣の圧倒的な演技力と、ドランが写し出す
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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

3.0

映像表現はピカイチだし、あっと思わせるような瞬間も多々ある。
ただ、映画としては非常に淡白という印象で、詩的なセリフと映像美が少しこの映画のストーリーラインには、余分すぎた印象です。
いわゆる恋愛/サ
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.0

思っていた以上にアート性の高い作品で大満足。
硬派なキャスティングとは裏腹に、ストーリーのテンポ感が良く、映像も美しく、見やすかった。