yanyさんの映画レビュー・感想・評価

yany

yany

映画(373)
ドラマ(1)
アニメ(0)

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

自分の"生"を感じるための、痛みが鈍化した未来。
我々は、何を求め、何で"生"を感じるのか。

今回、80歳になったクローネンバーグが提示したのが、フェティシズム沢山のディストピアライクな未来を舞台に
>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.5

まあこれだけ色々と自ら主張するのが苦しい境遇だと、人生も辛いはず。
歌手として活動し、割と普段は喋る方だと思う主人公も、何か困難が降りかかっても、あまり反抗せず、語らない。
気にしすぎて、落ち込んでし
>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

現状を変えてまでも、過去の真実を告発することは簡単ではない。
ましてや、権力や法の圧力がかかっている場合はもっと難しいはず。

この映画を見る前に、是非とも、ハーヴェイ・ワインシュタインの画像を見る事
>>続きを読む

オール・ダート・ロード・テイスト・オブ・ソルト(2023年製作の映画)

3.5

ムーンライトと比べられてもおかしくないほど、画が綺麗だった。
この映画の長回しショットと、カットの間に関しては、本当に文句の付けようがない。
そこにプラスして、間接的、詩的とも言える、観客に"空気を読
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

鹿になった、バリー・コーガン。
不気味さを漂わせながら、半ば強引に、虎視眈々と、貴族に寄生し、力を堅持する。
ティーン映画/B級ホラー的な要素は割と強めだったが、絵作りとキャスティングで、それが硬派な
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

劇的な映画だったが、間違いなく人々に大きな勇気を与える事だろう。
ヨルゴス・ランティモスが提示する、"人間賛歌"。

無知で動物的とも言える、スタートから、人々の愛と醜態を享受し、我が道を行くヒロイン
>>続きを読む

アレックス(2002年製作の映画)

4.0

#時はすべてを破壊する

不幸な事が自分に降りかかってから、初めて当事者としてそれを認識する。それまでの幸福な時間、誤った判断を見返しても、時は運命がまるで決められているかのように刻まれていく。

>>続きを読む

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.0

リアリティーがありすぎて、単純にコメディーとして見過ごせない作品。
バービーよりも、男としてみていて辛かった。

カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.5

こんなに徹底的に磨きが掛かってる映画は初めて見たかも。

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.5

アクション映画としては傑作の部類に入ると思う。
フィンチャーのドラゴンタトゥーの女とは全く別物だと思って見て欲しい。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.0

ラストの主人公の決断には、この時代の女性の地位と生き方に関しての深い意味合いが込められていた。
ヴァーホーベンの映画は、これで3作目の鑑賞となるが、本作品のストーリーラインや物語のテンポ感は良かったも
>>続きを読む

婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.0

事実か嘘かあるポイントまで同化して展開される。視点の切り替わりと、語られる順番によって、物語が2転3転する不思議なプロット。
モトノーン、カラー、あとはその中間っぽいカラーリングによる、物語の不穏さ、
>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.5

自ら孤立化し、凶暴化してしまう主人公。
見ているだけで危なっかしいし、自ら世界からの断絶と拒絶を招いてしまう様子は、本当に見ていて苦しい。
ただ、こういう人は、普段生きていて、無意識に危険視し、自分の
>>続きを読む

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

5.0

今年ベスト!!
人生の間違ったタイミングで運を使ってしまい、どん底に落ち、精神的にも金銭的にも壊れてしまった主人公が、家族や新たな人との出会いを通して、更生し、夢も情も取り戻していく話。
キャスティン
>>続きを読む

ニキータ(1990年製作の映画)

4.5

リュックベッソンワールドの醍醐味が詰まっている作品。
彼ならではの、キレのあるシネマトグラフィー。衣装や小物の一つ一つまで、とてつもないセンスを感じさせる。
このスタイリッシュさこそが、僕の心からの憧
>>続きを読む

>|