MAYAさんの映画レビュー・感想・評価

MAYA

MAYA

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.5

少年たちが、それぞれ自分たちが受けている自身の差別を冗談ぽくも濁しながら話すが、主人公の彼は、そもそもに知らないということもあるが気にも留めなくて、純粋にその人の社会性を気にしなくて、かっこいいと憧れ>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

「あの頃は」「時代は変わった」と変わる時代の流れに、根強く残るはヤクザというパワーワード。ヤクザで家族や愛を知り、そして今は変わったのだと時代は言うくせに、人が変わろうとしていることは受け入れられない>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

4.5

はじまりは率直で刺すような言葉だったのに彼は生きることを見出し、それに感化されて、彼女は単位が年で長いのか短いのか宣告された余命を抱えていた中に、愛おしい時の流れを確かに感じていた。

加筆されたとこ
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

愛っていい言葉ではあるけど、
厄介な言葉でもあるなって感じる。

愛なのにって。

尊いようで尊くないようで、そして
人間の心なんて操れない相手も本人も。

愛情の量はお互いに同じ量を持ち合わせること
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Ribbon(2021年製作の映画)

4.0

新境地な映画を感じたリボン🎗でプラスする感情表現。

コロナを置きに、露わになったような芸術への重きの順位。芸術への価値感。

始まりの描きは、日々繰り返しの中にまさに今の時代をユーモアに描きながらも
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.0

マジックアワーという表現がとても刺さった作品。朝でもないし夜でもない時間、それは大学を卒業し、社会人へと巣立って進み始める時間って、まだ学生の名残も残りつつも大人社会に向かうあの瞬間の時間。仕事終わっ>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

過去への遡り、周りを固める登場人物も気になる要素を持っていて、主演2人のなんとも言えないテンポでのやりとりが自然で、愛おしくもクスッとなるところが物語にスパイスされて、とっても良かった。愛っていう言葉>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

4.0

" 誰かと生きていたとしても、1人で生きていたとしても逞しく生きてゆく "

自分が生きて行く中で、どこかにあったような誰かが言うような基準で生きてことが1番生きていないに近しいことで、あれが幸せだ
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.5

物語りも時間の流れがキーワードであり、さらに時系列重なり会う作品で難しかった。

私が思ったのは、もし仮に1ヶ月、いや1日しかない時間の中で、大切な人と過ごせるとしたら何一つの感情に惜しみなくいれるの
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