ヒーローのお祭り。本当にキャプテンアメリカのナンバリングで良いの?と思うくらい。
画面に次々出てくるヒーローに胸が躍る。
ポロシャツにチノパン姿でもスタイリッシュなボンドに比べてもっっっちゃりとしたQの衣装がキュート。
Q、走れるんだ…と謎の感動。
誠実で丁寧な映画。
ベン・ウィショーの放つ空気感。くずおれてしまいそうな儚さ。
香りと記憶。
「シングルマン」で恐ろしく美青年だったニコラスホルトにわざわざあんなメイクを施す持ち腐れっぷり。火を吹くギター(物理)。
異星人大戦争で傍に追いやられるバットマンが愛おしかった。地球人代表頑張れ。
溜息が出るほど美しく胸が詰まるほど物悲しい。
主人公ジョージの心情に合わせて映像の彩度が変わる仕掛けが良いなあ唸る。
喪失感と虚無感に溢れた日常は青白く乾き、悲しみを紛らす何かに出会った時や幸せな記憶>>続きを読む