たましいさんの映画レビュー・感想・評価

たましい

たましい

天気の子(2019年製作の映画)

3.4

初手から小僧に社会の厳しさを叩き込み、閉塞感の中で翻弄されるセカイ系映画。
凝った風景描写に挿入歌は超一流だが、声優のキャスティングから金の匂いがする。
三葉ちゃん出たので文句はありません
2024
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.7

わがまま令嬢がツンデレ野郎と逃避行する大恐慌してた頃の、最古のラブコメ映画。
喧嘩に始まり、すれ違いの末にジェリコの壁を壊す展開は王道だが、テンポがよくて明るい。
2024 158

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

ながされて藍蘭島の戦闘狂が、平和の為にドイツ軍や神を蹴散らす映画。
世間知らずのプリンセスが人間社会に進出する様は、血生臭いローマの休日。
明るい雰囲気で力こそ全てのアクションが観やすい
2024
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カジノ(1995年製作の映画)

4.0

周りの暴走でコメディが加速する、主人公が結婚ギャンブルに負ける映画。
爽快なイカれ具合を披露する妻と、終盤の潔さのせいで内容が頭に入ってこない。
キャストの名演技が光る良作
2024 156

パール・ハーバー(2001年製作の映画)

3.8

WWⅡ狂人枠の誇張されまくった日本との戦争を、火薬満載で表現する映画。
味付けがエンタメ的で観やすく、戦闘シーンに圧倒されるが、史実を扱うにしては軽い。
2024 155

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

明るい家族の中で、健聴者の主人公の方が悩む感情表現が熱い映画。
尻でヒップホップ聴いたり、クセ強な父親がコミカルで重くなりすぎないところが良い。
思春期に両親の仲の良さにブチ切れる気持ちはわかる
20
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.4

キマッたライダーが気ままにツーリングしてたら、俺たちに明日はないされる映画。
低予算だが、ご機嫌な音楽にハーレーが映える。
劇中の違和感が終盤で本質現す、差別や地域性など、当時の米国文化を知る作品。
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.6

軍部の暴走が進むだけ進んだ戦争末期に、死に方でも対立する日本兵の映画。
到底理解できない狂気的な思考、思想を戦局を交えて描く様が気に迫る。
この一日には意味があるという名言が重い
2024 152

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.6

金策広告の為、英雄に担ぎ上げられるドラマのかけらも無い映画。
英雄を演じる苦悩を兵士目線で淡々と描く様が、ただただ悲しい。
日本軍は雄叫び上げる以外にセリフはない
2024 151

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.8

一見すると悪徳警官の先輩が、
文字通り悪徳警官だった
地獄のOJT教育映画。
バディの仲が深まるどころか悪化する展開が斬新で緊張感がある。
2024 150

トゥームレイダー2(2003年製作の映画)

3.4

前作よりアクションに力が入ったが、
キンタローの持ちネタのせいで
全部ギャグになった映画。
考古学が添え物のストーリーとなり、
姉貴が世界旅行を嗜む内容。
金と力こそ正義
2024 149

スパルタカス(1960年製作の映画)

3.8

奴隷のむさ苦しい漢が軍団を率いる、愛と自由が炸裂する超大作。
大金叩いたであろうデカいスケールの合戦があっさり終わるが、濃い展開がひたすら重い。
負けるとわかっていても戦う、気高い精神を描く暑苦しい名
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トゥームレイダー(2001年製作の映画)

3.1

胸部アーマーの墓荒らしネキが、そこそこ戦い、いつの間にか仕事を終える、展開とCGが大味な映画。
ダニエル・クレイグがアキラ100%の小ネタを披露するところが一番の見所
2024 147

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

彼女の実家へ挨拶に行ったら、優生思想かぶれのリベラル主義者達が出てきた映画。
テレビでチュートリアル流すサイコ仕様は傲慢さが出てて好きだが、前振りが長い。
最初からおかしい弟には驚かない
2024
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

主人公がシャバ出、決闘の話し合い場所が便所など、変更はあるがオリジナルの良さを活かしたマンボ映画。
洗練されたカメラワーク、鮮やかでキレのあるダンスで上手くリメイクした良作。
2024 145

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.6

ギャングの縄張り争いそっちのけでロマンス始めるミュージカル映画。
クールに行こうぜ言いながら派手に踊り出したり、全員リアクションが大振りで映える
2024 144

ゆるゆり なちゅやちゅみ!(2014年製作の映画)

3.4

OP、EDで脳を破壊してくるシリーズの劇場版。
極限まで薄めたストーリーと、数珠繋ぎの相関図から見える尊い感情は健在。
ユルさに紛れる過激派の狂気が足りない、姉を出せ。
タイトルからわかる観てる輩のや
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.2

警察、マフィアと互いにスパイ送り込まれて互いがスパイ探しする鬱映画。
散々汚ねえ言葉飛ばしながら攻防した後に、狂気じみた幕引きで締める監督のセンスが爽快。
2024 142

郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946年製作の映画)

3.7

雇われて早々雇い主の妻を略奪した上に、雇い主の殺害を企てる、香しい映画。
序盤のロマンス気取りからの裁判、ゆすり、浮気、懺悔と人間の醜さが湧き出す展開が上手い。
2人に同情出来ない為、事務処理するノリ
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.8

軽快なBGMでフレディと夢の中で戯れる金字塔映画。
受話器からペロリストしたり、ホームアローンの罠に興じたりとフレディが妙にコミカル。
ホラーの王道を行き、オチまで綺麗にまとめた良作
2024 14
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.5

尖った宗教絡みは鳴りを潜め、どっちがヒロインか悩むバイオテロ映画。
ミステリー要素を無理矢理詰め込んだ感があり、物足りない。
デスマスクをパクる監視カメラ鑑賞時の地獄みたいな空気が好き
2024 13
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.0

次々と候補者がヤキを入れられる回りくどいテロ阻止にRTAを強いられる映画。
キナ臭い陰謀、小難しい歴史をハイスピードな展開と上手く絡めた良作。
教授は動く電子辞書
2024 138

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.6

キャッチーなタイトルにセンスを感じる、好き勝手強盗して逃げ回る映画。
陽気なBGMからの容赦ない結末が、タイトルによく現れている。
2024 137

13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.4

そこら辺のクルミより頭の軽い奴らがジェイソンされる、興行収入と評価が反比例する映画。
陽キャが延々狩られるだけだが、姿を見せない恐怖は、安易な方向に逃げない熱意を感じる
2024 136

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.5

仲良くもない奴にダイイングメッセージで名前を添えられたせいで、警察に追われる映画。
センシティブな部分に創作を突っ込む攻めた姿勢だが、ストーリーは硬派。
説明口調もミスリードもくどいが陰謀に迫る演出は
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.7

戦闘力より富豪アピールの強い社長が、仲間を集めて噛ませ犬を叩く映画。
アクションは文句なしだが、仲間内のパワーバランスが崩壊してる。
殴られた後のターミネーターみたいな奴は戦線に出ると迷惑かけるタイプ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.1

ピカピカ便座野郎がキャラ立ちしてる、サメのマスコット携えて陰謀国家に殴り込みかける映画。
ストーリーは添え物の振り切った作風が清々しくて好き。
早々に退場するブーメランニキがやっぱり不憫
2024
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.9

顔剥ぎ王子のマフィアを即席チームで迎え撃つ、ヤンキースタイル映画。
CGに頼りきらない型破りな演出が魅力。
例の如く、男達は脳みそをデチューンされてるので内容はわかりやすい
2024 132

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.5

逆アベンジャーズに不祥事の尻拭いをさせる、ハーレイがいないと画が持たない映画
ウィル・スミスがまともなせいで、アクションがイマイチ迫力に欠ける。
影の薄いブーメランニキが不憫
2024 131

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.8

くたびれたヒーローとサイヤ人の壮大な内輪揉めの為、強引にストーリーを肉付けしてお膳立てした映画。
札束で叩いた映画なだけに、テンポの悪さに目を瞑ればアクションは超一流。
2024 130

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

4.0

種の存続の為、サイヤ人を送り込まれた地球が多大な迷惑を被る映画。
ダークな雰囲気にビルを執拗に破壊する力強いアクションが映える。
メット無しではナメクジ以下のスペックでチート主人公を生捕りにする敵側に
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

妻への妄想が止まらず、謎の組織から脅迫される、夢と現実が曖昧な映画。
脅迫にビビり、浮気もしないチキンな主人公の葛藤を亀のようなテンポで描くのが退屈。
監督らしく解釈が多岐に渡るのは面白い
2024
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.4

子供が十字架集め始めて周りが乱闘騒ぎまで起こす反戦映画。
倫理観もわからず遊びつもりでやっていることが純粋さを引き立てる。
情が芽生えてからのラストが悲しい
2024 127

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.8

例の逆さ足、スケキヨで散々ネタにされ、擦られてきたホラー映画。
無駄に手の込んだ相続条件、やたらテンション高いBGM、クセの強いキャラで金田一先生の影が薄い。
何度もリメイクされるのにも納得できる推理
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.8

前作の仕返しに触手系エイリアンが攻めてくる、スケールと勢いは一丁前の映画。
慎重に対処しましょう、からの即攻撃で余計な窮地に陥ったりと、人類の技術進歩と知能が反比例する迷作。
2024 125

アポロ13(1995年製作の映画)

4.0

破損したロケットで帰還する為、激しい無茶振りとリアクションで熱い対策会議をする史実映画。
間髪入れず続くトラブルでダレることなくラストまで観れる名作。
放送されてないのに、ニッコニコでしゃべるトム・ハ
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