nachiさんの映画レビュー・感想・評価

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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.9

人間の感情をコントロールする5つの"感情たち”。本当にこんな風に自分の感情がコントロールされているとする。ライリーの場合は、”JOY”が主導権を握っているようだったけど、自分の場合はなんだろうか。思い>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

人は死んだらどこにいくのか。私はこれを考えると眠れなくなる人だけれど、この映画の死者の世界は自分にとっては悪くない世界感で、こんな風なら良いのかもしれないと思えた。亡くなった人の魂は、生存者の心の中や>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.8

機内で英語音声にて鑑賞。アリエルの無邪気な表情と歌声が素敵。自分はレイシストではないと言いたいところだけど、やっぱり異人種の集まりであるアリエルの姉妹たちや、エリック王子とご両親の人種の違いには、違和>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

この映画で伝えたかったメッセージは何だったのだろう。ジブリ映画をさほど観てきておらず、事前知識も無いまま観たからか、私にはこの映画のメッセージが何なのかがはっきりとは分からなかった。考えつくものはあっ>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

ミュージカル映画と知らずに観に行ったから、ティモシー•シャラメが歌ってるのに驚いた。グレイテスト・ショーマンを彷彿とさせる始まり。字幕がベトナム語で、セリフの全貌は分からなかったけど、主人公の無邪気さ>>続きを読む

テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

5.0

ファン歴15年以上。初期の頃の曲調が好きで、テイストが変わってから、あまり聞かなくなったりもしたけれど、やっぱりTaylor Swift最高‼︎と思わせてくれるパフォーマンスだった。
ベトナムの映画
>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

先の読めるストーリー展開。大学卒業後は弁護士になる予定の娘が、バカンス先のバリ島で現地人と恋に落ちて、結婚しようとする。弁護士という成功者と見なされるような将来が確定されている中で、こんな真逆の人生を>>続きを読む

Press Play(原題)(2022年製作の映画)

3.5

個人的にはあまり好まない、タイムスリップ系のストーリー。そもそもが非現実的なストーリーなのだが、最初と最後の結びつきが理解できなかった。(結局彼氏は生きているのか死んでいるのか…)。この手のストーリー>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

伊坂幸太郎先生の原作が好きで、あまりアクション映画は好まないながらも鑑賞。コメディ要素が強かった。「王子」が女性だったことや、原作にはなかったような着ぐるみの登場に違和感があった。やはり小説の方が面白>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.7

ヨーロッパ旅行中、イギリスにてリバティロンドンを訪れた直後に機内で鑑賞したため、見たままの建物が現れたときには少しテンションが上がった。エマ・トンプソンの出演作品をいくつか観ているが、いずれも同一人物>>続きを読む

ウォーク・トゥ・リメンバー(2002年製作の映画)

3.6

マンディ・ムーアは高校時代にアメリカのペンパルが薦めてくれた歌手の一人で、「It’s Gonna Be Love」と「Cry」はなかでもお気に入りの曲だったので、作中で聞けたことに感動した。(なので、>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.9

前作もそうだが、とにかく選曲がいい。U2の曲をボノ本人が歌っているというのがまた感慨深い。サクセスストーリーにするために、話の流れに無理やり感があるのは否めないが…。曲を聞きたさにサクッと何度でも観れ>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

話題作ということで、アクション映画は好みでないものの映画館で鑑賞。迫力が売りかと思うので映画館で観たのは正解かもしれない。前作を観ていないのと、高評価の口コミに期待しすぎたのか、個人的にはストーリー展>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.8

実話に基づくストーリー。子供のころから、役者として売れるために、ダイエットの強要や薬漬けにされていたという実在者。役者は事務所の商品であるかもしれないが、一人間。彼女の役者としての過酷な人生を思うと心>>続きを読む

ラスト・ソング(2010年製作の映画)

3.8

主題歌「when I look at you」は昔から大好きな曲だが、ありふれたティーンムービーかと思い、観ていなかった。恋愛より父親との家族愛が思ったより強く描かれていた点が良かった。恋心を抱く展開>>続きを読む

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.0

黒人差別をテーマとしたメッセージ性の強い映画。人種差別の意識は、どのように芽生えるものなのだろうか。どんな教育をうけて、その意識が根付くのだろうか。あからさまに黒人メイドを卑下する人がいる一方で、その>>続きを読む

BACKSTREET BOYS:SHOW ‘EM WHAT YOU’RE MADE OF(2015年製作の映画)

3.7

2009年リリースの「Straight through my heart」から一気にハマり、ほぼ全部のアルバムを聞いている。とにかくBSBの曲が好き。あとはデビューから30年経った今でも、定番曲を定番>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

パイロットや医者など、かなりの専門知識や技術を要する人にまでなりきろうとするのは、詐欺師とはいえ無理があると思うが、これがほぼ実話なのだから驚きが隠せない。まさに、詐欺師は天才と紙一重だと思う。面白さ>>続きを読む

ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.8

親は選べないというが、どれだけ自分自身が親に対して不満を持っていても、どれだけ自分自身が親への不満を他人に口にしていても、他人に自分の親を非難されるとたとえ恋人であっても腹が立つ。結局、親は自分自身に>>続きを読む

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.6

現代版シンデレラとは言え、ディズニーのシンデレラ像に反するところがある。心優しく健気なところが、従来のシンデレラの美点であると私は考えているので、自立した女性像にシンデレラを重ね合わせるのは、個人的に>>続きを読む

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.9

ラブストーリーだと思ったら、まさかのアウシュビッツ絡みの映画。当時の看守たちも、あのように法で裁かれたと思うと、ナチスについては囚われたユダヤ人にばかり焦点を当てがちだけれど、こうした違う側面でも苦し>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

9月11日ということで、この映画を観た。あのテロによって、不本意に家族や友人、知り合いを失った人達のやるせなさ。空っぽの棺桶を埋めるって、あまりにも虚しい。父親と繋がっていられる「鍵」だと信じていたも>>続きを読む

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.8

美術関係の映画。ストーリーは悪くなかった。美術の価値が分かる人間って、自分とは別世界の人間な気がする。美術館の絵を見て、技術が凄いって思うけど、その凄いには、キュレーターや美術品の蒐集家が掴み取る凄さ>>続きを読む

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