新海誠監督が映画に込めた想いは伝わり。
ただ、元旦の北陸地震のあとに見ると、日本において地震はまだまだ続く現実であり、物語に昇華する難しさを感じた。
不穏な空気の中に、思いもしない方向に誘われていく。
色々な謎が時間列を行ったり来たりする中でつながり、紐解かれてゆく。
廃電車の中のシーンは秀悦。
子役を含め、うまい俳優しか出ていない映画。
ラストを>>続きを読む
上海の映画館でリバイバル上映。
最後に実話をもとにというテロップはびっくり。
レスリーの肉声セリフは貴重。
なぜこの作品に出演したんだろうという疑問は消えず。
上海映画祭にて。
丁寧に作っている映画だなあという印象。
会場からは何度も笑いが湧いていて、最後はすすり泣きに。
豪華声の出演。
不思議な世界観。
懐かしく、胸がつまる。
今どきちょっと珍しいビデオカメラ的ズームの多用も、懐かしさには有効なのかも。
杭州舞台だが、上海語にずいぶん近いなと。
やっと見れました!
一生もののいい映画をありがとう。
こんなに見応えのある試合!たくさん泣いて、時にくすりと笑って、最後まで一緒に駆け抜けました。
言語感覚とか、編集のテンポは引き込まれ。笑いのセンスや最後の終わり方にはハマらないところもあったけど、たっぷり楽しめた映画でした。
平日午後の上映会だったけれど、ほぼ満席でびっくり。
色々なラブ要素が込められた映画。
誰とどう見たかのシチュエーションも大事なのかも。
子どもたちの元気にのびのびと学ぶ姿が印象的だが、それを支えているのは先生たちの惜しみない情熱。
教科書を使わずに子どもたちが納得して学ぶために、先生たちは何倍も想いを巡らせ、試行錯誤と、準備に時間を注>>続きを読む
フィルム上映のノスタルジー
チャン・イーモウの青春時代が投影されたような制作への情熱は、メイキングを見てより胸熱に。
劉浩存(リウ・ハオツン)は第2の章子怡になるか。でももうちょっときれいな役にさ>>続きを読む
日本公開時に劇場で見ていたけれど、最近金子文子のドキュメンタリーを見たので再鑑賞。
前よりも文子の心情が少し理解できるように。共感しきれないけれど、ひかれるのは女優の魅了か。
できればエキストラも日>>続きを読む
映画館で字幕版で。
吹き替え上映の方が多くてびっくり。
それにしてもお金を湯水のように使っていて派手。
そしてコロナ前の懐かしの東京がここに。
監督デビュー40周記念の特集上映にて。
あの時代の台湾を知らないはずなのに、懐かしく愛おしい家族の時間。
それにしても3回目の緊急事態宣言開始の日に、ほぼ満席だったことに驚き。
美しいロケーションにすばらしい役者が揃ったのに、予告編以上にグッとくるものがなく、残念。
張震は好きな俳優だっただけに、無駄遣いだったのでは?と。
主人公との関係性も見えず、カタコトの日本語だけが気>>続きを読む
アップリンク渋谷にて。
草彅剛の演技は前評判通り素晴らしかったけれど、新人の樹咲がすごかった。
彼女じゃなければ成立しなかった映画な気がする。ラストパートは彼女のバレエ力があったからこそ。
何年か後>>続きを読む
穏やかでリアルな江南の大家族の物語。
川のほとりの長回しはまさに絵巻。
NHKにて放送。
ストーリーはともかく、
計算された撮影と編集は素晴らしかった。
オープニングとラストは、絶品。
国立映画アーカイブにて、前後編フルバージョン視聴。
李香蘭は前半は抗日主義の中国女性なんだけど、長谷川一夫に殴られて目が覚めるあたりから、急に日本人女性だなあと。
みんなの幸福のためという無邪気な>>続きを読む
桂蘭(李香蘭)のお母さんラストに出てきて急にけっこうな日本語を話すのはどういう設定なのだろう。
国立アーカイブスにて。
春美(山口淑子)の一途な愛だが、
彼女に出会って振り回されて、三上は人生狂ったよなあと。
それがなくても生き抜くのが難しい時代だけれども。
春美が三上!と苗字呼び捨てで、>>続きを読む
思った以上にちゃんと三国志だった。
しっかり三国志演義とか踏まえてのずらし。
三国志知らない人にどこまで面白く感じてもらえるかは微妙かもだけど。
ラスト蜀の四人のシルエットはカッコ良かった。
そこには>>続きを読む
キネカ大森にて、凱里ブルースと2本立てにて。
ビーガン監督作を2本まとめて見れる機会はありがたく。
改めて両作品のリンクする部分の多さも感じつつ、本作の方がさすがカメラワークが成熟してるなと。
(で>>続きを読む
「路边野餐」
やはり後半の長回しカットは雰囲気あるなあと。
足場が悪くて、カメラがぐらっとしても意地でもカット分けないという意思を感じ。
2016年に中国で見て以来だが、ワンカット部分は驚くほど全>>続きを読む
東京・中国映画週間にて。
親友と盛り上がっているシーンでも、運び屋達と仲間になってバカ笑いしてる時も、その後の破滅の予感を感じてヒリヒリしてしまう。
白雪(バイシュエ)はこれが長編処女作の若き女流>>続きを読む
中国映画週間(東京)にて。
3人並んでのポスターや、恋愛映画という紹介で損をしている気が。
90年代の情緒たっぷりで、そこに小田和正の「ラブストーリーは突然に」は切ないほどよくはまっている。
ダ>>続きを読む
高橋一生、蒼井優の抑制の効いた演技が素晴らしい。
だからこそ蒼井優のラストに向けた演技は胸に迫るものがあると。
李香蘭生誕百周年記念に鎌倉川喜田映画記念館にて。
李香蘭の中国語はネイティブとしか思えない。
卖糖果のソプラノのは鳥肌もの。
李香蘭生誕百周年記念、鎌倉川喜田映画記念館にて。
李香蘭(山口淑子)の歌と言語的センスの素晴らしさ。本編では堪能なロシア語での全面セリフ。