限りなく家族に近かった人たち。
テーマの楽曲がこの映画を表しているようで。綺麗な音だと思いきや不協和がポロポロと落ちてきて、それでも曲として保っている。楽しくて平和かと思いきや、ポロポロと落ちている>>続きを読む
タイトルそのもの、モンスター級にイタくて、青春で、恥ずかしくてめちゃくちゃだけど、何故だか愛おしい。
自意識過剰、止まらぬ妄想、そんな自分に自己嫌悪、それでも止まらない…青春を拗らせたことのある人間>>続きを読む
AI、インターネットといったスケールの大きな題材でありながら、ミニマリズムでスッキリとした世界観だった。(低コストというのもあるけれど、この作品はこのシンプルに美しい世界が合っている)
大自然と対局す>>続きを読む
水が、満ちる。
これは"おとぎ話"。
リアリティを求めどこか冷めてスカした時代と、フィクションによる美しく壮大な大衆的ファンタジーに終止符を打ったとも思われる。が、これは終止符でも始まりでもなく監督の>>続きを読む
「ラストベガス」
ジジイがラスベガスではっちゃけ大暴れ大豪遊する話。
おじいちゃん達がかわいくて楽しいが、流石人生の先輩、ちょくちょく良いことを言う。格言が沁みる。
ひたすらかわいいが、やっぱりかっ>>続きを読む
昔からある、かつ、現代でも生き続けている問題(ジェンダーなど)を扱っていた。それらを、「こうゆうの、あるよね」と当然の事として罪悪感なく特別視せずに扱っていたのがより現代的で好感を持てた。あくまでこれ>>続きを読む
80年代この良き時代アメリカン!を象徴するような大堂?の映画。平成っ子からすると、異世界をのぞいているような感覚。
プラダを着た悪魔と少し似ていて、等身大というか。悪態や願望など共通して持ってる感覚に>>続きを読む
変態といえるほどのアニメーションへの執着心。根気。狂気?
滑らか過ぎて、果たしてストップモーションにしている意味はあるのか??となるが、意味はあると思う。
計算された点から点の動きではなくて、アナログ>>続きを読む
ひょっとしたら女の子の誰もが抱えているかもしれない、けれど無意識に無視している感情なり欲望なりがブワーっと恥ずかしがらずに描かれていた。
主人公はおかしな女の子、だけど誰よりもリベラルなのかもしれない>>続きを読む
トライアスロンのように、終わらない、終わらせてくれない映画だった(トライアスロンやったことないけど)
ドキュメンタリーのようなリアリティのある画面と、話(歴史)への導入、そして終わり方、終わってない>>続きを読む
歌舞伎、演劇のように「魅せる、見得を切る」ような場面がある映画だった。キリリと、ねっとりと、あの空気感がかっこいい。仲代達矢のオーラによるものなのか…
主人公松恵の話ではあるけれど、芯があってどこか>>続きを読む
誇り高きエレガントな時代のオリエント急行、ヴィジュアルが良い…。エレガントでシリアスだけでなくお茶目な要素もあってちょうどいい。
内容を知っていたので違和感や伏線、人物の揺れる心情などを考えてニヤニヤ>>続きを読む
公開の時期が時期だったからアメリカの縮図のような、比喩、皮肉っているようにも見えた。何より全員のキャラが立っていて最高。まさにマグニフィセント。60年の荒野の七人の良い要素を詰め込みつつ、リメイク。か>>続きを読む
ゴリゴリのCGだから、少し離れた席から観たかった。母親の設定以外はディズニーアニメ版を忠実に再現。元々ベルのキャラクターが現代の女の子の感覚と近くて、アナ雪のような、最近のお話のように思えた。