このレビューはネタバレを含みます
見終わったあと、重い気持ちになった。似た者同士のコミュニティの中で、自分の生き方を確立していた凪沙。一果との出会いを通して、「母性」や女性になりたいという思いが一層強まっていき、もがく姿が苦しかった。>>続きを読む
「東京物語」に続き、小津安二郎監督作品を観賞するのは２作目。
昔の都会の人の話し方って、音程が一定で独特ですよね。
大きなストーリーの起伏はないけど、目が離せなくらい面白くて２時間弱があっという間だっ>>続きを読む
原作が面白かったので、映画も気になっていました。世界観が良く再現されていたと感じます。地方出身で大学進学を機に上京した自分としては、ミキに感情移入する。水原希子さんの美しさと、役柄のたくましさが相まっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公と親友のファッションやメイクが可愛くて見ててハッピーになった。子どもを生んでも、生まなくも最後は幸せになる人生。映画としては素敵なハッピーエンドで安心できたが…。大学生の頃の自分だったら素直に受>>続きを読む
厳格なユダヤ教のコミュニティが舞台。
女性は男性の隷属的存在に見えた。
宗教的なしがらみのない外の世界に飛び出した人、そこに踏みとどまる人、そこでしか生きられない人。
いろいろな人生があるなぁ。
このレビューはネタバレを含みます
何気なくナイトショーで観たら、すごく重い気持ちになった。
霊感が強い？主人公・エロイーズの夢を通して、60年代に歌手を目指していたサンディの人生を追体験する。最初は全てが順調に見えたのに、気づいたとき>>続きを読む
肌の色が白人に近い黒人女性２人を主軸にした物語。一人は出自を偽り白人社会に同化して生き、もう一人は黒人社会の中で医師の夫と息子二人と裕福な生活を送っている。
パッシングという言葉を不承知な上にモノクロ>>続きを読む
三島由紀夫は最期の印象が強すぎて、過激右翼おじさんとしか認識していなかった。
でも、学生を相手に討論する様子から感じ取れたのは圧倒的知性、相手への経緯、ユーモア…。想像と違った。ずっと年下の若者であっ>>続きを読む
そそっかしいからか、よく走る主人公。
周りの目を気にして縮こまることもなく、のびのびしたフォームが見ていて清々しかった。
不器用でガサツで夢が叶わなくても、自分さえ見失わなければきっと収まるところに収>>続きを読む
