なんでも屋の演出部さんの映画レビュー・感想・評価

なんでも屋の演出部

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きまぐれ(2023年製作の映画)

1.8

テクニカルの面でも内容の面でも量産型インディーズ映画という感想しか思い浮かびませんでした。
テクニカル的にはフィックスワンカット長回しの連打も気になったのですが、サウンドデザインの杜撰さも気になりまし
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ここ以外のどこかへ(2021年製作の映画)

2.0

コロナ渦であることを舞台設定として活かしたロードムービーといった感じでした。
申し訳ないですが率直に申しますと、お金を払って観てよかったとは思えませんでした。
個人的にはガールミーツガールものが苦手な
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在りのままで進め(2023年製作の映画)

1.0

「在りのままで咲け」と併映で鑑賞しましたのでこちらも。
こちらも松本動監督の演出が安定しておりインディーズ映画にありがちなフィックス長回しワンカット連発や、場面転換がおかしい部分もなく音楽の使い方も適
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在りのままで咲け(2023年製作の映画)

1.0

俳優の水村美咲さんがセルフプロデュース作として制作されたという経緯の作品。
松本動監督の演出が安定しておりインディーズ映画にありがちなフィックス長回しワンカット連発や、場面転換がおかしい部分もなく音楽
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正しいアイコラの作り方(2024年製作の映画)

4.0

インディーズながら小規模商業作くらいのスケール感がある珍しい作品でした。
インディーズにありがちなフィックスワンカット長回し連発や場面転換がおかしい部分もなく、サウンドデザインもしっかりしていたので安
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野球どアホウ未亡人(2023年製作の映画)

3.5

タイトルに「野球」と付いているのに野球を全くしていないアングラ臭漂う作品でした。
冒頭から70年代日本映画を彷彿とさせるような1発ネタ連発には素直に笑わせていただきました。
この1発ネタで60分以上も
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青い(2019年製作の映画)

2.0

男性監督の作品ながらそこはかとないB Lみがする独特な作品でした。
逆光を使ったカットが多くかなりカット割が細かいのと、セリフが少ないのもあって映画というよりはMVを見ているような気分でした。
予算が
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向こうの家(2018年製作の映画)

3.9

インディーズ映画には珍しい普通にウェルメイドを目指して普通にウェルメイドとして成立している作品。
望月歩さんの表情が大人になって変わっていくのも、大谷麻衣さんの魔性な年上女性ぶりもとても魅力的でした。
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みぽりん(2019年製作の映画)

1.5

アイドルものと思わせておいて「ミザリー」的な展開になるホラー映画という発想はとても面白かったです。
実際冒頭のシークエンスからレッスンが始まって「みぽりん」が本性を表すあたりまでは楽しめました。
これ
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愛のくだらない(2020年製作の映画)

1.1

なんというかキャラクター造形と芝居の臭さから演出に昭和の香りを感じました。
調べてみたら監督の野本梢さんはまだ30代の若い監督さんでいらっしゃるんですね。
キャラクター造形はステレオタイプな感じだし、
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静謐と夕暮(2020年製作の映画)

1.0

率直に言って拷問に使えると思いました。
私はインディーズ映画には相当慣れていますが、この作品は映画館の強制力がなければ最後まで観切ることは不可能だったと感じています。
申し訳ないのですが全く話が理解で
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アリスの住人(2021年製作の映画)

2.1

ファミリーホームを題材にした作品ということで、インディーズには珍しく冒頭の方から普通の劇映画っぽい演出で始まり見辛いとは感じませんでした。
ただ段々話が盛り下がっていき、ほとんどなんの変化もないまま映
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かく恋慕(2019年製作の映画)

3.5

インディーズ映画としては珍しく普通にウェルメイドな作品を目指して普通に上手くいっている作品だと感じました。
インディーズにありがちなやたらとフィックスの長回し1カットなどはせず、適切にカットを割って適
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階段の先には踊り場がある(2022年製作の映画)

3.0

会話劇としてはちょっと捻った言葉の応酬でなかなか楽しかったです。
長尺ですがテンポがいいのでそこまでつらくは感じませんでした。
ただ純粋に手島実優さんのキャラクターの存在意義がわかりませんでした。
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夢半ば(2022年製作の映画)

1.0

事前情報をよく調べず観に行ったのですが、これは監督の私小説的な話なんでしょうか?
葛西だったか西葛西だったかの狭い地域の中で、同棲している彼女とのアパートとバイト先と公園くらいしか出てこない閉じ切った
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ラフラフダイ(2022年製作の映画)

1.0

笑ったら死んでしまう未知の感染症が蔓延した世界、という舞台設定を描くには予算が足りなさすぎたのではないでしょうか。
物語のほとんどが山奥のコテージで進行するのですが、未知のパンデミックを描くのにこの舞
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

今田美桜さん笠松将さんとその後の売れっ子俳優を2人も輩出した珍しいインディーズ映画です。インディーズ映画は大体いつも同じ面々の俳優さんを観ることが多いので。
1時間未満の中編ですがLGBTものとしてで
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いつか輝いていた彼女は(2018年製作の映画)

1.0

まず画面をサイドレターにしている演出的意図がわかりませんでした。
トークショー付きで鑑賞した際に「昔の日本映画を意識した」と監督が発言していた記憶がありますが「昔の日本映画=4:3アスペクト比」になる
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轟音(2019年製作の映画)

3.3

ヤン・イクチュン監督の低予算韓国映画「息もできない」を彷彿とさせるような作品でした。
淡々としたテンポでセリフもBGMも極端に少ないため、観る側にもストイックさが要求されます。内容的に暴力的なシーンが
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それはまるで人間のように(2019年製作の映画)

2.0

コミュ障な青年の話かと思いきや実はヒューマノイドの話だったという展開は面白かったです。ただ商業公開する作品をここまで安く作ってしまっていいのだろうかという疑問が純粋にあります。
画面を見るたびに「本当
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