nkcさんの映画レビュー・感想・評価

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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.0

技術陣流石のクオリティ
演者陣も素晴らしかった。
ただ構成があまり効いていなかった気がする。
まとめるとタケちゃんすごい、師匠悲しい、タップダンス成り上がり物語り?

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.2

綺麗さや技術ではない無骨で不器用な表現。
会話シーンの表情のカットの差し込み方は鮮やかだった。

ビートたけし、坂本龍一の演技のぎこちなさによりドキュメンタリーを観ているかのような感覚になった。
ロレ
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フラクチャード(2019年製作の映画)

3.5

サスペンス系といえば寒色系のグレーディング
緊張と緩和のリズムの作り方はうまかった
カメラワークもバストショットが多く、より人物の表情や感情に意識を向かせていた。
登場人物も少ないので話には入り込みや
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.4

ナレーションを多用しているからかまさに小説を読んでいるような感覚を味わえた。
フォローショットやパン、ティルトをうまく使い流れるようなカメラワーク
感情表現もカメラワークやアングル、カットでここまで豊
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

2.8

時代背景に合わせた粒子(綺麗かつ荒く見えるよう)は良かった。
あえてシャープにしすぎないエッジ感のこだわり。
ライティングも補色を意識して人物が際立つようにしている。
ただ展開やカット割りが若干ありき
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パーク アンド ラブホテル(2007年製作の映画)

3.3

オムニバス風の展開。
フィルムの良さが前面に出ていた。
色味は中間が黄色、暗部に青と言った
The映画の色味。
カット割りも大分少なく、引きのカットを上手く使ったカメラワーク。そのおかげで寄りのカット
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.7

設定、内容はありきたりだが、それを補うようなキャスティングと演出が光っていた。
スローモーションが多様されていて、"時"という概念をとても印象づけていた。最初リバイバルするシーンでは一人称視点になり、
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モンスター上司(2011年製作の映画)

3.0

主人公3人の表情が印象的。(顔のアップが多い)
彩度は少し低く、色味は青。
ディゾルブが面白く、前のカットに合わせて切り替わる。つながりが滑らか。
序盤の工場が始動するシーンでは、
何もない工場にカッ
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哀しき獣(2010年製作の映画)

3.2

全体を通して引きのアングルが多い印象。
そしてカット割りが多く展開の早さが内容のスリル感を演出している。
途中、モノクロなカットを挟むことにより、より緊迫した映像になっていた。

恋人たち(2015年製作の映画)

3.7

人間の醜くて汚い部分や、目を背けて見て見ぬフリをする部分をテーマに
三人の主人公が交差しもがき苦しむ。
ストーリー全体はドキュメントタッチで進み、時折ホームビデオのようなカットが挟まれる。四ノ宮が路地
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.5

全体的な色味は黄色。
そしてコントラストは強めで名優達の表情が印象的。(暗いのに暗さを感じさせない)
奥行きを上手く使ったカメラワークと
アングル全体のバランスの良さが映像の華やかさを演出している。
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