nankulnaisaさんの映画レビュー・感想・評価

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世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

4.4

アンソニーホプキンス、
この頃からこんな見事なおじいちゃん役してて、いったい何十年シブいおじいちゃん役してるんだろうか、なんてことはさておき、
ドキドキハラハラ、
家族にいたら心配でたまらないが、
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

観たいな、と思ったのが今年2024になってから。
こんな大事なことがアンテナに引っかからないほど
去年の私は疲れてたのか?

観られてよかった。

早くも、2024年度No.1かも。

いや、ランキン
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裸足になって(2022年製作の映画)

3.8

下調べ無しで観に行ったが、舞台の国の政治背景くらいは調べておけばさらに深まったな。
日本にいるとこの苦しみがないとはいえないがまだまだありがたいことに遠い。

にしても、
彼女に踊りがあってよかった。
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

ニノの底力に感動したのに、
レビュー書き忘れていたんだな。

ひまわり(1970年製作の映画)

3.6

イタリア、砂浜でのラテンな夏の恋人風景から始まったので、
そんなに深く愛し合うのか疑問だったのと、
ソフィアローレンの気性の激しさに少々引き気味で始まったのだが、

シンプルで直球な愛し方と、
義母に
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.3

わぁー、ファンの人ごめん、
全然何も感じなかったあ😭

感じたかったんだけど、
なんなんだろう。

難しいのとも違う、
なんだか、
深く考え続けるには体力いるから、
それを放棄しちゃったのでは、、と、
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怪物(2023年製作の映画)

3.8

どうする?誰も責めんの?
獅童の役?逃げた彼女?

あとからあとから、
なんなんだ、
いじめた子以外はみんな、共感できる節があるではないか。

タイミングと勘違いって怖えー
咄嗟の判断って怖〜

複雑
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

4.0

えー!めちゃくちゃよかったやんー!
ってなるのは
50代だからか?
結構厳しめのレビューもあるからなあ。

元カレに偶然会ったとて、
こうならないのがよくわかってるからこそ、
映画の中で、メグライアン
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

はぁ〜アドリブ炸裂で、まるで素で笑っている西島君の隣にいるのが自分ではないかと
こちら妄想炸裂してしまう幸せな時間をもらった。

あ、もはやジェンダー云々ではない。

ただ人と人が寄り添って、美味しい
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.1

苦しい。痛い。どこが痛いって
生理前のようにカチカチに張った胸や血がついてしまった両足の間が熱くて痛くて寒くて震える。

Netflix で観たもんだから途中苦しくて2回止めちゃって
でも気は紛れず再
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.0

ほんとに一瞬、TVで見られるからいっか、とよぎったが、
本当にシアターで観て、聴けてよかった。
頭蓋骨に鳴り響くいろんな楽器、被災ピアノの音、バケツにあたる雨、、北極で鳴らしたシンバル。安TVで見ない
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.0

当日券駆け込んだら最前列しか空いてなく。
落ち着かなくて隣のお兄さんにまで気を使って数回涙と鼻水拭くくらいに我慢したが、家で観てたら嗚咽した自信ある。


主人公、もし我が子ひとり残してなきゃとっくに
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

下調べもせず、タイトルと爺さんの写真だけで開演時間がちょうどいいから、って映画館に入ると痛い目にあう。

見終わってひと月経つが、
救いのない怖さが抜けない。

なんか今年はそんなんばっかり観てしまう
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

このまま脳をいじくり返されて私まで戻って来れなくなりそう、手のひらに冷たい汗かいた。

退場しようか、
本気で考え始めたころにvol.2。

少し雰囲気変わる。


しかし、例えばわたしが、
閉じ込め
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.9

嗚呼リリーコリンズ、役作りとはいえここまで痩せて大丈夫か?と
マジでお願い、何か食べてください、と
願いながら観た。

自分から死スレスレまでの飢えた状況に持っていくのは、
本能、生理的欲求を抑えつけ
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セカンド・アクト(2018年製作の映画)

3.5

まぁまぁ、そんな感じ、よね、
という感じで、
無難に読み通りで、
特にがっくりもしないし、
がんばれーと主人公を普通に軽く応援する気持ちになるし、
彼氏はあの連ドラのパパだし、
配信でながら見するには
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ドリスの恋愛妄想適齢期(2015年製作の映画)

3.9

この切なさ、やりきれなさはこの歳にならないとわかんないんだぜ。
という共感1/4
怖さ半分、
痛さ半分、で
100%超えちゃって
ときどき見てられなかった。

恋ってこえー💦

女優 原田ヒサ子(2019年製作の映画)

4.1

涙が何度も出て、
98で今年他界した祖母に、
そして健在でいてくれる母に会いたくなった。

ふくよかな笑顔が絶えない美人の女優 原田ヒサ子さんの
大ファンになりました。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

なんだかしんどいぞ。
見終わったあとも続くこの鈍い痛み。


レトロさだけが売りの、マズイ喫茶店に吸い込まれて珈琲飲んだら気がついた。
昔、離婚前、オットと我が子の両方のメンタルケアに必死だった、あの
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.7

トム様あっぱれ!

仕事に追われ、そう、アッパレ感を簡単に得られそうで飛び入りした映画。

数分間に何億円でしたっけ?
費やしただけの凄さ、臨場感、トム様の滲み出る人情の厚さ、
それは地方の映画館も混
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

是枝監督のことはよくわからないが、
ソンガンホはもちろん、韓国人キャスト全員の演技が素晴らしかったところをみると、
言語や文化の違いを超えて周りをひとつにする監督力に優れた監督なのだろうなと思った。
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.9

さすが岩井俊二監督。
カメラの位置が固定じゃなくて揺らぎがあって、
ひかりの入り方と湿度が感じられて
とても久しぶりに岩井俊二監督作品観たけどやっぱりいいなあと充足した。

広瀬すずの映画作品初めて観
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空白(2021年製作の映画)

4.0

ああしんどすぎる、、苦しくて
ウキウキで始まった休日が完全にダークになってしまったが
見終わっても切り替えられないくらいの
見応え感は大有り。


この登場人物の誰にも、
絶対になりたくないと、
強く
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

4.0

親、病気の本人、家族、担当ケアスタッフ、いろんな立場になって観て、
苦しくてたまらない。

悲しくて苦しくて、
だけどみんなが、
必死でこの『生』を守ろうとしている。



お願いだから、
湖の氷、
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

頭が冴えて眠れず
クールダウンするつもりでアイロンかけながら観た浅草キッドにむせび泣く夜。

紅白に続き大泉洋がまたしてもきてる。


これ実話?
この師匠の結末、実話?
だとしたらあまりにも切ないじ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

ディカプリオ、ええ大人になった。
もはや全く容姿で勝負してなくて、この映画で、私はディカちゃん好きかも、と思った。

出会いがタイタニックだったから、
どうしても巨額なお金を注ぎ込んだ大ヒット作のイケ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

ドライブマイカーに続き、濱口作品を。
すっかり、完全に、もう濱口竜介監督、というだけで映画館に行くことになると思う。

会話劇のセリフのひとつひとつや、
カメラの位置、
光の入れ方、
登場人物の服装ま
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

先日飛び込み。

泣きすぎて頭がいたかった。
鼻水を拭いたハンカチが、
よりによってまだ育ててない新しいリネンだったので鼻の下も痛かった。
花粉症でもともと鼻周りの肌環境厳しかったのに、
ああああであ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

前半早々、主人公の耳に何か起きたあたりから、あ、これは映画館で観るべき、と思いながらも
もう停止ボタン押せなかった。

上映を開始している関東や関西のミニシアター系では、音響ディレクター監修、だの、
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

怖すぎてもう、、実話ってことがさらに気分が悪くなるほど怖さを増す。

それにしても警察が糞(あ、言ってしまった)。
偵察を保つ為には不正どころか市民を精神病に仕立て上げる。

今でも’Black li
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