よくあるアクションヒーローものとテッドのようなコメディものを足して二で割った作品。気楽に観れて息抜きにちょうどいい。
実話をもとに、頭の切れる小切手詐欺師とそれを追うFBI捜査官の間に生まれる絆を描く。大胆で爽快な気分から、観終わった後の心温まる感じが良い。
自信なさ気で妄想ばかり膨らむ冴えない男が、ネガ探しの旅で自信をつけていく。旅のエピソードにもう少し厚みが欲しかった。
名著「白鯨」を執筆するために、著者メルヴィルが元クルーに取材を行うという形で展開。様々な背景を持つ船員たちが鯨と対峙し、人としての本分に立ち返る様に色々考えさせられた。
師弟、親子の絆をテーマに心の強さと弱さを描く。バケモノと人間の対比により客観で人間の(自分の)心を捉え易かった。
清朝の12代目にして最後の皇帝溥儀の生涯を描く。溥儀が如何に可哀想な星の元に生まれたかの描写が絶妙。坂本龍一の音楽も良かった。