野さんの映画レビュー・感想・評価

野

映画(214)
ドラマ(0)
アニメ(0)

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.8

原作未読。ちゃんとしたミステリーでおもしろかったです。ただ思ったよりホラー色強めだったので、苦手な人は気をつけて。

パパ思いの母性み溢れる早熟な男の子めっかわでした。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

5.0

シリーズ集大成。最高!

序盤の舞台である大阪コンチネンタル、「監督の考えた最強の日本」って感じでめちゃめちゃ良かった。

終盤の俯瞰での戦闘描写もゲーム画面をみているみたいで新鮮だったし、ド派手に爆
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.3

設定が秀逸。主人公を画面越しに見守る人を画面越しに観ている私という構造になんだかどきっとしました。
話のテンポも良いしラストもすっきり晴れやか。トゥルーマンの笑顔が素敵。シンプルで奥深く、好きな作品の
>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.9

退役軍人に銃持たせたら目が見えないくらいのハンデがないと若者3人と戦力が釣り合わないんだな…。
「怖い怖い逃げて逃げて」と「いけ!そこだ!やれ!!」が共存しておもしろかったです。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.3

襲ってくる異形のものを圧倒的戦闘力で捩じ伏せていくワンパンマン的コメディーと思い前半ゲラゲラ笑ってたら、後半人がバンバン死んでいくので少し複雑な気持ちになってしまった。若者たちは一応、危険な場所と知っ>>続きを読む

着信アリ(2004年製作の映画)

3.3

昔みて、理不尽だし気持ち悪いし怖いし、日本のホラー映画無理だって思うきっかけになった作品。改めて見ても、やっぱり理不尽だし気持ち悪いし怖かった。これぞジャパニーズホラー。すごい。

堤真一は最初、こう
>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

4.0

お祓い大作戦大失敗じゃねぇかよ!!!!
元気がでた。ありがとう。

呪怨(2002年製作の映画)

3.6

小学校でア"ア"ア"ア"が流行ってたことや、友だちが「呪怨怖すぎる」と本当の話のように神妙な顔で話してくれたことを思い出して懐かしくなった。

家に入る人全員にはっきりと姿が見えて、かつ全員を確実に仕
>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.5

プロゲーマーのやり込みゲームプレイ動画か何か?と思うほどの正確で無駄のない動きで、バタバタと大量の敵を打ちまかしていくのが見ていて楽しい。
武器やスーツを調達していくシーンは薄暗いキングスマンだった。
>>続きを読む

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.7

自分は人の何を愛するのだろう、と深く考えさせられる。

呪詛(2022年製作の映画)

4.2

やっぱりアジアと宗教ってホラーの相性抜群だな、と。身近な生活のすぐ近くに自分の全く知らない世界がある、というのがすごく現実的に感じるからでしょうか。

一人称視点でのカメラワークと語りかけがリアル感を
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

マッハ10で駆け抜けた131分。
こちらが息苦しくなるほど迫力満点のフライトシーンに思わず声が漏れました。少年漫画のような熱い展開に、立ち上がって拍手を送りたくなるほど気持ちのいいラスト。映画館で観て
>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

4.0

死んだ平家のものたちの声を聴き語り継ぐ犬王、とその犬王の生き様を語り継ぐ友魚、という構図。
平家の話などは理解しようとすると、聞こえてきた言葉を頭の中で漢字変換し、情景を想像しながら、犬王の舞も見る、
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

ウルトラマンの造形、姿勢、動作、とても綺麗だと感じました。なにより慈愛と正義の心が美しすぎて涙が出てきました。
こんな弱くて愚かな人間たちを守ってくれてありがとう。

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

王道の人形ホラー。悪魔の姿がはっきりと描写されていたり、俳優さんの演技も鬼気迫るというよりは戸惑いや不安といった、翻弄されている感じが強いので、怖さレベルは低めな印象です。主演のアナベル・ウォーリスが>>続きを読む

バブル(2022年製作の映画)

2.9

泡まみれになって水没した東京と、そこを舞台に若者たちがパルクールで縦横無尽に駆け巡る、映像美を楽しむ作品でした。

内容については、テンプレ感のあるありがちなキャラ設定にあまり魅力を感じず、話の展開も
>>続きを読む

ばるぼら(2019年製作の映画)

3.0

二階堂ふみの美しい裸体とお洒落な音楽。不思議な世界観。少し物足りないのはなんだろう…

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.2

アクションシーンが本格的!「韓国では部活に入ると…忍耐強くなる」で声出して笑いました。ひとりひとりのキャラも立っていておもしろい。チキン食べたい〜

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.8

鬱映画ということだけ聞いており、覚悟を決めてようやく観賞。噂どおり。

主人公は辛い現実から目を逸らすため度々空想の世界に入り込みますが、それは一時凌ぎでしかなく辛く厳しい現実は何も変わらないし、むし
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

普段は一般人にまぎれて穏やかに生活しているハイスペック主人公が、カフェで出会った少女を助けるため、胸糞犯罪者たちをバッサバッサと葬り去っていく勧善懲悪ものです。

ストーリーもシンプルで分かりやすく、
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.7

派手で壮大な魔法も素晴らしいが、ゴールドスタイン姉妹のお家での生活のような、食器を出したり料理を作ったりといった日常の中に浸透している便利な魔法も素敵だよね、って思いました。
キョドキョドした心優しい
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.0

自分が良いと思ったその感覚をずっと大事にしてほしい。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

脚本の秀逸さは言わずもがな、画面の構図が斬新で強く印象に残りました。

どしゃぶりの雨の中キム一家が階段を降りていくシーンなど、絵的におもしろいなぁと思った印象的シーンの1つでしたが、映画のラストや作
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

初めは、綿密で斬新な計画、大胆な実行、予想外のハプニング、臨機応変な対応、成功の達成感、とスタイリッシュクライムものですが、徐々に求められるものが肥大化していき、精神的に追い詰められていく様子にこれま>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.5

リストをこなしひとつひとつ成長していく主人公。
将来は同じような境遇のインテリの女後輩に、「私もあなたみたいな時期があったわ」なんて言って人生相談にのっててほしいな。

死霊館(2013年製作の映画)

4.1

ホラー映画はちょくちょく観ますが、久しぶりに真剣に怖っ!となりました。

演出がやカメラワークが秀逸で緊張感がすごかったです。また最後も愛を感じるラストで後味も良いです。拍手。

実話を元にした話との
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

熱狂的なエヴァファンではないし、正直よく分かっていないところも多い私ですが、色んな意味で心から良かったと思いました。
ありがとう。お疲れさま。
みんな、前を向いて生きるんだぞ。

下妻物語(2004年製作の映画)

4.5

純心ヤンキーと鋼メンタルロリータの友情という設定考えた作者は天才だと思います。

一般的な良いとか悪いとかではなく、自分の好きや憧れを追求する生き方が、強くてキラキラしていて眩しいな、と思いました。
>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.2

ホラー要素はほぼなくなっており、ハートフルコメディー要素が強くなっていますが、前作同様疾走感がありカラッと楽しく観られました。話もよくまとまっておりおもしろかったです。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.4

全体的に明るくコメディー調な部分が多いので、ホラーが苦手な人にもおすすめできる作品だと思いました。
適度な強弱もありつつ話がテンポよく進んでいくので、観終わった後に爽快感すらあります。
休日の昼に友だ
>>続きを読む

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.9

かぁわいいね!平和だね!
色彩がカラフルでどの場面もかわいいくて、ずっとディスプレイに映してたい…

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

ドンデン返し系サスペンスの名作。
失踪者の捜査をするため、孤島の精神病棟に捜査官である主人公とその相棒が乗り込むところから物語はスタート。
病棟スタッフたちの何かを隠しているような態度に違和感を感じる
>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

埃っぽいささくれた家が、モードのあたたかな絵によってゆっくりとやさしく彩りのあるものになっていく。恋愛映画のようなドキドキはないけれど、一緒にいることで育まれる情が、2人の関係性が、素敵で愛おしいです>>続きを読む

いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.0

おもしろイタリアンコメディ3部作のフィナーレ。
1部2部の伏線もきれいに回収され、全体を通してとてもまとまっていました。ラストというだけあってこの3部目が個人的に一番好きです。
研究者の待遇やドラッグ
>>続きを読む

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.9

3部作の第2作目。前回で痛い目にあった教授たちだが今度は警察に協力することに。前作に続きテンポの良い会話とクセのあるキャラクターたちが安定しておもしろいです。がんばれ!

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.8

3部作の1作目。素晴らしい頭脳をもった大学教授たちの才能の無駄遣い。いかにも大学教授っぽいオタク感全開の不器用なキャラクター達を応援したくなります。会話のテンポもよく、日曜の昼にみたいコメディー映画で>>続きを読む

>|