nkimさんの映画レビュー・感想・評価

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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.0

年頃を過ぎた女性が、毎日当たり前のようにおじさんの身の回りの世話をしながら、酪農業をこなす日常。

見る人の置かれた立場や経験によって、この物語はいろんな意見がでてくるだろうと思う。

獣医になりたい
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プリティ・ガール(2004年製作の映画)

3.0

王子、宮川大輔が参加してそうな耕運機レースで優勝してたな。

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.8

【繰り返された軍事政権、多くの国民犠牲の末ようやく手にした民主主義】

「批判的な側面も多いが、一国の未来を変える為には、様々な犠牲が必要な時もある。朴正煕大統領が日韓国交正常化しなければ、現在の民主
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フー・アー・ユー?(2002年製作の映画)

3.4

アンテナ付きガラケー、分厚いデスクトップPC、モバゲー的なちょっと荒いアバター
いまはもう40をこえたベテラン俳優さんたちの、お肌ピチピチ、でもちょっとダサい若かりし頃がなんだか良い。
当時の若者たち
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0

こないだテレビで「中2に戻りたい。1番何も考えてなくて笑ってばっかりだったもん。」って話している女優さんがいた。こうゆう人とは到底わかり合えぬだろうというモヤモヤと違和感...

自分の感情だけでなく
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花様年華(2000年製作の映画)

4.1

上品で官能的な大人のプラトニック不倫。わたくしこころをぬらされました。

緊張感をより強めるゲストハウスのような共同キッチン。あれは現代の香港でも存在するシステムなのですか?

ステーキシーンがやっぱ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

娘を手元においておきたい過干渉な母親も、大学出たのに地元でバイトしてる兄貴も、周りにいる人たちと重なってしもたなあ。

私の学生時代はあんなふうにキラキラしていなかったし反抗期も無かったけど、離れてみ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.9

いじめられても「からかわれた程度です。男同士じゃよくあるレベルの話だ」って、きっと小さい頃から耐えてきた強くて優しい男。
おまけに放っといてくれというメンヘラちゃんへ卵焼きトースト(なぜか2つ)そっと
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.8

石鹸でキャンプ場を思い出したり、刈られた草の匂いで父を思い出したり、
かくいう私が香りで思い出すといえば、豚肉炊いた時くらい(祖母の手料理)

人が纏う香りのほか、工場の悪臭改善やレザーの香り調整..
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

あの子がよく聞いてた曲がふと流れたり、一緒に行ったご飯屋さんを通るとゾワゾワっとする(悪寒に近い)元カレとやり直したいなんて1mmも思わないタイプの私ですら、ちょっと思い出しただけ。の時たまにある。>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

フランシスみたいな女の子たちきっとたくさんいるだろうけど、みんなそう見えないように頑張って生きているんだろう。20代後半っていろんなことが混濁してる。

思いの外落ち着いてみれた私は、もうその時期をす
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

4.0

長きを共にし別れを選んだ関係や、人生を左右する出来事を経験した関係は、ノスタルジーの一言で済ますには、あまりにも多くの感情と思い出が多すぎるだろう。

あの時、別の選択をしていたら違う未来が待っていた
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アメリカから来た少女/アメリカン・ガール(2021年製作の映画)

3.8

病前のアメリカ生活が思い浮かぶ無邪気なパフェシーン。父だけがいなかった時間を取り戻すような髪染めシーン。暴言吐いて父親にバチコーン叩かれてたけど、どれも家族だなって思った。

旦那を残してまで娘2人を
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レイディオ(2020年製作の映画)

3.6

地方大学に進学し、一人暮らし中と思われる、いわゆるイケテナイ側の男の子。

自分しかいないお部屋なのにイヤホン越しに笑っちゃったり、どうでもいい飲み会の後ご贔屓の深夜ラジオ聴いて耳を浄化したり。
あの
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.9

中盤までこの人は理想とする母性像が強すぎるあまり、子供を手放したのではないかと思いながらみていた...(結局よくわからないまま)

夫に育児全てを放任し立ち去った理由は共感できないけど、母親にも母親で
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ヒッチハイカーKAI:手斧のヒーロー、その光と影(2023年製作の映画)

3.6

「(斧で殴られた)彼もキリストも変わりないだろ」「僕自身が家」なんて言ってたけど、神も信じれぬほど、ホームレスに至るまでの環境はとても過酷だったのだろう。

おだてるだけおだてて、マスメディアの餌食に
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