隼さんの映画レビュー・感想・評価

隼

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.9

ありとあらゆる出会いだとか別れだとか喜劇だとか悲劇だとか、会話や行動の一瞬一瞬全て同じ時の流れの中にあって、誰かにとってかけがえのない夜も、自分にとってなんてことのない夜も、最初の夜も最期の夜も全て同>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

足りない人間たちに殺されないで、愛に満ちた環境で肌を潤して。俺たち全員コットの味方だからと声を大にして叫びたい。キャサリンクリンチめちゃ可愛い

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.6

キューブリックを彷彿とさせるシュールな恐怖感。平常と狂気の連結を感じるとゾクっとする。役所広司の表情はずっと底が見えなくて、安心させてくれない

マーベルズ(2023年製作の映画)

2.7

ニャンコとヘイリーがソーキュートでよかったです

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.1

物語を持たない人々は誰の手に掬われればいいんだろうね。スピルバーグみたいに豊かな感受性もなければ、イーニドみたいに実直な反骨精神もない。これ以上ない環境、恵まれてる自分に嫌気がさす

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

何が悲しくて堪えてる涙。これ以上伸びない身長で見える世界、読める感情は思ってるよりも限られてるのかも。今年の夏はバカンスに行ってビデオを撮りたいな

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.4

純粋な歌と音の力で、雑に鳥肌が立つ。バッググラウンドで流れるストーリーは壮絶すぎて、あまりに理解が及ばない。この歴史に関してはいつまでも傍観者だと思い知らされる。価値観はアップデートされていくもの、未>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.7

あまりに映えないシナリオと、文脈や細かな情緒に重きを置く小説的な展開が、映画にしか為せない表現で作品になってて良い。ただそれでも、このテンション感で170分は乗り切れない。ケツが痛い、かなり

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.6

身体の隅々まで丁寧にじんわりと沁み渡る、柔らかくて暖かなこの感情。どう表現すればいいのかわからないけど、一生わからないままでいたいとも思う。これほど自然な涙が溢れたことない、大切にしたいエンドロール。>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.6

序盤のハイライトに既視感が無いだけ上手くやれてる人生。陽キャの肉を食べて、猛獣の唸り声パンチで老害と爆弾魔をブチ殺します

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.3

スーパーカタルシスセンサーは既にビンビン。頭の中を華麗に通り抜ける横文字はSafariの力を駆使。満点の世界観をありがとうヴィルヌーブ。それにしてもPART 2の映像見せすぎでは..?

サイレントラブ(2024年製作の映画)

2.5

要素盛り込みすぎで大渋滞。令和のキメラロマンス。結果タイトルもあんまりしっくりこないのが致命的。久石譲がサントラ作ってくれて、角野隼斗が演奏してくれてるのに、主題歌ミセスなの何

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.9

デヴィッドバーンがキリアンマーフィーに似てて癖に刺さる。ストシン4のエースナンバー、彼らの曲だったのか。もっとトーキングヘッズを勉強してから観たい作品だけど、どのみち映画館じゃ踊れないんだよな

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

試聴室でのアレでもうお腹いっぱいなのに、答え合わせの茶番まで見せられて。ビフォア・サンライズ・イン・ウィーン、胸焼けのするウディアレンでした

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.8

不徳不徳うるさい宮殿。小物の演技がお上手。マイウェンはハマれなかったけど、終始画が綺麗で上品な映画。なんだデュバリー良いやつじゃん

スナッチ(2000年製作の映画)

4.7

ロックストックほどのカタルシスは無いにせよ、好みド真ん中の群像クライム。ただジャケットのダサさには目を瞑れない。ファイトクラブで鍛え上げてんだこちとら

AFTERGLOWS(2023年製作の映画)

3.7

こんなに眩しくない光は初めて。ライ麦畑に囲まれてるような安らぎが欲しかっただけなんだけどな。何も望まないことでやっとこ得られる幸福なんて要らない。それなら一生悩んで苦しんで落ち込んで、嫌な夢見続けます>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

最早エロくないエマストーンの裸体、シュールな展開も相まってほぼ神話。AIが生成したかのような不気味で出鱈目な世界観も、夢の中みたいでなんだか心地良い。作品全体が内包する狂気を助長する音楽もベリーベリー>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.7

果物を買いに行き撃たれ、果物畑で病に倒れ、果物に囲まれた棺桶で眠る。NYを仕切るファミリーのドンにしては、朗らかすぎたヴィトーにR.I.P.

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

こんな映画が作れる人類に、もっと期待してもいいのかも。二日酔いに白黒の優しさが沁みる

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.9

全てがどうしようもなく愛おしい。無償の満点を差し上げます

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.8

ところどころに確かに感じるイズム。ウェスの日本好きは昔から。ウィルソン兄弟が若い若い

ミザリー(1990年製作の映画)

4.3

丁寧な描写でじわじわと掻き立てられる緊張と恐怖。気づいた時には自分はポールでポールは自分で、ハンマーで足殴られたらそりゃ叫ぶし変な汗も出る。米映画の保安官なんて優秀であればあるほどフラグなんだから、全>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

4.3

退屈しがちな回想もメタにトリップ。最初から最後まで一切無駄なく走りきる構成美。表現ってここまで自由でいいんだなと。愛はいつだって自己完結でなくちゃね

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

「最初から愛してくれたから」って、7歳のセリフにしてはエッジが効きすぎてる。子を大人の武器だと思うなら、その武器にいつか殺される覚悟持たなきゃね。フレッドの引き取りが間に合ってなかったら、イヴリンを殺>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.3

色んなシーンに挑戦を感じたけど、爆発カットインは200色もなかった。魚は知性を宿さないで、いつまでもアホヅラでいて

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.1

終始ちらつくマドリーのエンブレムが不愉快。田所のサイコがナチュラルなの怖すぎるって

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.8

モートになんて絶対共感したくないのに、妙に引き込まれて嫌になる。真夜中のパリや雨の日のニューヨークよりも燦々と晴れ渡る明るいサンセバスチャンの街並み、それなのにそのどれよりも毒っけが強くて救いが無い。>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.2

パジャマがフィットする少年に、フォーマルなネクタイも分厚い聖書も似合わない。ちっこい神様がレコードの上を走るなら、78回転でいじめてやる

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

澄んだ景勝の中に潜む底知れない不気味さと、理解しきることは難しい他人の心情の不快さがリンクする。上手く言い表すことができないけど、それが当然。いっそのことこの世の中、“考える男”だけになればいいのに

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

2.9

チャンス大城さんからサインをもらったことがあります

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.9

モノクロ×4DX、技術の矛盾が楽しい。多少の臭みも白黒だと味。なんだか間抜けな敬礼ポーズ、集団になるとおどろおどろしいからピースとかにしてほしい。熱線だけでいいから+Cで観てみたいな

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

殺し屋の連れには手を出すなとジョンウィックであれほど...。主人公の独白が面白いんだけど、何回かぬるっと耳(目)から通り抜けていっちゃって、ちょこちょこ巻き戻しながら観た。この声質と字幕は相性が悪い

老人Z(1991年製作の映画)

3.5

古き良き作画。第六世代のコンピュータが実在するなら、そりゃ会話したくなっちゃうよズィーちゃんだもの

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