なおきさんの映画レビュー・感想・評価

なおき

なおき

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

原作未読で鑑賞。
なるほど、これは序章で舞台の下地作りと追い詰められていくストーリーなんだな、と前半なかなか進まない展開で気づく。未完結なので見終わっても消化不良なのは納得するべきか。
SFと中世が合
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

ゲームの世界観を無理に改変せずに、というかゲームのまま映画にした感じで最高に楽しかった。マリオシリーズのエッセンスを各所に散りばめて、昔やってた中年世代も思わずニコニコしちゃうし、怖くないキャラばっか>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

独立したお話なので、鬼太郎に詳しくなくても楽しめるのが良かった。個人的には思ったよりグロやスプラッターな描写は少なく、一応その辺りは鬼太郎ブランド故の配慮があるようだ。
特に対人戦のアニメーションがカ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラ映画ってこういうだろ?というのをやってくれた感じがして面白かった。悪く言えば驚きはないが、ストーリーも映像も音楽も無駄の少ない芯のある映画だと思う。

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

2.5

非常に軽い味わいのアクションアドベンチャー。観光地やリゾート地で宝探しの大暴れ、そうはならんやろの連続の展開にツッコみながら気軽に見るのが吉。ゲーム原作だしストーリーが稚拙なのは分かってたが、アクショ>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.0

父を失ったトラウマで屈折してしまったのは分かるが、オスカーのこまっしゃくれ方がどうにも憎たらしく素直に応援できない。ドアマンに対する侮蔑や母に対する八つ当たりは不幸を盾にしてもひどいと感じた。
あの凄
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

最高じゃん!
原作未読でも(だから?)気にならず起承転結しっかり構成されていて物語の完成度が高い。
根拠のない自信、葛藤、成長、成功、挫折、逆襲、許し、色々な要素が現れて、どの場面でも熱くさせられるし
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

映像もストーリーも稀に見るカオス具合で刺激的。これは予想もつかない結末にブッ飛ぶかと思いきや、意外に王道の落とし所にまとまって良かった(岩で終わるかと思った。)
MVも作ってた監督らしいのでアートな映
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.5

前半の展開はなかなかバイオレンスでヒリヒリとした緊張感。覚醒しての無双状態も個人的には痛快。話のテンポも良くて楽しめた。
「全知全能の存在をどう表現するか」なんて斯くも難題だったろう結末は賛否あるよね
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

5.0

1人の父親として感情移入せざるを得ない。ジョンの選択が良かったのか、もちろん誰にも分からないけど、せめてマイケルに愛を伝えられたのは間違ってない。
終始淡々とした映像がリアルで、大袈裟な泣き演技しない
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.0

ガンダムについてはかいつまんだ知識しかないので、固有名詞が連打されるストーリーについては正直よく分からない部分が多かった。しかし、戦闘シーン、カメラワークのカッコよさは飛び抜けていて、ロボットアニメ自>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

映画は90分が良い。ポップな世界観に対して、必要なもの以外は切り捨てるクリエイターの苦悩や狂気、ヘビーなメッセージが刺さる。映画の中の映画という二重構造で主役がシンクロする展開も熱いし、この映画自体9>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

孤島のサイコスリラー。のっけから不穏な空気で緊張感が徐々に高まっていく展開は目が離せない。さあ、ここから謎めいたシェフ、ゲスト、コースの意味が詳らかにされ、伏線回収のカタルシスが待っているんだ…と思い>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.5

二部作の後編。ひたすらバーフバリをアゲる前編と違い、失墜と逆襲が描かれ、面白さが加速する。もちろん、荒唐無稽と言っていいスーパーアクションも健在で楽しいが、華やかなダンスシーンがこの映画の見どころ。デ>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.0

二部作の前編ということで、話を広げて何も纏まらないのでこれだけ観ても中途半端でしかない。前編だけでも完結するようにキリのいいところで一旦オチをつける、みたいなこともないので本当にぶった切り!
見どころ
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.5

撒かれた伏線のピースがハマるように回収される気持ちよさがあり、とても面白かった。脚本というか原作がよく出来ているんだろう。こころ達の環境やトラウマは現実と地続きで感情移入できたし、ファンタジーがすべて>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

インド映画長いんだよな、と思いつつも飽きずに観ることが出来た。ダンスシーンがノリノリで中毒性があるので、次のダンスを欲するようになった自分に驚き。非現実的なアクションに回復の早すぎる肉体はもはやスパイ>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.5

戦場の絶望感、緊迫感が常に漂う暗いテイストながら、美しい海や空、飛行機の映像美に惚れ惚れする。同じように、史実の戦争だけあって不幸も描かれているが、後味は悪くない結末だった。パイロットの人かっこよすぎ>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.5

話の軸にライバルとの対決があるけども、相手陣営にも葛藤があって業界みんなで切磋琢磨している構図になっているのが良かった。ラストも単なるハッピーエンドではなく、劇中アニメのメッセージとシンクロするような>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.0

モリコーネの生涯携わった数々の音楽を映画のシーンと共に堪能できるだけでとても贅沢。あまりに膨大な作品数にそれぞれ短い尺なので、もっと聴かせてくれ!という欲求が積もりまくる。
誰かのコメントに、モリコー
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

3.5

子ども達の歌と踊りが素晴らしく、そのために観る価値はある。お話としては強引もいいとこで、ミュージカルということを差し引いても無理矢理。原作からこんな感じなのかな?

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.5

4DXで鑑賞。
敵対する人間とナビィ族を間を揺れ動く前作に比べると筋書きは大味。基本は追われる展開が続くためカタルシスが少ない。ジェイクは親になって頭が硬くなっちまったな!
ウリである映像は迫力があっ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

本編アニメシリーズの前日譚ということで、ご新規さんにも分かりやすくて○。それでいて、京都校の先輩たちや七海の闘いぶりでファンもニッコリ、バランスよい。
アニメ派からすると乙骨君は初見なのでどんなものか
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アバター(2009年製作の映画)

-

新作を見る前に配信で予習。劇場で見ないとスコアつけるのは相応しくないのだろう。
潜入してスパイするうちに情が移ってしまい板挟みになる展開に意外性はないが、2時間40分の長めの尺で丁寧なストーリー運びに
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

20年以上の時を経て初めてアニメ化された山王戦にファンとしてはオープニングから高まること必至。原作の作画を再現しつつ、漫画では伝えきれない細かい描写をするCG表現に新鮮な驚きがあった。まさかのリョータ>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.0

ビビッドな色彩と洒落た音楽、街に散らばる俳句など独特な雰囲気がいい。スマイルがいい子だからチェリーが惹かれるのは分かるんだけど、チェリーはあまり惚れる要素なくない?もう少し2人の惹かれ合う様を深掘りし>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場公開時以来、久しぶりに鑑賞。
ジムキャリーの動きで一見コメディに見えるが実際はとても寂しいお話。トゥルーマンを取り巻く人々に愛がない。プロデューサーはもちろん、妻、親友、肉親に至るまで誰も彼を一人
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

緊張感がすごい。
実際の事件の詳細は知らなかったので終始ハラハラしたし、これが実話がベースだというのも驚きだ。
人間の心理描写や家族愛といったソフトな要素は控えめだが、実話をあまりお涙目頂戴に脚色する
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

「君の名は。」「天気の子」に続く、新海誠x川村元気の大作では一番好きな作品だった。
誰が言ったか新海誠監督の集大成というのは納得で、過去2作に通じるファンタジーをたぶん意図的に配置しつつ、実際の出来事
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

帆高が抱える家出の背景がよく分からないのと、陽菜の家庭環境に無理があったり、所々強引な展開があるのが気になる。とはいえ、世界を敵に回しても君が好きー!という青春のストレートな勢いに細かいことを言うのは>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

人格入れ替わりものの題材をさらに拡張して壮大なエンタメ作品にした脚本は出色だと思う。新海誠節の美麗な映像は見応えあるし、ヒットアーティストの曲を劇中に大胆に押し出す演出もそういえばなかなか見ないし、と>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.0

料理人の逆転劇というより親子の交流が主題なのかな。
カールがちゃんと話を聞かなくてイライラするのと、それによって起こる序盤のやらかしが痛々しい。元奥さんが嫌なやつかと思ったらデキる普通にいい人で、なん
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.5

日本人にも親しみやすいキャラクターデザインとスピーディーで迫力のあるアクションに中国アニメの隆盛を感じた。霊域や領界といった概念は分かりづらくもあるが、少年漫画に親しんだ人なら難しく考えなくても楽しめ>>続きを読む

シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)

3.0

モノローグがほぼポエムなのでいまいち伝わらない、ヘルメットの白人ばかりで顔の判別が難しいなど、雰囲気でなんとか観た感じ。
自然や動物、少数民族の描写が美しく、戦争の血生臭い世界が際立って映る。

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.0

オチだけクローバーフィールドでズッコケた。
二作目もそうだけど、無理にクローバーフィールドって名前にしなければもっと本筋に相応しいエンディングになったのでは?それにしたって、不可解な事件の原因が結局説
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

2.0

誓約とかチケットとか、誰も知らないルールで強引に話が進められていく。何故か敵が無防備に突っ込んできたり、アクションとしても雑な気がする。

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