このレビューはネタバレを含みます
参考書的に押さえるべきところを押さえている
館のどこかに吸血鬼にさらわれた女がいるのに特に探そうとせず少年だけを連れて躊躇なく放火して去る主人公よかった
すきな映画やゲームや音楽へのオマージュが超盛りだくさんのブリコラージュ状態なので、ついそれを読みとることに熱中してしまうが、わたしは仕事をしなければ!と思った
映像の魅力に溢れている
何本もの映画をいっぺんにみているような気になった
水曜サービスデイの有楽町にて21:00の回をみたのだが、客層をふくめてなんとなく新鮮な鑑賞体験だった
大きな流れに個人の情動が逆走しているようでふしぎなスピード感があった
メロドラマとしてもみれるが
さいごの構図ではこの映画が戦争映画であることが示されているようで、感嘆するしかなかった