ティム・バートンでは『シザーハンズ』の次に好き。カラーなのにモノクロに感じる、古き良きアメリカ映画の趣がフェチい。
イノセントの喪失というテーマが早々に示され、重厚な演技と撮影に支えられてそれを逸脱することなく粛々と展開するドラマに対して、我々はどんな顔をして観賞すべきかどんな感想を持つのが正解か、序盤ですでに想像>>続きを読む
トレーラーが落ちる落ちないで引っ張るサスペンスシーンの謎の長さよ。恐竜絡まないしなんだったんだあれは
たなびく紫煙とペ・ドゥナが美しい。
いかにも衝撃のラストのための衝撃のラストで興醒めた。
良作/佳作/堅実という言葉はこの映画のためにある。めちゃくちゃイイです
膝を抱えて座るケイシー・アフレックを回り込みトラッキングしたショットが恐怖を煽ること煽ること
ジャック・ン脚本作は外さない。地味にホアン・シャオミンのベストアクトなのでは
鮮烈。フィリップ・シーモア・ホフマンの無言演技が最大瞬間風速。『パルプ・フィクション』のような時系列操作は大して効を奏していないが、硬質なサスペンションの心地よさに支えられて巨匠の遊び心として機能し得>>続きを読む
紛れもなく可愛らしく魅力的な広瀬すずなのに邪魔と思わせるのは、子どもに、子どものガワを被っただけのオトナコドモを求める是枝監督の眼差しという雑味のせいなのだろう。それでも傑作、劇場で見逃したのが悔やま>>続きを読む
オールタイムベスト。獅子のようにやって来る早春の嵐に揉まれる近親相姦の兄妹に一見未来はないが、最後にはちゃんと四月が訪れる。盛春の光景にいつも泣く。