アイデンティティって結局は、自分の故郷とか家族とか、オリジナルなルーツを知ることで確立していくものなのだと。
「見上げる空は 碧くても暗くても
愛しくて優しくて」
相手の不幸を願うんじゃなくて、それぞれがそれぞれの道で幸せの形を見つけていく。
そういう事をこの子たちは祈り求めているんだなと思った
「誰かしか手に入れられないのは、幸せって言わない。全ての人が手に入れられるのが、幸せなの。」
「こどもたちにこの世界は生きるに値するんだと伝えるために、僕は映画を作らなくちゃいけない」
ジブリファンとして、色んな意味で安心と衝撃をくらった映画だった。なんともいえない感動が。ただただジブリファン>>続きを読む
再び会うシーンは月影のワルツ
音楽と映像にコンテンポラリー味を感じた
「私ではなく、私の計画を信じてほしい」
「あなたの計画じゃなくて、あなたを信じたい」
大正ロマン✖️ファンタジー
映像の独特な綺麗さとか緩急の付け方とか女性監督ならではの特徴が沢山散りばめられてて納得
「私は何を知っている?
人生で何を感じた?
偽りなく主張できることとは?
すり込まれた脂とフェルト
それが私の故郷なのだよ」
原題をみてやっと消化できた
真実はすべて美しい、、
10年先も、20年先も、
君といれたらいいな
「ただ生きているだけではだめなんだ。
それは生きていないことと同じなんだ。」
「手繋いでって言ったら、明日も覚えてる?」
どこからがセリフで、どこからが現実か、全てが劇場で行われていたことなのか、セリフだと思うと素直に聞ける不思議。久々に小説を読もうと思える映画だった。
「そんな風にやり直せたらいいのにね」
「生まれてくれて、ありがとう」
現実はハードなのにみんなが優しくて穏やかで、ベイビーだけが主役じゃない、この世に生を受けた一人ひとりが愛を受けて施しあって、それ>>続きを読む
だから
子供のころのぼくは
嵐の人生の前の静かな
夜明けのころのぼくは
善や悪のはるかむこうの、あの神秘に
心をひかれたのだった。
「人は、見たいようにしか見ないんだよ」「そしたらまた、どこかに流れ>>続きを読む
穏やかに時は過ぎていくのに、ただ状況だけが変わっていく。何が鍵なのかは掴めないまま淡く進むストーリーにすごく現実味を感じた。きっと、誰もが日常のどこかで言語化できないまま抱えている虚しさと同じだったと>>続きを読む
異物を異物として扱わないこと。
秩序も保ってはまた壊し
地均ししすぎても世界は成り立たなくて、色々なものをただ受け入れて好きを伝えれば、それだけで世界は救われる
難しいことなんて何もない