肉さんの映画レビュー・感想・評価

肉

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市子(2023年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます


まず市子の大阪弁に違和感あり、東大阪の子にしてははんなりしてるというか京都っぽいというかお上品すぎん?あとなんか30前後の女がウチって一人称もあんまなくないか?ウチとか言うん20代前半くらいまでちゃ
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.9

モチーフとなってる社会問題はわかりやすいけどちゃんと落とし込めてない感じするし気持ち悪い不条理描写もなんか安易でつまらん、普通にホラーとしてそこまで面白くなかった 

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

5.0

今年の1発目がゴーストワールドでよかった、私も大概ダメでクソで最低人間な上にメインストリームのものが苦手であること多いしほんま生きるのむずいなと日々思ってるけど、こんな風でしか生きられないしもうまあ仕>>続きを読む

アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

5.0

初めて劇場で観た。ラストが圧巻なのは知っていたけど映画館で観るともうほんまに格別、吃音ないし円形脱毛もないし車椅子の人が立って踊っていて死んだ人はみんな生きてる あと映画館で観ると音楽が良すぎてストー>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

マッチングアプリでこの映画好きって言ってくる男ばかくそ多いがあいつらほぼみんなこの映画の本質をわかってない、お前らはマチズモが無惨に崩れ落ちるラストを観てへんのか?なーにがブラピが男って感じでかっこい>>続きを読む

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

4.2

リベンジホラーじゃなくてジュブナイル 少女の成長譚 めちゃくちゃカッコいいラストに痺れた、パンフ可愛くて分厚いなのに安くて最高!

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.3

ただただミアが救われなさすぎでかわいそすぎやろ
ドラッグのメタファーばきばき
パンフデザイン凝っててよかった
そんなに怖くない、ジャンプスケアは少なめ
犬は無事
オチは好み

ベテラン(2015年製作の映画)

4.5

正月にピッタリの単純明快ド派手勧善懲悪韓国映画、俳優陣が豪華すぎて本当に本当に景気が良いし技巧派達の演技合戦が楽しくて楽しくてしゃあない、最後のみんな大好きマが出てくるとこは何度観ても♡♡♡てなっちゃ>>続きを読む

ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

3.5

ホークさんがおすすめしてたので観た。ハーパーに同情するとこもあるけどあまりにもアビーを蔑ろにしすぎでイライラが止まらなかったな。ハーパーの家族もめちゃくちゃうざいけど最終的にゴリ押しの力技で丸く収めて>>続きを読む

トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

韓国の映画は日本の植民地時代や朝鮮戦争が背景にあることが本当に多くてその時代のあれこれが今も影響強く残してることをあたらめて実感する

女神の継承みたいなことしたかったんかなと思ったけどこっちのが公開
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

関東大震災での虐殺の映画を森達也監督が撮ると聞いた当初、なぜ『福田村事件』をあえてテーマに選んだのかなと少しもやっとしました。ストレートに朝鮮人虐殺を描けばいいのに、なぜわざわざ日本人が朝鮮人と間違わ>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

5.0

私の大好きな性格に難のある女がめちゃくちゃしまくる系ムービーで、完全なるミアゴス劇場やった、前作X元々大好きやったけどパール観たことでさらに大大大好きになったしパールは大傑作なんよ、
これミアゴス劇場
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ブルドーザー少女(2021年製作の映画)

4.0


韓国映画観るたび言ってる気がするけど本当に韓国映画はエンタメ性と社会性のバランスが良すぎる。貧富の差、権力の腐敗や不正、依存症、ヤングケアラー、現代社会の問題を考えずにいられない作りでありながら、父
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.0

苦海浄土を読んでいるので関連作品として観てみた、ユージーンスミスの活動に焦点を当ててるので水俣病の歴史や闘争についてはほんの一部しか触れられてない感はあるけど、これ苦海浄土で出てきたあのシーンか、と思>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

ギャグ漫画日和みたいなシーンめっちゃあって笑った、あとまさかのバディもの、シリーズ化するのかな?みんな言ってるけど私もラッセルクロウが可愛いスクーターで移動してるんめっちゃ好き。パンフに本物の神父がコ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

日本のおじいちゃん監督の限界をみた、ジェンダー観だいじょぶそ?最後あの子が自分の世界に帰る理由がヤバすぎる、監督は、女は出産子育てか他人をケアする役割果たすしか存在価値ないと思ってそう アニメーション>>続きを読む

ニモーナ(2023年製作の映画)

5.0

某怪物なんかよりこっちのがよっぽど良いモンスター映画でクィア映画、さいっこう

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.2

ジェームズワンが関わってるので期待爆上がりしてたけど裏切られず超楽しかった。これぞエンタメホラー。ただホラーやのに全然怖くない、でもミーガンが爆イケすぎて怖くないのも気にならないし本当に推せる。AIや>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

子供の頃から繰り返し観てるアニメ版が好きすぎて冷静な評価できてないの自覚してますめっちゃよかった、吹き替えの歌声もとっても良かったけどハリーの歌声はマジのマジで最高、ハリエル表情もくるくる変わり超可愛>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

やりたいことやメッセージ性はわかる、同性愛嫌悪や差別反対って言いたいのはわかるし、確かによくできた面白い映画なのかもしれない、でも公開前の監督の『これはLGBT映画じゃなくて普遍的な〜』てそういうの散>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

説明を可能な限り省いて観るものに解釈を委ねまってる映画、ところどころに入る父と娘それぞれの状況や心の中が垣間見える描写はさりげなく丁度良い塩梅で、こちらに観客それぞれの『自分の場合』と重ね合わせる余地>>続きを読む

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.7

これ観て被害側にしか自分を重ねてない日本生まれ育ち日本在住日本人、多分この映画の本質理解できてない

ちひろさん(2023年製作の映画)

1.0

えらい都合の良い元セックスワーカー像やな、こんなんマジカルニグロと一緒やんと思ってたらやっぱり男性監督で原作も男性やった、ただのファンタジーじゃ済まず現実のセックスワーカー、ていうか女全体がこういうイ>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

駆け込みで観てきてほんまに良かったこれは映画館じゃないと楽しくないに違いない超面白かった、わたしはやっぱりこういう高尚じゃないジャンルものエンタメ映画が一番好きやしわたしの原点よ、ジャンルものエンタメ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かったけどあざとい
映画好きに向けた『映画モノ』の映画ってことなら、最近観たのやとエンドロールのつづきとかNOPEのが映画への愛を感じて断然良いし、バビロンは映画愛でもあるんやろうけどそれよりチャ
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

5.0


冒頭が、映画業界に入ったばかりの若い女性の、映画への愛とかその業界への希望を感じる明るいシーンなだけに、その後の展開が辛い どれだけ将来有望だったり才能ある女性たちを潰してきたのだろうと怒りを禁じ得
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

2.9

2週間放置はまじでやばい、そら別れることになるわ

伊藤沙莉、河合優実はさいっこうやったしああいうはたから見たらバカみたいなイチャイチャたちも身に覚えあるけど、それでもなんか共感性羞恥で観てて辛かった
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

岸井ゆきの、若葉竜也さいっこう
この監督の映画にしては今回やだみが薄め、でも人間の嫌なとこをこれでもかと描写し続けながらも、そんな人間を見捨ててもいない、愛をも感じるラストは今回もやっぱり健在 安定し
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

5.0

主人公の周りの日本人たちは皆表面的にはいい人で優しくて親切、けど本質は冷たいし他人事やし無知で無神経で無関心で排外的で本当に本当に腹が立つ まあそのひとつひとつがとても日本人らしくはある

労働力や性
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

5.0

プレデターがシンプルに怖いのがまず良い
ほんでプレデターだけは最初から主人公を女だからと見下さずなめず1人のハンターとして対峙してて、さすが誇り高き狩猟民族プレデターさんです!となる、推せる
地の利を
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

予想外にめっちゃくちゃおもろいやんけ、びっくりしたわ…と思ってたら傑作プレデターザプレイの監督さんやった、そりゃおもろいわ!
疑心暗鬼にさせてくれる映画だーいすき
フェミニズム映画でもあり
闘う気満々
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.7

日本の、戦前から今日まで続くレイシズムや外国人排斥の潮流ってまじでクソオブクソすぎるし同じ過ち犯した国でもドイツは本当立派だなと思ってたけど、これ見るとドイツもイメージしてるのより普通に危うくて思って>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

ろう者の女性ボクサーが主人公、やろうと思えばいくらでもエモーショナルに作れる題材やろうにどこまでもハードボイルドやった
劇伴すらないのか・・・と思ったけどろう者にとっては劇伴なんて全ての映画にないのだ
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死を告げる女(2022年製作の映画)

4.0

妊娠、出産、育児、それに伴う女性の労働やキャリアの問題
社会から女に押し付けられる、都合がよく勝手な理想像、ジェンダー不平等な社会構造、妊娠出産の過程には勿論その後の生活にも父親は必ず存在してるはずな
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

体育会系とか運動部ってもの全般がうっすら苦手(学生時代は敵だとすら思ってた)でスポーツ青春モノとかあんま共感できないしバスケのルールもよくわかってないし原作は赤い髪の人が元ヤンで主人公ってことくらいし>>続きを読む

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