あにおさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ジャズ・ロフト(2015年製作の映画)

3.8

ジャズの知識もないし写真も詳しくない。けどこれは非常によくできたドキュメンタリー。当時の写真と音源(とインタビュー)で構成されてるわけで、それだけ聞くと門外漢としてはちょっと退屈そうだし、だったら自宅>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.2

冷静に思い返すとまったくもってどうってことない単純なお話なのだけど、まあとりあえずなるようになる、なるようにしかならん、と何かしら前向きな気持ちにはなれる映画であった。
前半もうちょっと引っ張ると思っ
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僕と彼女とラリーと(2021年製作の映画)

4.3

こんなの(車好きから見たら)ぜってーくだらねえと思いつつ、WRCテストイベントをリアルで見に行った自分としては観ずにはいられない映画だった。そして始まりからもう泣きっぱなし。だって…。悲願のラリージャ>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

久々に観返したけど実に良い映画だ。ただ一点を除いて…
いきなりだとなんだかよく分からない世界観だなあで終わっちゃいそうなので、原作を読んでから観るのが良い。こんなはちゃめちゃな描写をよくもまあ映像化し
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

4.3

良い着地。
2作目で墜落しかかってたのによくこんな素晴らしい3作目に辿り着いたなと感心したが、2だけ制作陣違ってたのか。10年くらいモヤってたがようやく腑に落ちた。教えてくれた誰かのレビューに感謝。あ
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

2.6

えっと…時代とか予算とかの問題を抜きにしたとしてもこれは色々ひどい。脚本か、あるいは脚本を書いた人が読んだ原作本に乱丁・落丁が多々あったようです。まさかプライム版が尺カットされてたりしないよな…?
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ぼくらの7日間戦争(2019年製作の映画)

3.4

タイトルくらいは見聞きしたことがあったけど原作も実写映画も何も知らずにいきなり観た。
うーーん…、テンポが悪いというか、カット割りが間違ってる感は、きっと制作者が原作大好きだからでしょう。このもたつき
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.4

そろそろ映画館行くか…ってタイミングでたまたま見つけて、予備知識ゼロの状態で観た。
うーん、最初の数分はこのしっちゃかめっちゃかな世界観に慣れるのに費やされる。が、ひとたびそれを受け入れてしまいさえす
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エリジウム(2013年製作の映画)

3.5

一流のキャストと予算を使ってキッチリ作り上げたB級映画!と最初から思って観れば楽しめる。
↑私自身がこんなレビューを見てから観始めたかったよ…。と思ったけどこんなレビュー見たらまず観ようと思わないわ。
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エグジット・スピード(2008年製作の映画)

3.4

溢れるマッドマックス感(観たことないけど)…一周いや6周くらい回っておもしろい。この出来で2008年の作品という点が一番びっくり(劇中のカレンダーに「2004」って出てるのを見て一瞬、…は?ってなった>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.3

はちゃめちゃな展開もアニメーションもイイ。キャラもいいし声優ぽくない声もちょうどいい下手さですごくイイ。
けどやっぱりどうしてもCGを好きになれないんだなあ。オズの中の世界をCGで表すのは、天使を描く
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.3

さいしょ観たときいまいちしっくりこなくて、数々のタイムリープものを観かじってきた今ならするっと飲み込めるかも…と思い再鑑賞してみたのだが…。
逆になんか引っ掛かりが多くなってしまった。どこが?と言われ
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.6

嫌いじゃない…けど、誰得?(誰に向けて作ったの?)とは思う。当然自分向けでもないのでなんかソワソワして落ち着かないし。とりあえず美術はとても良かった。
100人中100人の人が書いているとおり、上白ナ
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.0

原作は亜城木夢叶でキャラデは小畑健、メカニカルデザインは東本昌平。
ていうかオマエラ全員ギリギリを攻めすぎだろォ!?宵越しの金は持たねえ主義とはワケが違うの分かってる??なんかいろいろおかしいんだけど
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

マイケル・ジャクソンの「スリラー」が流れ出すのを今か今かと待ってたのについぞ流れず。丸目四灯が繋がった2000年代初頭のメルセデスみたいな顔やりたかっただけの映画。
なんでリメイクしたん(オリジナル知
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

4.9

これは…キュンと来た後に死にたくなる(略してキュン死)鬱映画。
タイトルとあらすじから、IQ低い系のつまらない人間がキュンキュンして高評価してそうなクソくだらない映画だと早合点してごめんなさい。自分が
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

2.6

キャッチーなタイトルとは裏腹の、…で?みたいな非常に薄っぺらい内容。キャストがなかなかに良いし、榮倉奈々顔ちっちゃいなー、単なる整った美人ではなくちょっとクセのある顔立ちが見てて飽きないなー、とか思っ>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

2.1

近年希に見るとまでは言わないけど中途半端に駄作。元ネタのブログも本も知らないけど、これ映画化する必要性あった?いや感動した人もいるようだし大いに意義はあったんだろうけど、退屈すぎて2時間の映画が3年に>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.2

本屋の並びが面白いネタ画像でタイトルだけは知っていたが…。
キャスティング、ちょっと稚拙に感じる演技や音楽や演出やカメラワーク、どれを取ってもみんな絶妙で素晴らしい。向こうに透けて見える原作もきっと面
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

大瀧詠一ぜんぜん興味ないのになんか思わず口ずさみたくなる、そんな映画。あるいは、のんがただひらすら素敵な映画。というだけで評価としては十分なのだが。

綿矢りさ(名前しか知らない。読んだことない)が原
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台風家族(2019年製作の映画)

2.2

ハートフルに振ろうとして失敗し、社会派?とか芸術性?とか何らかの深みや付加価値を持たせようとして更にどうしようもなく大失敗したB級いやC級コメディ。ハハッくだらねえ~と笑えるレベルには到底なく、終盤に>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

2.6

なんか観ててあまり気分の良い映画ではないな。なぜそんなに名作名作ともてはやされているのか疑問。結局“ちょっとだけアレな人”を奇異の目で見る視点で描かれているようにしか思えないのだが。たいていの場合現実>>続きを読む

魔女の宅急便(2014年製作の映画)

1.1

映画としてはゴミだが主役の子だけは良い、というレビューを見て、てきとうに流し観しようかと思ったけど、最初の5秒でどうにも耐えられなくなって、20秒くらいで観るのやめた。内容を観ずに評価するのは愚かなこ>>続きを読む

イントゥ・ザ・ブルー(2005年製作の映画)

3.5

いろんな要素をてんこ盛りにしたテーマパーク的アクションスリラー。退屈せずに楽しめるものの、これといって特筆すべき点もない。
「この映画は美男美女の肉体美をお楽しみ頂くため、邪魔にならない程度の差し障り
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.6

人物の動きとか、CGもここまできたか(手書きアニメに慣れた目で見ても違和感が少ない)、と感心する反面、昔からCGの領分である爆発とか立体カメラアクションとかはまるで進歩していない…いやむしろ退化してい>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.7

当時の人種差別の空気感すら知らんのに、北部と南部との温度差なんて他の映画とか読み物で軽く聞きかじったことがあるかな程度で、こんな映画理解できるはずがなかろうもん。イタリア系の人がどう見られてるかなんて>>続きを読む

愛を読むひと(2008年製作の映画)

2.7

事故とは馬鹿と馬鹿が出会ってはじめて起こることなんだよ的な胸糞映画。本格的に永眠すればいいのに…!
としか思えないが、自分の胸に手を当ててみろと言われると…何も言えませんごめんなさい。

ドイツが舞
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

テンポ悪い…これがピアニストの間の取り方なのか?
嫌いじゃないけど自然音の音質もうちょっとどうにかならないのか…
数百ページを費やして綴った物語の最後の2章だけを映画化したみたいな雰囲気があるけど、中
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セッション(2014年製作の映画)

4.7

やばい、ゾクッてきた…。
音楽って音を楽しむことだろ?なに履き違えちゃってるのこのアホどもは?と思ってたはずがいつのまにかその音楽に圧倒され…。とりあえずこれを胸糞とか頭ごなしに全否定してる奴は人間が
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アウト・オブ・サイト(1998年製作の映画)

3.6

始まった瞬間『オーシャンズ』だなあ…と思ったら監督も音楽も同じ人かよ。ですよねえ。何も知らずに観てごめんね。98年…というほど古さを感じなかった(今の感性に慣れた人にはそうは見えないようだけど)。
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不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼(2012年製作の映画)

3.3

丁寧に作ってあるけど地味な印象は拭えず。ちょっと破天荒な感じを期待させる邦題が良くないんじゃなかろうか。キャラクターとしては悪くないと思うのだけど、同じ名前つながりで例えばジャック・バウアーやジャック>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.7

クリント・イーストウッド枯れたな…。けどそれでもなおカッコイイとかほんとムカつくジジイだ。映画というよりTVドラマ的な感じで比較的淡々と進むのに一秒も飽きさせないどころかじわじわ引き込まれる展開はさす>>続きを読む

キラー・エリート(2011年製作の映画)

3.5

ジェイソン・ステイサムが演じる“実話に基づく”映画にハズレはない。けどこれは“他の秀逸な作品”と比べるとあと一歩という感が拭えない。メインビジュアルから想像したのと違った、というのもあるけど。
ただ7
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PARKER パーカー(2013年製作の映画)

3.5

ジェニファー・ロペスって歌手だと思ってた…(無知すぎ)。全体的にキャラがテンプレすぎるけど、王道としては悪くはない。そもそもがジェイソン・ステイサムありきで企画されたみたいな雰囲気の映画ではある。『ト>>続きを読む

アジャストメント(2011年製作の映画)

3.6

マット・デイモンの懐の深さが垣間見れるけど、設定が中二すぎてうーん…。『ウォンテッド』ほど突拍子もなさすぎてついていけなくなったりはしなかったけど、中二設定とかそういうのは置いといて、とりあえずとある>>続きを読む

ヒア アフター(2010年製作の映画)

4.6

大どんでんサスペンススリラー映画(大嘘)。
興味なかったり苦手だなーと思ってた人が、ほんのひとつの言葉、しぐさ、表情で、あ、ちょっと好きかも、って思えることあるよね。映画も同じ。

なんか妙な題材だし
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