こんなわけわからん編集がされてる映画がアメリカでよく大ヒットしたものだと思う。
わざわざ監督の資質にあってない枠物語にする必要がわからない
陳腐なメッセージに未解決事件だからこその味付けを成功させている。ただ、おなじセザール賞作品としては『落下の解剖学』より二枚は落ちる。
全体としてはダルいところも散見されるが、シーン単位ではなかなかおもしろい。飛行アクションの開放はもうすこし思いきりやっても。
一定程度はおもしろいけれど、やっぱりブロックバスター面するのは無理がある
こういう系の種明かし後に出てしまう歪さを逆に利用して人情を描いているのがコロンブスの卵。
主演の魅力を借りてホームインベイジョンものやリプリーものやブライズヘッドの枠組を乗り越えようとしたけれど、突き抜けられなかった。その努力は買う。
風刺"だけ"で二時間貫けなかったところにそもそも真剣さが足りなかったのではないか
ある意味アンチスポーツ映画なのだけれど、それにしてもカタルシスがなさすぎる。撮り方も淡白。
使い古された題材の舞台立てをちょいといじるだけでこんなにもフレッシュに仕上げた力量