もしも、徐々に脳の機能が落ちて、いろんなことを思い出せなくなって、ついには自分や大切な人のことまで分からなくなってしまったら、それは今までの自分と同じと言えるのか。ーーー長らく自分のなかで答えの出てい>>続きを読む
仕事終わりのレイトショーで観るには刺激が足りず、2秒ほど瞼がくっついて字幕を追えないことが何度かあった。隣の隣に座っていたおじいさん、上映当時も劇場で鑑賞したことがあるのだろうかーなんかは途中から腕を>>続きを読む
恋愛と友情と家族愛と、哲学と倫理と心理学、人種と国境、科学と地球環境なんかのテーマが詰め放題の長編小説を一度に読んでしまった気分...綺麗な起承転結があるわけでもなく、壮大な恋愛ドラマでも、美しい家族>>続きを読む
何度観ても陶酔してしまう。字幕を読まないと詩の内容を理解できなくても、言葉を奏でる声とリズムでその美しさを感じる。訳された日本語の字幕にも、心にすっと入ってくるようなやさしさと心地よさがある。
紙の上>>続きを読む
日本版のポスターがダサすぎてなかなか観る気になれなかった名作のひとつ。作品の雰囲気が全く伝わらない当時のポスターやジャケットのデザインが苦手すぎる...ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブで観るき>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
男を悦ばせることが女の幸せーという母の言葉を聞いて育ち、それが自分の生き甲斐だと信じて疑わない主人公のユカ。そんな母娘に父親の影はなく、ユカが「パパ」と呼ぶパトロンの男は、日曜日に家族サービスをするよ>>続きを読む