matsunoriさんの映画レビュー・感想・評価

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奇蹟の輝き(1998年製作の映画)

4.2

何度も観たのを、ふと思い出した。

死後の世界描写が素晴らしくて。

また観よう。。。

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

4.2

大好きな作品。
定期的に部屋で映す。
ここ数年、離れてたので
タイトルを思い出すのに半日要した。
久しぶりに観よう。

あの、詩のような語りが好きで
籠りたくなると、頭の中に流れ出す。

自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.0

これも子供の頃に観て、ブッ刺さった映画。
長らく私の中に恐怖の象徴として君臨してた。
歳重ねて、もう恐怖ではなくなったけど。

(1954年製作の映画)

4.0

子供の頃にTVで観て、ずっと忘れられずにいる作品。
何十年経っても「ザンパノ!」と呼ぶ声が
私の中に響いてた。

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

3.2

昭和の時代に流行った
ジュブナイル作品みたいで、
懐かしくて面白かった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

久しぶりに満足度高い映画だった。

ドライブも景色も読書も舞台もSAABも好きだからな。

何より運転の上手い愛想笑いのない女が好きだからな。

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.9

この映画を観た当時、
私の住む世界の住人のみんなが
こんな価値観を当たり前に持っている人たちであって欲しいと思った。

私にとって、この映画は
多様性への包容力の話です。

また、観念だけではない、
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地獄の花園(2021年製作の映画)

2.8

1席づつ空けての上映。

満員御礼状態の館内では、私同様
気楽に笑いたい人たちが集ってるのかなーと期待する雰囲気。

ストーリーは、テンプレのアレンジスタイル。
最近、異世界転生モノでこのスタイルが、
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.0

素晴らしかった。

人生という劇場でのフラグ回収がお見事で、鑑賞後のカタルシスが凄かった。

主人公は歳を重ねた女性の一人暮らし。
いい感じに物忘れが増えてきており、
人生を振り返る時間が多くなってい
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

最初から最後まで、内容が充実してて、
面白かったー!

大満足です。

当時、写真集『浅田家』は本屋でよく見かけてました。写真集としては異質だったし、スタイルも独特だったので、気になって手に取った事も
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新聞記者(2019年製作の映画)

-

自分の魂の手綱を放してしまうほど
追い詰められる選択を観た。。。

いろとりどりの親子(2018年製作の映画)

4.0

今まで観た映画の中で、
いちばん幸せを感じた映画かも知れない。

劇中に登場した、
難関辛苦を乗り越えた家族たちが
手にしてる日常の幸せの姿に
一緒に幸せを感じた。


「幸福な家庭はどれも似たものだ
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

-

前半は綾野剛×クドカンと思って微笑ましく観てましたが、

爆発し始めたり音楽のチョイスに、
オッ!とかなってから、

「そうだ!これは石井聰亙作品だ!」
と思い出し、

もう、怒涛の!期待を裏切らない
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銀魂(2017年製作の映画)

2.7

うーん…

後半のシリアスなストーリー部分は
必要だったんだろうか…

前半の、笑いだけに特化した方が、
福田監督起用の意義や
実写化の妙を感じられた
気がしてしまう…

花戦さ(2017年製作の映画)

2.9

人に変容を促すものにタイミングは不可欠だけど、
『美しい』という感動が
この俗世の衣を脱がせてくれるということを
思い出させてくれました。

また、この世界には芸術文化に限らず
人の心もまた美しさを体
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忍びの国(2017年製作の映画)

3.2

予想外に面白かったです。

原作がしっかりしてるんだろうなと。

クライマックスまでは、
ザッツエンターテイメントで
笑いあり、爽快感ありと気持ちよく観てました…が、無門とお国のクライマックスで
初め
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.3

この世界のだれもが、だれかの愛する人

だれもが、だれかの愛する母
だれもが、だれかの愛する父
だれもが、だれかの愛する子供

こんな言葉がぐるぐる頭を駆け巡ります

この映画を観てから
私の日常にし
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.0

人災による事故が起こる経緯がとてもよくわかります。

日常の一環としての仕事では
視野がスゴく狭くなって
その影響力をすっかり失念してしまいます。

大企業のプロジェクトほど
大勢の人間が参加するため
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.1

オーストラリアの御夫婦が素晴らしくて。

今の私には養子を積極的に取るという
発想がない事にも気付きました。
なんて大きな、人生をかけた愛情なんでしょうね。

そして、インドの広大さを列車の移動時間で
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

2.9

原作やアニメとは一線を画して
戦いにクローズアップした作品に観えた

登場する男性がみんなカッコよく見え、
特にプロ棋士のおじさん達が、より、
戦うおじさんとしての姿が色濃く見えて
カッコよかった
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

3.6

MET服飾部門での企画イベント展ドキュメンタリー

キュレーター仕事の魅力が伝わる作品
(大変さも)

今回取り上げたイベントは
「鏡の中の中国」

概要程度の内容なのに、スゴく面白い
なんでかな?
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.0

「私のゴーストが囁くの…」を
こう解釈しましたか…と

それに、ロボットヒューマンドラマにするなら
攻殻でなくても良かったのでは?
結果的に世界が狭くなりましたね
「ネットは広大だわ…」の真逆を行きま
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

吹き替え版を観ることに抵抗があったけど
皆さまのレビューをみて
勇気を出して観てきました。
吹き替え版も楽しめました
ありがとうございます

日本語翻訳で歌うと違和感湧いちゃう歌は
敢えて原曲ママで歌
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.6

『セッション』の監督の、
画面全体四隅にまで
神経が行き渡っている感じは健在でした

大人のミュージカルだなぁ
と思いました

私の感想は以上でしたm(_ _)m

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

2.9

「荻上監督ワールドは決して
ブレることはない」
ということを再確認した映画

ずっと監督の視点でモノを観てる感じ。

キャストは監督の手足や分身にしか
過ぎないので、それ以上でもなく
それ以下でもある
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

2.7

わかりやすく作ろうとされてた分、
解りにくかった

文学やファンタジーでなく
SF的な印象だったので
「これがこうなるということは…」的な
解釈を探りながら観てしまった

ストーリーに対する不完全燃焼
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ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)

2.6

映画館内は少人数でしたが、珍しく
真摯に映画に向き合ってる
人たちばかりで埋められていました

人を選ぶ映画なのだな、と実感しました

道元禅師の言葉ではじまったので
ワンネス思想で展開されるのだと
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

2.9

振り返ってみると、
予告編が一番ワクワクした

ゲーム『ワンダと巨像』みたいなスケール感が好きなので観ました

私的に巨大さを感じるのは登場シーンくらいだったのでちょっと残念でしたが、
巨大生物がそれ
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

2.7

初めての試写会でした

大味な映画でしたが
演者たちの演技は真摯なものでしたし
登場人物の誰かしらに感情移入できるように配置されてました

実話ベース縛りのせいか
脚本・構成に乱暴な感じがして
残念な
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.1

ライアン・ゴズリング、
どんだけ死なないの?と (笑)

思い出し笑いしちゃう。

サクッと、悪漢の息の根
止めちゃったりしてた
ラッセル・クロウが、
相棒の素敵なお嬢さんに
「殺しちゃったら、
もう
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.0

ミス・ペレグリンが美しかったなー

話も、終わらせ方も
児童文学的で分かりやすく
飽きさせず

最後にサクッと流されてしまった、
主人公ジェイクの冒険譚が
すごく気になったけど。
時間的にもこれ以上
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愚行録(2017年製作の映画)

3.0

ありますね、この世界。

兄妹が住んでるその世界、
一流企業勤めの家柄が問われるような価値観の世界。

交わるはずの無い人達が交わったら、
こんな事起きても何にも不思議じゃない。

リアルな世界描写に
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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

2.9

見える人の全能感を
見えない人のコンプレックスから知った

盲人に限らず、
触覚をフル活用する傾向の人は
往々にして肉感的なコミュニケーションを
好むことを思い出した

スノーデン(2016年製作の映画)

3.4

面白かった。

実話ベースなので、
スノーデンお疲れ様〜と思いつつ

今の国家運営の一端が垣間見れて
これもスノーデンのお陰、様様という

半年前に公開されたスノーデンの
別の映画と見較べてみたい気も
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