のんたそりーぬさんの映画レビュー・感想・評価

のんたそりーぬ

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母なる証明(2009年製作の映画)

4.3

盲目的ないきすぎた母の愛。ねっとりと絡みつくような不気味な恐ろしさに支配されるラスト。衝撃。個人的にポンジュノ作品としてはパラサイトより断然おすすめ。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

ウィゴ大好き、ロードムービー大好きなので、もう絶対好きなやつだと見る前から確信してたけど間違ってなかった。
人種やセクシャリティーの差別問題は扱いつつも、何度かクスッとする笑いがあり、ふたりの友情やシ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

ただただ楽しくて、大人達に守られて、愛に溢れていた少女時代が幸せすぎて、周りがいつの間にか大人になっていくことに戸惑い葛藤する。女性は男性の所有物といわれる時代において、少女がもがきながら大人になって>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

あまりヒーロー作品みないけどジェイソン・モモアが主演ならば観なくては。
冒頭のニコール・キッドマンの戦闘シーンから斬新でうぉーなにこれーと興奮。海の中の映像が幻想的でステキ。
ヒロインの方、綺麗な女優
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

自然の厳しい土地に追いやられ、今も奪われ続けるネイティブアメリカンの暮らし。凄惨な事件と美しい雪景色。国からも運からも見放された土地の重苦しい雰囲気。そして殺すおじさんの言動と行動が渋くてカッコいい。>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.9

次々に変わる「プリズナー」
丁寧で緻密に作り込まれたサスペンス。点と点がつながり線になっていく展開に目が離せない。
ラストがまたいい!

メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

にわとりが先か卵が先か。
人類が生き延びる為には対立ではなく共通言語が必要。人種、宗教、国家での対立が煽られる現代への強烈なメッセージ。
この監督の映画は静かだけれどもぐいぐいと引き込まれる引力がある
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.7

ハッピーになれるミュージカル。こういう影がなくて幸せを放出してる映画に癒される時ってあるよね。ジェイミーフォックスの声甘くてキレイだなぁ。

銀魂(2017年製作の映画)

3.2

原作の知識ほとんどないけど大丈夫。片手間に観るのにちょうどいい感じ。

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.6

予想に反して面白かった。作業の片手間に見ようとしたけど途中からガッツリみてた。将軍のくだりは笑い過ぎて涙出た。吉沢亮うつくしや。

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.7

学生時代の友人に会うとその時に一瞬でタイムスリップして、年甲斐もなくはしゃいじゃうよね。
そして、初恋って相手の事をよく知らないまま好きになって、何もしないまま勝手に失恋するよね。分かりみしかないよ。
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.2

胸糞オブ胸糞だけど、存在自体に意義のある映画。映画の中に救いはないけど、この映画が韓国の世論を動かし、法律を変え、事件の再審査が行われたと聞いて少し救われた。
映画が終わった後娘を抱きしめた。

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.6

完全に母親目線になってしまう。
うまくコミュニケーションのとれないもどかしさ、誰とも苦労を共有できない辛さ、息子の成長の喜び。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.1

まず原作にかなり忠実だし、日本人に違和感のない形で日本をここまで映像化するなんて本当にすごい。
沈黙を貫く神とは対称的に煩いほどに鳴り響く虫の声と拷問で苦む信徒の呻き声。
信仰とは何だろうと考えさせら
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.8

うぉー生臭くて泥臭くてそれでいて胸糞な展開!!!上質なサスペンス。韓国版セブンって感じ。
先の展開が読めなくてハラハラする。見たくないのに目が離せない。
犯人がフルポンの村上に見えたのはわたしだけ?笑

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

イミテーションゲームってブレードランナーでやってたやつ??
70年前は同性愛が犯罪だった、情報が戦争を早く終わらせた、50年間国家機密にされてた、近年になってエリザベス女王から恩赦を与えられた、全てに
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.5

可哀想だとは思うけどもそれでも今日もお肉食べてしまう。なんとも業が深いな。
オクジャだけ特別?ほかのブタさんは?
うーん、考えさせられる。
ジェイクギレンホールの怪演。途中まで誰だか分からなかったよ。
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

ドキドキハラハラ、そしてウルウルさせられる。エンタメとして完成されてる。
ウォーキングデットよりも無慈悲に死にまくりでこの思い切りの良さが韓国映画って感じ。
ユンユがカッコ良すぎて心臓射抜かれました。
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.1

基本おじいさん2人がずっと話してる映画なんだけど、めーっちゃ面白かった!!!!
考え方も生き方も全く異なるふたりが対話を通して心を近づけていく様がほっこりする。派閥や考えが異なっても、ふたりとも立派な
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.5

アーミーハマーかっこよすぎない??
あんまり覚えてないけどそれなりに楽しかった。

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.5

やたらメアリー視点の映画だなと思ったら、原題を見て理解。エリザベス側の映画では謀反を起こした人って印象だったけど、メアリーの人間性や苦悩にフォーカスしてみるとまた見方も変わる。
リアリティは無いから、
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.0

もっとドロドロしてるかと思った。あまり緊張感もないし、意外にあっさり。
安定の絵はピカイチに美しいソフィアコッポラ作品って感じ。
ニコールキッドマンが変わらず綺麗すぎて若干怖い。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

予備知識なしで見たのでなんやこれ…って感じでしたが、鑑賞後にキリスト教の解説を読んだら鳥肌立った。
キリスト教の知識ないと理解するの難しいけど、やっぱり韓国映画面白いわ。

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

大切なものは失ってから気づく。
他者を愛せない人生はなんとも味気ない。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

ひとつの映画の中に沢山の物語が詰め込まれてて、観る人の気持ちを明るくしてくれる。展開は王道すぎる感じもあるけど、それが逆によい。え!?ここで踊る!?みたいなインド感と昭和的センスのお笑いはありつつも、>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

4.3

ハンセン病について、病気そのものも、患者の受けてきた差別の歴史も知らなかった。
樹木希林って素晴らしい女優。悲しい辛い思いを幾度となく経験したからこそ他者に対する諦めや優しさが滲み出ていた。
静かで丁
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.2

こちらまで息を潜めてしまう。設定は面白いけど、展開はちょっとありがちな感じ。
10日前に出産した身からすると、あんなに静かに産むなんて無理。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.7

原作のマンガがとても好きなんだけど、キャストも空気感も再現度高い。
爽やかさ1500%
静かで綺麗な映画。

凶悪(2013年製作の映画)

3.7

なんか全てが生々しい。暴力シーンは匂いまで感じそうな勢い。山田孝之と池脇千鶴の夫婦喧嘩は、かみ合うことがなく、絶対に分かり合えない男女の平行線を見てるようだった。
リリーフランキーとピエール瀧の狂気に
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海街diary(2015年製作の映画)

3.4

なにこの美しすぎる4姉妹は…。
ゆったりまったり映像美って感じで好きな人は好きなの分かるけど、個人的には刺さらず。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

家族は血の繋がりだけじゃないと改めて。こんなにも破綻していて嘘だらけの家族だし、周りには決して理解されないけど、お互いを思いやり家族だと呼べるキラキラした時間が確実にそこにあった。

それにしても樹木
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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

4.1

ロードムービー好きは見たほうがいい。
介護や障害をテーマにすると重くなりがちだけど、軽いタッチで旅を通しての成長や心の交流を描いていて、観やすかった。
なんとなく最強のふたりを思い起こさせる設定だった
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

2.5

狂気とシリアスな中によくわからないギャグ?というかポップな表現もあって、それが更によくわからなくさせてる。
なんか個性の強い食材とパンチの強い香辛料をごちゃ混ぜにして煮こんで、めちゃくちゃ独特の料理に
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