鈴木さんの映画レビュー・感想・評価

鈴木

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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

広島ではようやく公開されました
本当に感情に訴えてくる作品です
ストーリーの構成や緩急、見せ方が上手いのでそれだけでも十分引き摺り込まれますが、それに加えて宮沢りえをはじめとする主要キャストが大変素晴
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.6

2017年最初の映画です
「6才のボクが、〜」でハマったリンクレイターの作品で、ようやく広島で公開されました
内容は酒、sex、音楽と少しの野球だけですが、本当にバカで爽快でサイコーな作品でした
本作
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.9

辞書作りを描く上でこの133分は短いようでちょうどよく、心地いいテンポ感です
出版社が舞台ですが、普段取り扱われない一面を見られるのも興味深いです
松田龍平をはじめ、キャストもなかなか素敵です

シャニダールの花(2012年製作の映画)

3.2

黒木華の初主演映画です
個人的にはこの世界観は嫌いではないです

東京オアシス(2011年製作の映画)

3.0

ゆっくり眺めるにはちょうどいいくらいの映画です

海炭市叙景(2010年製作の映画)

3.8

全体的に暗めの作品ですが、海炭市(函館)の雰囲気とぴったりで引き込まれます
海炭市を取り巻く様々な人間模様の交差を描いており、その中でも小林薫のプラネタリウムの話が特に好きでした

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.3

ストーリーのテンポ感やキャスト、作中に登場するファッション、どれをとってもサイコーです
アン・ハサウェイも大変そうでしたが、僕もヴォーグで働いてみたくなりました

台北の朝、僕は恋をする(2009年製作の映画)

3.8

終始にこにこしながら観られる作品です
悪役も悪役でありながらかわいい
ヒロインのアンバー・クォもかわいすぎて頭がおかしくなります

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.1

冒頭の横並びの食卓のシーンとそれを松田優作がぶち壊すシーンが非常に印象的です
宮川一朗太はこの頃まだ子どもでこの作品でのデビューですが、とても良いです

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.6

おそらくアニメ映画の中では一番繰り返し観た作品です
君の名は。のような作品よりは好き嫌いが分かれるものだと思いますが、当時思春期だった僕には本当に響きました(むしろ思春期だったからこそというのもあるか
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.9

暴力衝動に突き動かされる若者たちがどんどん狂気の沼にはまっていく様を今をときめく若手俳優たちが好演しています
柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈はもちろんのこと、村上虹郎の今後も楽しみです
暴力シーンが多く
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シカゴ(2002年製作の映画)

4.1

ミュージカル映画の中でも好きなもの一つです
人殺しの女囚人の話ですが、コミカルなタッチでとても見やすく、これぞ娯楽という作品です
歌やダンスもさることながら衣装や演出も本当に煌びやかで素敵です

ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

3.5

謎の写真家ヴィヴィアン・マイヤーについて扱ったドキュメンタリーで、生前には一つも写真を発表しなかった彼女の正体に迫っていく作品です
写真はどれも本当に魅力的で、眺めているだけで楽しいです
こんな写真撮
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.0

授業で鑑賞しました
中国の京劇の役者を取り巻く物語です
京劇のシーン、特に女形のレスリー・チャンは圧巻であれほど艶かしい男性は見たことがありません
またただの役者の話では終わらず、日中戦争や文化大革命
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.2

ルワンダ虐殺を取り扱った作品で、なかなか楽しく観るタイプのものではないですが、多くの人に一度は観てほしい作品です
最近ではMARVEL映画でよく見るドン・チードルですが、この作品のポール・ルセサバギナ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

今年観た映画の中でも指折りの作品です
ストーリーや音楽、キャストのどれを取っても大好きです
特にDrive It Like You Stole Itのシーンは本当に高まります
映画に加えて、是非サント
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藍色夏恋(2002年製作の映画)

3.9

台湾の青春映画の定番ですね
グイ・ルンメイがとても魅力的です
切ない恋愛模様を描いた作品ですが、観ると高校時代に戻りたくなってしまいます

南風(2014年製作の映画)

3.3

個人的には好みの作品です
とても面白いというタイプの作品ではないですが、台湾旅行をしている気分に浸れて、観終わった後もすっきりした気分になれました

シャークトパスVS狼鯨(2015年製作の映画)

2.0

これぞB級というシャークトパスシリーズのCGの雑さ、しょーもなさが本当に好きです
こういう作品もやっぱり必要です

セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

4.2

一部二部合わせるとかなり長い作品ですが、余すことなく観るべき作品です
あくまでも映画ではありますが、日本と台湾の歴史を知る上でも台湾へ行く際には一度観てもよいかもしれません
種田陽平の美術も本当に素晴
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北京ヴァイオリン(2002年製作の映画)

3.9

中国語の授業で鑑賞しました
中国映画を見始めるきっかけになった作品です
こんな父親になりたいものです

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.4

ジョン・カーニーにハマったきっかけの作品です
アイルランドの情景や作中での音楽にとてもグッときます

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.0

好みかどうかで言えばそこまで好みではありませんでしたが、前を向いて頑張ろうと思える映画でした

あん(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

映画祭で永瀬正敏さんが登壇するということで観ましたが、2015年の作品の中でもなかなか印象に残ってる作品の一つです
どら焼き屋さんの話からハンセン病の話へと進んでいくのは予想外でしたが、上手くまとまっ
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KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年製作の映画)

3.7

台湾の映画館で観ました、王道青春スポーツ映画という感じです
台湾映画ですが、台詞はほとんど日本語で観やすいので初めての台湾映画におすすめです

蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.9

広島国際映画祭で西川美和監督の舞台挨拶とともに鑑賞しました
この物語は西川監督の夢を元にした作品のようですが、なかなか僕はこんな夢を見ません

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

フィクションなのかノンフィクションなのか分からなくなるような映画で、なかなか面白い切り口の映画です
この映画みたくヒトラーが現代にいたらどうなっているのか考えるのも結構面白いです

君の名は。(2016年製作の映画)

4.2

とても良い作品ですが、この作品についてはすでに語り尽くされているのでこの期に及んで特に言うことはないです

エミアビのはじまりとはじまり(2016年製作の映画)

2.8

黒木華を見たくて観ました
ストーリーとしては嫌いではないですが、物語の根幹である漫才やコミカルなシーンのセンスが僕とは合わず、あまりストーリー自体には入り込めませんでした
しかしこの作品を観て以来、前
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

ハリーポッターで育ってきた世代としてはこの世界を再び体感できるだけでとてもテンションが上がります
アリソン・スドル演じるクィニーに惚れてしまったので夜も眠れません
次回作以降も楽しみです

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

戦争映画ですが、それだけではないとても温かい映画です
主人公すずさんの強く、優しいイメージにのんさんはとてもしっくりきます
個人的には広島の人をはじめ多くの人に観てほしいと感じた作品です

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.4

岩井俊二ファンとしては待望の実写日本映画です
岩井俊二作品によく出てくるタイプの女性に黒木華はぴったりです
そして何と言っても「白」がとても美しい
やはりファンなので、贔屓目で見てしまいますが、今年の
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

美術監督の種田陽平の舞台挨拶と合わせて鑑賞しました
密室劇なので、ほぼ山小屋のシーンしかありませんが、3時間飽きさせないのはさすがという感じです
せっかく70mmで撮っているのに、日本では35mmでし
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.2

雨が好きになれる作品です
雨の描写とKASHIWA Daisukeの音楽とストーリーが非常に噛み合っていて非常に心地よい作品です

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