このレビューはネタバレを含みます
映画冒頭の「ハンサムな王子の時代が終わりつつあった頃」という詩から引き込まれた
美女と野獣のラストが幼い時から嫌いだった私にとって、美しい人間の形こそが正義だということを他種に押し付けることをしない、>>続きを読む
空と陸と海の物語。
酷く、恐ろしく、美しく、力強かった。
視覚的には水による恐怖を掻き立てられ、実際に自分が溺れるような苦しさと寒さを感じた。それに加えて戦闘機や銃声、叫び声、不穏な曲による音の恐怖が>>続きを読む
映画が始まる直前から火薬が使われていたのは新しいなと思った
今作もとにかく火薬がモリモリ!そんなに爆破しないだろとか爆破で誤魔化したなとつっこみたくなるシーンが多々あったが監督が楽しそうで何よりだった>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
船と船の戦いが少なめ、突然出てきた意味ありげな魔女について深く掘り下げられない、敵が呪われた海賊たちとややキャラ被りをしていると気になる点も多かった。
ウィルの顔にフジツボがついてるのは魂を天国に運ば>>続きを読む
「ガイリチ監督それ撮りたかっただけだろ」みたいなシーンがいっぱいあったし、「こういうジュードロウが観たかったんだ!」って思いながら観た。
物語を聞かせるシーンの水彩画のようなアニメーション、原作の挿絵にもあったようなダークな鉛筆画などが視覚的にとても美しかった。
涙が止まらなくなるラスト。原作をもう一度読みたくなった。