マさんの映画レビュー・感想・評価

マ

ハロー・アゲイン〜昔からある場所〜

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.7

長くて疲れた...けど、こんだけの時間をかけたなりの説得力があったし、エモーショナルの爆発具合はすごくて、それだけでもこの映画の価値になってると思った。降りしきる雪や、かなり大胆な使い方してる音楽やら>>続きを読む

マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

3.3

KKK出てくるとこでで笑ってしまった。いやほんとにそういう時代だったのかもしれないけど。
終わってみれば印象に残るキャラクターはイケてる白人青年とイケてる黒人青年と妊婦という感じで、それ以外の白人のお
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

3.8

「古き良き」を極めにきてる感じの演出や編集のテンポ。あたふたしてるオーウェンウィルソンを見てるだけでもにやにや出来る。自分はこういう「鉢合わせ映画」がかなり好みかもしれない。

戦争のはらわた(1977年製作の映画)

3.5

低予算感ありありなルックスにこれ大丈夫かなと心配したけど、スローモーションや地形の複雑さなんかも利用して、予算のことをギリギリ感じさせず、最後まで緊迫感ある戦場になっていたのには感心した。入り組んだ地>>続きを読む

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

3.0

あんま集中出来なかった。一生に一度はバーでだべってみたい。

ブラックブック(2006年製作の映画)

3.8

二転三転四転くらいする脚本に普通に騙されてしまった。めっちゃ面白かった。
主演の女優の絶妙な幸薄顔が良かった。溝口の映画的な、たくましい女の人の人生っていう側面もあって見応えがあった。

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.0

信念を貫く人も、時代の波に流される人も、どっちが悪とか正義とかっていう描き方はしてなくて、トランボに関わる誰もが人間臭くて最高だった。脚本、演技、演出がちょい役まで丁寧に行き届いてるというか。この手の>>続きを読む

ザ・ファイター(2010年製作の映画)

3.2

予告編が面白そうだったから前から観たかったんだけど...思ったよりあっさりしてて拍子抜けした。ボクシングそっちのけで喋ってばっかだなと思っちゃった。肝心の試合のシーンをテレビ中継風の画面にしてて、意味>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.9

かっこええ〜。風呂に浸かるシャーリーズセロンの背筋にビビった。オープニングタイトルのステンシル風の文字がダサさギリギリだけど、80年代ベルリンでポストパンクが流れて...な世界観と合わさると全然アリ。>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.5

心療内科でのQ&Aの静かなオープニングから、10分ほどであれよあれよと展開していって、何が何だか分からないままあれよあれよとそのまま100分駆け抜けていってしまった。これは傑作なんじゃないでしょうか。>>続きを読む

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.3

なんつー変な映画だ。設定はもちろん変わってるし、語り口がその変な設定に似合わずめちゃ洗練されてる。たけし映画みたいな殺伐な雰囲気の中、日本のアニソンが流れて、美女が鏡に頭を打ち付けて血を流す...。そ>>続きを読む

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.6

ポールマッカートニーっぽいクストリッツァの顔が良い。動物がまじで生々しい。熊はどうやって撮影したんだろう。クストリッツァがムツゴロウ化している。

ミンボーの女(1992年製作の映画)

3.4

エンターテイメントに徹した作りで安心して観れるし面白いけど、マルサの女を愛する身からすると、あのぞっとするようなキャラクターの心情描写、人の隠してる部分が見えてしまってるような演出のキレキレな感じと比>>続きを読む

ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!(1999年製作の映画)

3.7

『フェリスはある朝突然に』の極悪版。意地悪なユーモアセンスがアレクサンダーペインの後年の作品よりも尖ってて、きつい。自分もこれ観て笑えなくなる日が来そうで怖い。

激突!(1971年製作の映画)

3.7

まじでカーチェイスのみの映画でおどろいたし、思ったより『デスプルーフ』だった。全く同じ道が映った気がしたけど気のせい??
ガソリンスタンドでおばさんがへび飼ってるのが妙にリアリティあるし、それがぶっ倒
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スリ(掏摸)(1960年製作の映画)

3.3

スリの連携プレーは見る価値あり。主人公のスリを正当化しようとする言い訳も良い。

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.9

未成年の保護施設を舞台に、こんなにエモーショナルでも嫌味じゃないのは、とにかく大人も子供も同じ目線に立つことを最重視してたからなんじゃないだろうか。ちょっとうるさいかなって感じの手持ちカメラもそれを表>>続きを読む

グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.6

密室ホラーものということで、てっきりジェイソン的なサイコキラーに追いかけ回される話かと思ってたら、「殺人現場を目撃したパンクバンド」vs「それを隠蔽しようとするネオナチ軍団」という妙にリアリティのある>>続きを読む

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.0

「何がイケてるのか?イケてることはアートの価値とどう違うのか?」的な自意識についてという側面もあった『ヤングアダルトニューヨーク』と似ているところもあり、まともなコミュニケーションが取れなくなった家族>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.2

ウォレス社での尋問シーン、レプリカントの実験、荒廃したオレンジのラスベガス、、、オープニングタイトルの文字の扱いからエンディングまで、かっこいいビジュアルを挙げていったらきりがない。前作との違いはどこ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

後半30分の爆発力がほんとにすごい!垢抜けたミステリックな雰囲気で始まってそれを信じて観てたら面食らってしまった。とは言ってもとにかく笑える。
日本だったらかなりアンタッチャブルだろう題材をこんな面白
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

こんなに分かりきってる展開もないけど、再会のシーンでは結局涙...。キャスティングがどの人も良かった。子役は仕事しすぎてたかなー。
監督、ドローンめっちゃ好きだよね。

殺しの烙印(1967年製作の映画)

4.1

なんだこれは...。スコリモフスキ『出発』ミーツ、ベルイマン『仮面/ペルソナ』とでも言えばいいのか、ていうか引き合いに出せるような知識もないので上手く言えないけど、なんじゃこりゃーと混乱しながらも間違>>続きを読む

アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

3.6

メキシコで撮られたイニャリトゥ監督デビュー作。三つのエピソードがある事件を起点に繋がっていくという『21g』とかなり似た構成になっている。今作はそれぞれのエピソードがつながることそれ自体のカタルシスは>>続きを読む

稲妻(1952年製作の映画)

3.7

父親の違う姉妹の話ということで、暗くなりそうな題材だなと思ったけど、軽快でギャグもあってなんとなく爽やかな印象。末っ子の主人公が感じるストレスの大きさや、すーっとひとり立ちしていく感じ、何とも言葉に出>>続きを読む

小さな兵隊(1960年製作の映画)

3.0

初期ゴダール。思ったより暗かった。やっぱりアンナカリーナのシーンは気合い入ってる感じする。

翼に賭ける命(1957年製作の映画)

3.5

墜落していく飛行機と息子が乗る飛行機のアトラクションの対比が、焦燥感を煽る演出になっていてうおーとなった。メロドラマの美味しいところがまだあまり分かってないが、お金かかってそうな撮影とかヒロインの表情>>続きを読む

マルサの女2(1988年製作の映画)

3.6

前半たっぷりと時間をかけて、地上げ屋ヤクザの恐ろしさを描いて、それを操る三國蓮太郎演じる鬼沢のキャラクターが強烈に印象付けられる。この三國蓮太郎がとにかく最高で、キュートでありながら威厳があって、怖い>>続きを読む

山猫(1963年製作の映画)

2.8

長すぎて何かしながらじゃないと観られなかった。反乱するところ、エキストラいっぱいですげえと思ったが、明らかに演出の行き届いてないやつを発見してしまい入り込めなかった笑。ちゃんと集中して観たらちゃんと面>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.2

テンポ悪い。言葉数少なめで間が空いたカット割りが映画の緊張感につながってるかと言われれば微妙かな...。
近未来の宇宙局のセットは今見るとリアリティに欠ける感じがしちゃうけど、その作り物感が魅力的でも
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イタリア旅行(1953年製作の映画)

3.2

パレードの群衆の波にのまれる中で孤独を感じるのが良い演出になってて、唐突なハッピーエンドだけど嫌な感じはしなかった。ウディアレンこれ好きそう。

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