おもち選手さんの映画レビュー・感想・評価

おもち選手

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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

形が違えど他人への感情の根本はいつも執着だ。かけた手間、費やした時間、勝手に感じた刺激の程度で欲とか恋とか愛とか呼称が変わっていくのかな。そこに客観的な物差しはないし、共通認識できる実態もないから上手>>続きを読む

プレイタイム(1967年製作の映画)

3.7

近未来の世界を舞台にした作品。会話劇は多くなく、映像重視。
字幕をつけることを明らかに端折っている場面も多々あり、会話(人の声)すら最小限に必要な箇所に当て込まれている。

この年代のフランス映画には
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クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006年製作の映画)

3.0

クレしん渾身のホラー演出あり。
食事、会話、笑いながらでも難ないクレしん映画のありがたさ。途中で寝てても許せてしまう今作もそれはそれで良き。

クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010年製作の映画)

3.0

しんのすけの許嫁だという女性が未来から現れ、大人しんのすけがピンチなので一緒に未来へ助けに来て!という話。

未来の春日部は、隕石落下の影響で太陽の光が届かない街になっていた。FF7のミッドガルのよう
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.0

ベルイマン監督はキューブリック、デヴィッド・リンチ、ゴダール、トリュフォー、グリーナウェイ、トリアー監督他に影響を与えているらしい。好きな人の好きな人は好き理論。念願の初鑑賞。

かつての十字軍の騎士
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映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.3

歴代の映画の中でも大人に向けたメッセージ強め。それでいて家族愛が押し付けがましくない良作。そしてぺこの多才感。

女の顔(1938年製作の映画)

3.1

イングリッド・バーグマン演じる主人公のアンナがとにかく美しい。
人生の転機に差し伸べられた手に気付けるか、その手を掴めるかどうかは各人次第。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

2.4

アニメ版で、女子高生が足の痛みで病院に連れて行かれ、恋する相手の前で靴下を脱ぐのを躊躇うシーンがあった。周囲の大人は、彼女が靴下の下に隠れた大きな手術痕を他人に見せることに抵抗があると思い込んでいる。>>続きを読む

ピクニックatハンギング・ロック(1975年製作の映画)

3.5

地質学的にはたった100万年前の新しい噴火の溶岩だと言うマクロウに、100万年も私達を待っていたのねとミランダは微笑む。蓄えられた知識と若い多感な感性、過ごしてきた時間は違えど、物事はみな定められた時>>続きを読む

モード家の一夜(1968年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ロメールの手掛けた六つの教訓、第3話。
今回も、2人の女性と1人の男。
無神教の女、神を信じながらも妻子ある男の愛人となる女、己もまたカトリックであるが欲に従順な男。欲に忠実な割にどっちつかずの態度を
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ヴェロニクと怠慢な生徒(1958年製作の映画)

3.2

家政婦が家から出て行く場面、壁に掛けてある絵と一瞬同じ構図になるのが印象的だった。変な子とラベリングされた生徒とヴェロニクの対話劇の果て、怠惰なのは学生なのかヴェロニクか。

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