ゆういちさんの映画レビュー・感想・評価

ゆういち

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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コミック読んでたから泣けるシーンでやっぱりないてしまった。もし、アニメだけ見て劇場版見てたらもっと凄かったろうな。そこは少し後悔した。無限列車の3Dとアニメならではの技のエフェクトが素晴らしかった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

本人の記憶がない過去が未来になる複雑な概念の中、地球を救うというベタな任務のためにひっちゃかめっちゃか、怒涛の展開。画面の中でも過去と現在が混在したカオスな絵作りは、さすがクリストファーノーラン。一度>>続きを読む

ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ホドロフスキーのDUNEと同じく映画というよりドキュメンタリー。ある意味ホドロフスキー版ミッドサマー、信者?たちによる狂気の儀式。全裸のおっさんがハムスター みたいにじゃれあったり、若い女の子全裸にし>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.2

デヴィッドリンチの恐るべき二重構造。カゴの中の鳥の幸せか野生の厳しさか。エレファントマンの怖さは地獄のような生活から医師によって救われ、しかし貴族階級達の見せ物のようにされ、そんな生き方は結局幸せなの>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.5

音楽も映像も面白い。アメコミ映画なのに。ジェームズ・ガン監督の個性が色濃く出てるマーベル作品の中でも異色な映画。サノスが出てきたり、ストーンが出てきたり、独立したストーリーでありながら後々のアベンジャ>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.4

前作がなかったことにされてるのか、前作から何も学んでないのか、相変わらず映像はいいんだけど内容が全くない。ハーレイ・クインの脚とお腹とアクションを楽しむ映画。ユアンマクレガーの無駄遣いだった、最弱のヴ>>続きを読む

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

追加された。夜の儀式シーンこいつらなら子供も生贄にしかねないから、緩急ついててなかなか緊迫した。ダニーとクリスチャンの別れを感じさせるシーン、その後のダニーの一人だけ置いてかれる夢のシーンの前ふりにう>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

この作品はホラー映画ではないというデマが流れているが、異国の閉鎖された村での90年に一度の祭り、ドラッグに謎の儀式。完璧なホラーじゃないか。冒頭から生々しいし、絶対やばいだろうって状況にどんどん引きず>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

白黒だし、やたら長いし、ところどころ聞き取れない。でも面白い、生々しい。今じゃ日本で3時間オーバーの作品なんか撮れんじゃろうなぁ。正直、刀なんかあんまり本物っぽく見えないんだけど、最後の雨の中どろだら>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

起承転までは怖かったけど、結がいまいち怖くない。赤ん坊かかえたまま、全然逃げないし笑ってしまった。ベテラン勢と若手に演技力の差がありすぎて、一番かわいくて演技うまい子はすぐ死んじゃうし。最初の15分ぐ>>続きを読む

キャッツ(2019年製作の映画)

3.3

家に帰って猫がいないことを今日ほど感謝した日はない。

ルドヴィコ療法に使われてるであろう映画

イレイザーヘッドに続く高熱の時に夢でみそうな作品

監督の名前がトム・フーパーではなくトビー・フーパー
>>続きを読む

死霊のえじき(1985年製作の映画)

3.5

いわゆるゾンビ3部作の最後の作品。軍人、医師、技術者の3つどもえの人間模様が主に描かれている。前2作より、パワーが落ちてるように感じるのはメジャーになったゆえか。バブのキャラクターがかわいくてゾンビの>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.0

なぜテリーギリアムがドンキホーテにこだわり続けたのかはわからないが、25年の情熱のような物はすごく作品からは感じた。現実と妄想。ドンキホーテの狂気があらゆる場所に伝染していくめちゃくちゃな映画。ばりば>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

戦争映画はとことんリアルだったり、人間の残酷さを描いた作品はたくさん見てきたが、こんなに映像が優しい作品ははじめて見た、しかも第二次世界大戦のナチス時代。話の流れに関係なくどこかユニークな登場人物たち>>続きを読む

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

4.2

最近よく見るスティーブンキングの原作映画。何十年も前のベタなホラー映画だから、そこまで期待してなかったけど怖かった。久しぶりに捻ってないどストレートのホラーを見た。つけびの村読んだ後だったから、余計怖>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何て言ったらいいのか、微妙な人間の違和感を積み重ねて突いてくる。お金もちで純粋な家族。貧乏だけど機転がきく一家。娘は家庭教師に恋し、何もかも上手くいきかけて笑えてたのに、ちょっとずつずれてる登場人物達>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シリアルキラー物なのに、殺人シーンがない。事実として、テッドバンディという殺人鬼はいるのに。本当は彼は無実かもしれないと思わせる演出は見事。主人公はどこかユーモアーがあり、証拠は状況証拠ばかり。テッド>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

7.8.9は点のままで線にならず平凡な最後を迎えた。フォースの拡大解釈に、都合よくジェダイもシスも強くなったり弱くなったり。レイもカイロレンも迷いだらけ。パルパティーンは普通に生きてたし。レイもカイロ>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

コミックスも映画も何度も見てるけど、2019年に映画館で観る事に意義がありそうな作品。映像自体は今となってはすごいとは感じないが、古くささは感じず面白い。映画を見るとコミックスを読みたくなり、コミック>>続きを読む

ゾンビ-日本初公開復元版-(1979年製作の映画)

5.0

米国版は何度も見てるけど、劇場で観るのと日本公開版は初。謎の静止画に爆音上映でもないのにうるさい音楽。エンドロールも出ないラスト。ただでさえ、昔の映画なのにレトロ感増し増し。米国版では見た覚えないシー>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かったけど、やや物足りなさも。シャイニングが偉大すぎるゆえか。予告を見て何故か、当時のシャイニングの映像が使われてると勘違いしてたので、微妙に似てるそっくりさん達にニヤニヤしてしまう。不死身の怪物>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

グッドフェローズ、カジノに続くスコセッシ、デニーロ、ジョーペシのギャング映画がつまらない訳がない。もうジョーペシがいつ、ブチ切れるかヒヤヒヤもんで3時間、飽きなかった。おじさんから老人になってまで、殺>>続きを読む

キング(2019年製作の映画)

3.5

英国の歴史はようわからんからなぁ。よくある正義感あふれる若者が権謀術数の王宮に巻き込まれて悩み人が変わっていくって話か。鎧をつけた戦闘シーンのごちゃごちゃした映像は良かった。

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最新の技術を使った、最新のホラー。絵面でおどかしてくれるから何も考えずに楽しめる。思うにペニーワイズはあまりに長く長く生きすぎて、前作で刺激を体験して、誰にも気づかれずにさらに27年生きるのが耐えられ>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.0

途中で何で見にきちゃったんだろうと後悔する。渋谷のハロウィン好きな人は楽しめるかも。最後まで誰が誰だかわからず、ストーリーもなく、ひたすら音楽の中でめちゃくちゃになる(ただし音楽はいい)そもそも、大人>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

主人公達のインパクトが強い反面、物語にはあまり劇的な部分はなく期待してたのとは違ってた。ファンタジーより、リアルな生活があり、それはそれで面白かったが、もっと森でとんでもない事がおこるのかと、二つの世>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.7

前半は不気味な雰囲気でいい感じの怖さだったのに、中盤になると主人公達強すぎだろ、ゾンビ映画かよって、後半はとんでも設定でてきたなぁ。どんだけ地下世界広いんだって冷めつつあったけど、最後の最後に盛り返し>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

5.0

映像も音楽もストーリーも役者も完璧な映画。エンドロールさえ、今みたいにだらだら長くなく最高。当時、キューブリックが劇中の作家みたいに若者から狙われてアメリカに移住し、イギリスでは上映中止にしたって伝説>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

上映前に前作までのおさらいが流れたり、アクションシーンの連続でちょっと3になって子供向けになったか?肝心のルールがもうよくわからなくなってる。にんじゃりばんばん、見終わった後は強くなった気分になれるし>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな陰々滅々とした映画がほぼ満席ってなかなかすごい状況だ。電車の中で殺された3人みたいに良い仕事について、幸せでウェイウェイな人生楽しんでる人達はどういう感想もつのか気になる。香港デモとか子供虐待と>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

最高に面白かった。ブラピが出てようがディカプリオが出てようが、タランティーノは変わらずタランティーノでとにかく、何が面白いって具体的にはわからないけど、気があうって感じ。事件の時、ポランスキーとシャロ>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.5

色々変なところもあるんだけど、主人公の風貌と東大卒のいかにも変人ってキャラクターが良い感じに違和感を消してくれる。登場人物も皆、天然というか、予想をちょっとずつ外してくれて楽しかった。女の子がいい感じ>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.3

デブに不良にガリ勉にオカルトおたくな主人公。できそこないのグーニーズかよって思いながらも。2019年の隣人は誰かもわからない。誰も信用できない感覚と1984年の田舎のコミュニティの感覚と合わさって。後>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーバースの事があるから、ミステリオには騙された。でもかっこよかった。この映画で一つのフェーズが終わるってニックフューリーにも騙された。全然終わった感じがしない。スパイダーマンの3はいつになるこ>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

途中退席続出という昔ながらのあおり。残念ながら私が見た回は1人だけ退席して40秒ほどで戻ってきた。映画鑑賞中における携帯電話はいまや、脅威的だ。ラースフォントリアー監督も過去の作品まで使いながら力が入>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

こんなにも感動しない人間ドラマがあっただろうか。ゴジラとキングギドラが戦ってるのに。ちょろちょろ邪魔何だよ。人間。メラメラの実のラドンさんには、もうちょい頑張って欲しかったが。ゴジラもモスラもキングギ>>続きを読む

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