このレビューはネタバレを含みます
なによりも印象的なのは、映画の中で多くの時間を割いて描かれた、この映画の目的ともいえる第二次世界大戦前のソ連の(当時はひた隠しにされていた)惨状。主人公の暮らすイギリス、また賑やかできらびやかなモスク>>続きを読む
大事なことを大事なことのように慎重に言わず、終始明るいコメディを貫きながら、かならず、どこかのセリフで観る人を元気づけてくれるような、大雑把に見せかけて気の利いた映画だと思った。淡い色使いも好き。
質量をおおいにともなう、体験を擬似的にではなく、できるだけありのままに。時間を短縮せずに、編集せずに、観客に多い被せていく。しかし暴力的ではない。観客は望んでそこにいるのだから。
アマゾンプライムにて。
結構酷評されているが、面白く観られた。あまり演技の下手さが気にならない(わからない)人間だからかも。
セックスシーンが多いだけで、性やセックスの行為そのものが話の核ではない>>続きを読む