ゲロさんの映画レビュー・感想・評価

ゲロ

ゲロ

映画(72)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

プリシラ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マリー・アントワネットを観たことないが、マリー・アントワネットみたいな映像美の暴力の映画と思っていたけど、そういう側面はあるけど、プリシラの生活感の方が気になった映画だった。演じた人が苦労しているから>>続きを読む

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

菊地成孔っぽい音楽で、キリスト的な換喩で、誰も「裏切り」を汲み取れず、20分は長く感じることがこの映画の魅力で、カルロッタを語るも語らず、「自分は傑作のなり損ないだ」みたいなことを言っていた。

枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

この味わいは北朝鮮的だなと思ったらどうもゴダールだった。名画だった。勝ち戦だった。

鯨の骨(2023年製作の映画)

5.0

おしゃれな、映画だった。設定の作り込みとか今しかできないことを渾身の実力で打ち立てていて本当にいいものを見たし、なぜ一週間しか放映されないんだろう、一週間に観に行く人贅沢すぎるだろ、と思った。あのちゃ>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.8

母親が「子供も家畜も似たようなもん」と言っていたがそういう映画だった。ここまで作り込まれたアニメーションは制作現場が過酷だなと思った。家畜に夢を見るチリの素朴な感性に涙が出そうになった。

ママボーイ(2022年製作の映画)

5.0

まさかの展開だった。台湾映画を舐めてた。この役はビビアン・スーにしかできないだろうし、最初は主役の演技あんまりうまくない気がしたけどそれも良かったりする。面白かった。オチも好きです!

美女缶(2003年製作の映画)

5.0

世にも奇妙な物語で知った。ゼロ年代の作品にしては時代錯誤の少ない作品だった。自主制作映画と思っているが、これを超える自主制作映画を知らない。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大学時代に観てたみたいで、完全に忘れてた…
小四が悪人ってことを覚えていて、びっくりした。それ以外は完全に忘れていた。袁世凱と蝶衣が睦み会うのも結構忘れた。
これを大学の先生がわたしたちゼミ生に見せた
>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

5.0

一瞬も退屈しなかった。事前情報にみたエリックが悪人顔だった。思えば昔リトルマーメイドが有色人種で実写化されますと言っていた時、違うキャスト(完成版が個性派の顔なら、その段階でのキャストは美人系統の顔だ>>続きを読む

花子(2001年製作の映画)

5.0

お母さんがまず料理上手で、お母さんがものを食べてるとしぜんと食べたくなった。パソコンで見るに耐える作品だった。花子は好き勝手に生きているので、わたしも好き勝手生きるべしと思った

オマージュ(2021年製作の映画)

4.0

目がくらむような世相の中、安心して見られる映画に出会えて本当によかった。
勢い任せのつじつまが合わない粗いセリフは、この映画の核心に触れるとおのずとわざとやっていることだとわかる。
キャストたちの装い
>>続きを読む

詩人の血(1930年製作の映画)

3.0

ポエジーはなんでも替えがきくけど、それをきめ細やかに映像にしていた。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ベネデッタ役の女優の顔が「いかにも」過ぎて嫌な映画見ちゃったな〜と思っていたら、本当にベネデッタに対して死ねと思うようになったし、実際死ななかったのでクソ映画だなと思った。

「ダニエル」「チタン」「
>>続きを読む

日の丸~寺山修司40年目の挑発~(2022年製作の映画)

3.7

寺山修司の喋ってる映像を見たけど、具志堅用高に似ていた。立派すぎることを言っていながら、説得力がなかった。

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレすると、会社としてのバッドマガジンは死んだが、個人単位としてのバッドマガジンには需要があるみたいだ、みたいなオチなんだけど、個人的には映画秘宝とダブって考えさせられた、会社内の人間模様が琴線を>>続きを読む

まひるのほし(1999年製作の映画)

4.8

しげちゃんが一番気に入ったんだけど、ヘビーな向井秀徳に見えた

人間蒸発(1967年製作の映画)

3.5

寝た。音声がすばらしかった。田園に死すみたいでああいう仕掛けが流行っていたんだろうか

エンジェル(1983年製作の映画)

3.5

エンジェルは味方がほぼ全員死ぬので観ていて悲しかった。その分現代映画よりはわかりやすくて見やすかった。たくさんの女の人のたわわなおっぱいや乳首、更には殺人者役の男の人のセクシーショット満載でかつて人類>>続きを読む

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

2.0

退屈な映画だった。予定調和を埋めるために存在した映画で、逆に言うと映画を作りたくなる映画だった。主人公が打った芝居に金を払ったアメリカ人はいい奴だなと思った。旅とはロマンを体現した映画であったが、予定>>続きを読む

アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

5.0

予想外に面白かった。退屈しなかった。コロナ禍の怒りが原動力なのかな?と思ったけどそうでもない。ゴタールみたいな作り方の映画でゴタールより素直に作ってるからわかりやすくて面白かった。わかりやすいのはわか>>続きを読む

THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~(2022年製作の映画)

5.0

汚いことやってるシーンが最高だった。ラストシーンもあれはあれで素敵(パフェおやじ知らない)

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

2.5

期待してたけど添えてなかった。カーセックスがあんまり映画の中で機能してなかった。ダンサーが実家暮らしだったのは希望だった。ダンサーの踊りが魅力的だった。SFを期待していたがヒューマンドラマ気味だった。

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

監督が岩井俊二に似ていて外国調に見える顔だが、両親を見たらそうでもないことがわかる。しかし、両親のいいとこ取りの顔立ちで、映画もそんな感じだった。
お母さんが「死にたい」と言った時、お父さんは「感謝し
>>続きを読む

ジーザス・クライスト=スーパースター(2000年製作の映画)

2.0

クリスマスにわざわざ見た。キリスト系の学校を出たからには退屈するような内容だった。
推し、燃ゆが推し活について宗教的な意味を込めているのを読んだが、神という言葉が何を指すのかを改めて考えた。かつては超
>>続きを読む

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

4.0

なんとなく気になっていたので見てみたら良く出来てた。美男美女。目の保養

くりいむレモン 魔人形(マ・ドール)(2007年製作の映画)

1.0

AIというジャンルにそもそも興味がない。魔人形というからには呪術的な話かと思ったが全然違った。ある意味呪術的だが。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

面白かった。芥みたいな学生とか今でもいる。学生のパーソナリティが現在にも共通するところがあって、だから三島由紀夫の話も面白く聞ける。三島由紀夫が何を掲げてどういう時代でというのは理解しなくてもいいけど>>続きを読む

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.4

塚地武雅すげーってなる映画だった。あと昔からテレビに出てる役者の良さを感じた。自閉症とは「煮詰まる」のが症状だったんだなと思った。観た感じ悪い気はしない映画

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.5

音楽がショボかった。どうしても「パーティーで女の子に話しかけるには」を連想するけど、それに比べたらショボかった。後半しょっちゅう恋愛の熱で焦げているけどこれもオツだと思う人はいるのかな?個人的にはパテ>>続きを読む

田園に死す(1974年製作の映画)

4.5

途中どうしようもなく退席したくなるくらい退屈な瞬間が何度もあったが、オチが良かった

RPGな妻(2008年製作の映画)

2.0

肝心な時の台詞が壊滅的にダサくてびっくりした。浦井崇がそれなりに見える時もあれば大いにがっかりする時もある。ただ天川るると若菜ひかるがめちゃくちゃ可愛かった。

>|