もぎもぎさんさんの映画レビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

矯正か報復か教誨か、己の欲の解放に暴力がなんの障壁にもならない人間に与えるべきは何か。

アレックスは本作にて、全て味わっているが、そのどれもが彼には意味を成さなかった様である。

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

6分で観れるお手軽映画。

女教授が物理学を化学と呼ばれて、急に饒舌に話し始めた所で、即座にボタン押されるくだりが個人的には1番面白かった。

お互いに空回りして「1分間タイムマシンではない」「多次元>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

劇場版ハイキュー！！ ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞後に何も考えられなくなる。手ブレが多く、カメラワークの荒い撮り方による生々しい質感とミュージカルによるどこか表面的な多幸感の演出との塩梅に、適切な表現ではないかも知れないが吐き気がした。この作品を>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

シックス・センス(1999年製作の映画)

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

タイムループするビッチの話。奸悪な性格がループを経る毎に変わっていき、明日をただ迎えるのではなく、明日を誰と生きるかに考えが変わっていく。登場人物の個性も強烈で印象に残る。展開はやや読みやすいが痛快。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

巨人が支配する星で人類が生きていく話。
この映画を観て多数の人が自身の姿を重ねるのは人間ではなく、巨人だろう。高度な知的生命体はそれ以下の種を支配して良いという論理によって、今の人間の動物への扱いを「>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

夢を追い続ける2人の男女が恋に落ちる話。ラストシーンで夢に生きる2人が、愛に生きる2人の姿を思い描く。その夢と現実のギャップ、出会いのシーンとの対比が特に印象深い。

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

老齢のコーチと諦めの悪い新米ボクサーが出会う話。前半と後半で全く異なる楽しみ方ができる。だが、作品の根底には尊厳や誇りといったテーマが通底している。彼女は誇りによって、ボクシングに傾倒するが、それが彼>>続きを読む

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

ゲイと腐女子が接近する話。
お互いの距離間や関係性が、各々のアイデンティティを伴って刻々と変化していく様が、青く切なく美しい。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

優秀な銀行員が誤認逮捕される話。
自由とは何でも出来る(して良い)ことではなく、希望を持って今を生きることなのだと教えてくれる作品。